2015-0120-man1620
万葉短歌1620 あらたまの1480
あらたまの 月立つまでに 来まさねば
夢にし見つつ 思ひぞ我がせし 大伴坂上郎女
1480 万葉短歌1620 ShuD709 2015-0120-man1620
□あらたまの つきたつまでに きまさねば
いめにしみつつ おもひぞあがせし
○大伴坂上郎女(おほともの さかのうへの いらつめ)=04-0563歌参照。
【編者注】題詞読下しは、「大伴坂上郎女が和(こたふる)歌一首」。「秋相聞」三十首(08-1606~1635)の第15首。
【訓注】あらたまの(荒玉之)。までに(左右二)。夢にし見つつ(いめにしみつつ=夢西見乍)。思ひぞ(おもひぞ=思曽)。我が(あが=吾)。