2011-1118-man0417
万葉短歌0417 大君の0368
大君の 和魂あへや 豊国の
鏡の山を 宮と定むる 手持女王
0368 万葉短歌0417 ShuB278 2011-1118-man0417
□おほきみの にきたまあへや とよくにの
かがみのやまを みやとさだむる
○手持女王(たもちの おほきみ)=未詳。「河内王の妻であろう。」
【編者注】原文題詞は「河内王葬豊前国鏡山之時手持女王作歌三首」、その第一首。河内王(かふちの おほきみ)・手持女王とも、集中ここだけ。「豊前国」は「とよのみちのくちの くに」。
【編者注-河内王】依拠本の注。「天武紀朱鳥元年(686)正月の条に、新羅客金智祥の饗応接待役として筑紫に下った記事が見える。持統八年(694)四月頃、大宰帥として任地で没。」