2012-1203-man0801
万葉短歌0801 ひさかたの0733
ひさかたの 天道は遠し なほなほに
家に帰りて 業を為まさに 山上憶良
0733 万葉短歌0801 ShuC040 2012-1203-man0801
□ひさかたの あまぢはとほし なほなほに
いへにかへりて なりをしまさに
○山上憶良(やまのうへの おくら)=第34歌、第63歌参照。
【編者注】第800歌(長歌「令反惑情歌一首并序」)への反歌。長歌の「序」は75字と長く、国守の立場から反社会的領民(「倍俗先生」)を戒める内容となっている。
【訓注】[真名仮名全対応]ひさかたの(比佐迦多能)。なほなほ(奈保々々)。家(いへ=伊弊)。業(なり=奈利)。為(し=斯)。