2012-0410-man0564
万葉短歌0564 山菅の0500
山菅の 実ならぬことを 我に寄そり
言はれし君は 誰れとか寝らむ 大伴坂上郎女
0500 万葉短歌0564 ShuB476 2012-0410-man0564
□やますげの みならぬことを わによそり
いはれしきみは たれとかぬらむ
○大伴坂上郎女(おほともの さかのうへの いらつめ)=第563歌参照。
【編者注】「大伴坂上郎女歌二首」の第二首。
【訓注】我に(わに=吾尓)。寄そり(よそり=所依)。誰れとか(たれとか=与孰可)。寝(ぬ=宿)。
【編者注-短歌内数】万葉集第564番、うち万葉短歌内数第500番。