いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

スコット祭

2007-10-25 21:37:20 | うえだんな
みすたーです。

鉱山町では10日ほど前からスコット祭がはじまり、にぎわっております。

いったいどこからやって来るんでしょうねえ、たくさんのスコットさん達が我が家やふぉれすと鉱山の壁に飛来して、埋め尽くさんばかりの賑わい振りです。
これから寒くなるにつれて、さらに賑わいを増していくことでしょうね。

何の話をしているかってね、カメムシのお話ですよ。
山あいの地域に住んでおられる方はね、毎年悩まされていることでしょうね。
でね、鉱山町にやってくるカメの99.9%は「スコットカメムシ」というやつです。

体長1cmくらいで、
茶色くて、
でもちょっと緑がかってキラキラしていて、
触角の中ほどに白い部分があって、
背中の真ん中に白い斑点があるやつがいて、

っていうのが特徴です。

「そう!それそれ!」
って方もけっこういらっしゃるでしょうね。

「そんなにじっくり見てねーよ!!」
って方もやっぱりいらっしゃるでしょうね。

ちなみにね、鉱山町在住のある方から「毎年10月15日からスコットさんたちは集まり始める」と聞いていたんですが、ドンピシャでしたよ。
毎年気温も天気も違うのに、ホント不思議なものです。

とはいえねえ、あまり好かれるやつではないですよね、スコットさんたちは。
というか、カメムシたちは全般的にそうでしょうね、ええ。

でもねえ、実は僕が一番好きな虫はカメムシだったりします。
いや、スコットさんには正直あんまり愛はないんですけれどもね、とってもキレイなカメムシたちがいるんですよ。
南国のやつはそりゃあもう宝石のようですし、ここ北海道にもなかなかに美しいやつや可愛らしいやつはいるんですよ。

そんなカメムシさん他、昆虫に興味のある方は、このサイトをどうぞ。

昆虫エクスプローラー
http://www.insects.jp/

「むし探検広場」は特にお勧めですよ。

ではまた。

ブナ林のキノコ

2007-10-25 17:16:28 | うえだんな
たーぼです。

数年前までは、キノコには興味もなかったのですが、一生懸命調べたりしていると、何でも楽しくなってくるものですね。相変わらずマイブームです。

さて、今日のキノコはブナ林のキノコです。1つ目はこれです。



まっ白くて裏側が針のようになっている、その名も「ブナハリタケ」。実は先日頂きました。もちろん天然記念物の森のではなく、普通の森のですが。においがよくとても美味しいキノコでした。

もう1つはこれ。



図鑑を見ると昨年落ちたブナの実から生えるキノコと言うことで「ウスキブナノミタケ」という名前のようです。写真ではわかりにくいのですが、名前の通り薄い黄色のかわいいキノコです。
ブナの実は本当にあるかな?と思い、地面をちょっとほじってみると・・・


ありました!!


棒の下についているのがブナの実(堅果:ケンカ)です。確かにそこから生えていました。

木から生えるキノコもあれば土から出ているキノコ、種から出ているキノコもあるんですね。
まさに発見の喜び!でした。