万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1613 秋の野を1473

2015年01月13日 | 万葉短歌

2015-0113-man1613
万葉短歌1613 秋の野を1473

秋の野を 朝行く鹿の 跡もなく
思ひし君に 逢へる今夜か  賀茂女王

1473     万葉短歌1613 ShuD698 2015-0113-man1613

あきののを あさゆくしかの あともなく
  おもひしきみに あへるこよひか

賀茂女王(かもの おほきみ)=04-0556歌参照。脚注以外未詳。
【編者注】題詞は「賀茂女王歌一首」。「秋相聞」三十首(08-1606~1635)の第8首。脚注読下しに、「長屋王が女(むすめ)。母を阿倍朝臣(あへの あそみ)といふ」。左注読下しに、「右の歌は、或いは<倉橋部女王が作>といふ。或いは<傘縫女王が作>といふ。」
【訓注】朝行く(あさゆく=旦徃)。思ひし君(おもひしきみ=念之君)。逢へる今夜か(あへるこよひか=相有今夜香)。



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