万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3564 古須気ろの3309

2020年04月19日 | 万葉短歌

2020-0419-man3564
万葉短歌3564 古須気ろの3309

古須気ろの 浦吹く風の あどすすか
愛しけ子ろを 思ひ過ごさむ  ○

3309     万葉短歌3564 ShuG578 2020-0419-man3564

□こすけろの うらふくかぜの あどすすか
  かなしけころを おもひすごさむ
〇=出典未詳。
【編者注】相聞(3455-3566、112首)の第110首。男。
【訓注】古須気ろ(こすけろ=古須気呂)[地名。「東京都葛飾区小菅あたりか・・・」]。あどすすか(安騰須酒香)[「<あど>は中央語の<いかに>・・・。<すす>は・・・~しながら」。3379安杼可母伊波武(あどかもいはむ)、3487可久須酒曽(かくすすぞ)、20-4386於母加古比須々(おもがこひすす)]。過ごさむ(すごさむ=須吾左牟)[「<・・・過ごす>は<・・・過ぐす>の訛り」]。



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