万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0566 草枕0502

2012年04月12日 | 万葉短歌

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万葉短歌0566 草枕0502

草枕 旅行く君を 愛しみ
たぐひてぞ来し 志賀の浜辺を  大伴百代

0502     万葉短歌0566 ShuB480 2012-0412-man0566

□くさまくら たびゆくきみを うるはしみ
 たぐひてぞこし しかのはまへを
○大伴百代(おほともの ももよ)=題詞原文では、「大宰大監大伴宿祢百代等」とあるが、左注に「等」はない。第392歌参照。
【編者注】題詞原文に、大伴百代らが駅使(はゆまづかひ)に贈る歌二首。その第一首。駅使は、「駅馬の使用を許されて都からはせ参じた官使。」
【訓注】旅(たび=羈)。愛しみ(うるはしみ=愛見)。志賀(しか=鹿)。浜辺(はまへ)。