2017-0723-man2541
万葉短歌2541 た回り2353
た回り 行箕の里に 妹を置きて
心空にあり 地は踏めども ○
2353 万葉短歌2541 ShuF207 2017-0723-man2541
□たもとほり ゆきみのさとに いもをおきて
こころそらにあり つちはふめども
○=出典未詳。
【編者注】「正述心緒」(2517~2618、102首)の第25首。男。
【訓注】た回り(たもとほり=佪俳)[03-0460(長歌)俳佪 直独而(たもとほり ただひとりして)]。行箕(ゆきみ=徃箕)[未詳。一説に明日香村甘橿丘辺]。心空にあり(こころそらにあり=心空在)[12-2950情空有 地者雖践(こころそらなり つちはふめども)]。