2016-0303-man2030
万葉短歌2030 秋されば1863
秋されば 川霧立てる 天の川
川に向き居て 恋ふる夜ぞ多き ○
1863 万葉短歌2030 ShuE450 2016-0303-man2030
□あきされば かはぎりたてる あまのがは
かはにむきゐて こふるよぞおほき
○=柿本人麻呂歌之集出(1996~2033、38首の第35首)。
【編者注】「七夕」(しちせき、1996~2093、98首)の第35首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第35首。
【訓注】川霧(かはぎり=河霧)。天の川(あまのがは=天漢)。恋ふる夜ぞ多き(こふるよぞおほき=恋夜多)。