2020-0429-man3574
万葉短歌3574 小里なる3319
小里なる 花橘を 引き攀ぢて
折らむとすれど うら若みこそ ○
3319 万葉短歌3574 ShuG591 2020-0429-man3574
□をさとなる はなたちばなを ひきよぢて
をらむとすれど うらわかみこそ
〇=出典未詳。
【編者注】譬喩歌(ひゆか、3572-3576、5首)の第3首。男。
【訓注】花橘(はなたちばな=波奈多知波奈)[「若者たちは<小里の花橘>というだけで、ある女性を共通に思い浮かべることができたのであろう」]。うら若み(うらわかみ=宇良和可美)[「心のうちに若々しく感じられる・・・。ここは、・・・<末(うら)若み>の意」]。
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