2018-0820-man2918
万葉短歌2918 おほかたは2730
おほかたは 何かも恋ひむ 言挙げせず
妹に寄り寝む 年は近きを ○
2730 万葉短歌2918 ShuF529 2018-0820-man2918
□おほかたは なにかもこひむ ことあげせず
いもによりねむ としはちかきを
○=出典未詳。
【編者注】「正述心緒」(2864-2963、100首)の第55首。男。
【訓注】おほかたは(大方者)[12-2913凡者(おほかたは)]。言挙げ(ことあげ=言挙)[06-0972言挙、07-1113事上、12-2918言挙、13-3250(長歌)言挙、事上、-3253(長歌)〔4か所〕事挙、辞挙、言上、言上、18-4124許登安気]。妹に寄り寝む(いもによりねむ=妹尓依宿牟)。