万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌3241 天地を3040

2019年07月10日 | 万葉短歌

2019-0710-man3241
万葉短歌3241 天地を3040

天地を 憂へ祈ひ祷み 幸くあらば
またかへり見む 志賀の唐崎  

3040     万葉短歌3241 ShuG065 2019-0710-man3241

あめつちを うれへこひのみ さきくあらば
  またかへりみむ しがのからさき
=出典未詳。
【編者注】雑歌(3221-3247、27首)の第21首。男。3240番歌(長歌)への反歌。左注に、「右の二首。ただし、この短歌は、或書には<穂積朝臣老(ほづみのあそみおゆ)が佐渡に配(なが)さえし時に作る歌>といふ」。下記注。
【訓注】天地(あめつち)。憂へ祈ひ祷み(うれへこひのみ=難乞祷)[03-0443(長歌)天地乃 神祇乞祷(あめつちの かみをこひのみ)、20-4499安米都知乃 可未乎許比能美(あめつちの こひのみ)。原文三文字の訓に諸説]。志賀の唐崎(しがのからさき=思我能韓埼)[琵琶湖岸、滋賀県大津市辺]。
編者注-「配」】集中3か所出現。01-0024(長歌)是云配于伊勢国伊良虞島者、06-1019(題詞)石上乙麻呂卿配土左国之時歌三首 并短歌、13-3241(左注)右二首 但此短歌者 或書云穂積朝臣老配於佐渡之時作歌者也。保留。



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