万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3903 春雨に3628

2021年03月18日 | 万葉短歌

2021-0318-man3903
万葉短歌3903 春雨に3628

春雨に 萌えし柳か 梅の花
ともに後れぬ 常の物かも  大伴書持

3628     万葉短歌3903 ShuI048 2021-0318-man3903

□はるさめに もえしやなぎか うめのはな
  ともにおくれぬ つねのものかも
○大伴書持(おほともの ふみもち)=08-1480歌参照。
【編者注】巻17(3890~4031、百四十二首)の第14首。「追和大宰之時梅花新歌六首」の第3首。
【訓注】春雨(はるさめ)。柳(やなぎ=楊奈疑)。梅の花(うめのはな=烏梅乃花)。常の物かも(つねのものかも=常乃物能香聞)[「柳が、春雨に誘われたのではなく、やはり例によって梅に誘われて芽吹いたのだ・・・」]。



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