万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3850 世間の3585

2021年01月25日 | 万葉短歌

2021-0125-man3850
万葉短歌3850 世間の3585

世間の 繁き仮廬に 住み住みて
至らむ国の たづき知らずも  ○

3585     万葉短歌3850 ShuH521 2021-0125-man3850

□よのなかの しげきかりほに すみすみて
  いたらむくにの たづきしらずも
○=作者未詳。
【編者注】第2部(3816-3854、三十九首)の第35首。男。左注に、「右歌二首河原寺(かはらでら)之仏堂裏在倭琴面之(やまとごとのおもてに)」。 
【訓注】世間(よのなか)[「常なく迷妄多き世界」。題詞で<せけん>、歌などで<よのなか>訓。集中に36か所]。仮廬(かりほ=借廬)。たづき(多付)[01-0005(長歌)鶴寸、04-0619(長歌)田付、など17か所]。



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