2020-0421-man3566
万葉短歌3566 我妹子に3311
我妹子に 我が恋ひ死なば そわへかも
神に負ほせむ 心知らずて ○
3311 万葉短歌3566 ShuG581 2020-0421-man3566
□わぎもこに あがこひしなば そわへかも
かみにおほせむ こころしらずて
〇=出典未詳。
【編者注】相聞(3455-3566、112首)の第112首。男。
【訓注】我が恋ひ死なば(あがこひしなば=安我古非思奈婆)[04-0748恋死六(こひしなむ)、11-2592恋死(こひしなむ)、14-3491古非尓思奈武乎(こひにしなむを)]。そばへ(曽和敝)[「未詳。<傍辺(そばへ)>の訛りで、周囲の者をさすか」]。神に負ほせむ(かみにおほせむ=加未尓於保世牟)[「邪心の祟りというだろう」]。
*** 万葉集 巻14 相聞(3455-3566、112首) 終 ***