万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4061 堀江より3771

2021年08月11日 | 万葉短歌

2021-0811-man4061
万葉短歌4061 堀江より3771

堀江より 水脈引きしつつ 御船さす
賎男のともは 川の瀬申せ  田辺福麻呂

3771     万葉短歌4061 ShuI414 2021-0811-man4061

□ほりえより みをびきしつつ みふねさす
  しつをのともは かはのせまうせ
○田辺福麻呂(たなべの さきまろ)=06-1048歌注参照。
【編者注】巻18(4032~4138、百七首)の第30首。次歌左注参照。
【訓注】水脈引き(みをびき=水乎妣吉)[「・・・ここは航跡。・・・水先案内をする・・・説も・・・」]。賎男のとも(しつをのとも=之津乎能登母)[「水夫たち。熟語として固定していた・・・」]。申せ(まうせ=麻宇勢)[「お仕え申せ・・・。マウスはマヲス・・・より新しい形・・」。ワ行かア行かは、誤伝有無を含めて諸説あり、と依拠本]。



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