熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

浄瑠璃

2010-10-27 06:13:21 | 文章
10月27日(水)、曇り。

寒くなりました。
昨日の最高気温は朝方。
それ以後はだんだん低下して冬が来たような寒さになりました。

写真は、昨日の続き。
昨日の写真の一番左に少し写っていた浄瑠璃の「見台」。
組み立て式で、6つの部品に小さく分解することができ、その箱には「大正何年だったかの墨書」が残っています。

おおきな図柄は家紋。
大根のようですが、大根ではありません。
漢方の高貴薬「丁字」です。
その「丸に六つ丁字」の家紋の周りに「将棋駒」が散らしてあります。
所有者はよほど将棋好きだったのでしょう。
駒は、「安清」。その文字書体が、忠実に描かれています。

浄瑠璃は今では少し馴染みが薄いようですが、昔は愛好者も多かった。
どこかの風流人がこのような見台を作らせて、この前で得意の咽喉を披露したのでありましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726