いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

シンセイショとかキカクショとか

2009-05-30 22:23:28 | うえだんな
ここのところ、ずっとPCの前に座って
うめきながら作文をしたり、○やら□やらの中に文字を書いて
それを矢印で結ぶような図とかを書き続けています。

元来、外で子どもといかに楽しく過ごすか、
という目の前のことを考え続けてきた私の脳みそは、
遠い未来のことや、それに伴う具体的な計画とか
そういうことを思い描くことが、とても苦手なようです。
やる人がやれば、あっという間に終わるような作文も
ぼくは、
ものすごい時間とエネルギーをかけないとできないんだよな…。

得意ではないです。

やりたいこととできることとは違うんだなあ、とか
好きなことと得意なことは違うんだなあ、とか
そんなことをふらふらした頭のなかで思い浮かべています…。

中学校の宿泊学習

2009-05-27 21:30:57 | うえだんな
昨日・今日と、岩見沢市立緑中学校の
宿泊学習をお手伝いさせていただきました。
会場は、ふぉれすと鉱山です。
93名の生徒の皆さん、7名の先生方、
そしてのべ12名のスタッフが縦横無尽に関わりながら進みました。

生徒の皆さんは、テント泊です。
特別にお借りしたテントを、まるで団地のように張り巡らします。



もう、書きつくせないほどの濃厚で、楽しい、そして何よりも
のんびりとした時間を過ごすことができました。
そして、何よりも、そんなプログラム進行を許してくれた学校の先生方。
もう、ドキドキだったと思います。
ご理解いただき、進めさせていただいたことを
心より感謝申し上げます。
いい経験をさせていただきました。

それにしても、
鉱山町、って、こんなに美しい場所だっただろうか…。
涙が出るような美しい緑。
そして、
いまどきの中学生の子たちの口から
思わず「きれい…」とつぶやいていた、その言葉にも
なんかちょっと、ぐっときてしまいました。

Dの10か条?

2009-05-25 22:07:39 | うえだんな
いや、明日からふぉれすと鉱山で岩見沢市立緑中学校の宿泊学習なんですね。
そこに向けて、鉱山の大橋はっちが準備を手伝ってくれたり、
東川の沢辺よっしーがテントを運んでくれたりと
いろいろと関わってくれています。
(ありがとうございます!)

で、前夜祭というわけではないのですが、
せっかく遠くからお越しいただいた沢辺よっしーをもてなすべく
やきとりの一平幌別店で一杯やりました。

そこで、どういうわけか「ディレクターの技術技能とは何ぞや!?」
という話になり…。
半分酔っぱらいながら(ぼくとはっちはウーロン茶ですが)、半分遊びながら
Dの10カ条なんてものを考え、盛り上がってしまいました。
こんなときぐらい、仕事から少し離れた話をした方がいいんじゃないの?
と言われるかもしれませんが、
それがぼくたちの悲しい性。いやいや、楽しいものです。

どんなのが出たんだっけ…。あ、ノートにメモを取ったんだ。

1.子どもが話を聞いてくれないのは、Dの技量のせいだと思うべし
2.活動は「ギリギリ安全」の幅を広げる技量を身につけるべし
3.プログラムの流れには、必然性を持たせるべし
4.提供するプログラムに対して、納得できる説明をすべし
5.子どもとは、そこそこの距離とそこそこの威厳を保つべし
6.Dは、子どもにとっての大切な情報源であるべし
7.段取り8割、設定勝負!
8.プログラムには、ある程度のエンターテイメントを確保すべし
9.子どもだけじゃなく、周りの大人、スタッフ、施設からも尊敬されるべし

あれ、9つしかないぞ。なんか、いい加減だな…。
あ、あった。

10.究極のディレクションは、なにもしないことである。フィールドが、人的環
   境が、そして子ども自身が自らを促すDを目指すべし

こうやって書いてみると、まだまだ推敲が足りないな。
というか、なんだか甘いなあ。
これ以外にもっと大切なことがあるような気がするし。
大切なのは、その出来はともかく
一度話し合う、ということでしょうか。

・口頭に、「はい」「えー」「まー」と言わない
・しゃべっている自分に酔わない

だんだん、違う路線になってきたぞ。

また、今度更新しましょう。



10.究極のDは、

セミ

2009-05-24 08:32:29 | うえだんな
今、亀田公園の林の中から
エゾハルゼミの鳴き声が聞こえました!

セミ、というと、
本州出身のぼくなんかは夏のイメージしかないのですが、
北海道は、今なんですね。
セミの羽化とかも、各地でみられるようです。
あ、昨日のイエティでも、セミの抜け殻を子どもたちが見つけてました。
(セミの抜け殻を食べようとした子が…)

羽化の様子とか、見せられたらいいなあ。

チビッコ田舎で働き隊!inむかわ

2009-05-23 20:07:39 | うえだんな
今日、雨の中イエティ苫小牧が開催されました。
詳しくはこちら

縁あって、むかわの農家さんのお宅にお邪魔しました。
高田農園、というところです。
まだ茅葺(正確にはヨシ葺き)の家があって、
そこに実際に住んでおられる…なんていうすごい場所です。
私、かつて穂別に住んでいた頃、
このあたりを結構走りまわっていたつもりだったのですが、
こんなところに、こんな家を持つ農家があるのは
全く知りませんでした。

そこで働く高田慎一君に、お世話になりながら
活動を進めました。

イメージは、この春に行われた
いなかで働き隊!の子どもバージョン、です。
子どもたちは、実にさわやかに働き、
事実「助かるよ、ありがとう」とのお言葉をいただくことができました。

一方、やってみて改めて分かったことは、
子どもたちは、「農家に行くよ」「農家のお宅にお邪魔するよ」
と言われても、まったくそのイメージがわかない、ということでした。
まったく、わかない。
今日は午前中は森の中で山菜とり、
午後は農場、だったのですが、
その区別は、小さい子にはピンとこなかっただろうな…。

それぐらい、普段の生活の中に「農的風景」がないんだなあ、ということを
再認識しました。

子どもたちは、田んぼやレタス畑に入る前に、
その手前にある泥んこの水たまりや、用水路が楽しくって…。

でもそれ、いいかも、とか思ってしまいました。
どうしても農家に行くと「収穫させねば」とか
「命の大切さ・食べ物の大切さ」を伝えたいばかりに
「種を植えるところから収穫するまでを体験しよう」
というメッセージが前面に出ますし、
それはとても大切なことだとは思うのですが、
少しブレイクダウンして、
農家の庭先で遊ぶとか、あぜ道で泥遊びするとか、
ぐちゃぐちゃの泥の中を歩いてはまってしまうとか、
そんなことに光を当ててもいいかもしれないと思いました。
「農家庭先あそび」、とでも言いましょうか。
そんな遊びをしているときに「お~い、手伝ってくれや~」
と声がかかって、なんかやって、…
特に、小さい子にはそんなのが自然かなあ、と
感じたところです。


洗濯・洗濯板

2009-05-20 18:41:39 | うえだんな
いよいよ暑い日がやってきましたね。
子どもたちも、より水辺に出かけるようになります。
今日の森っこクラブも、みんなバシャバシャ入っていました。

それはそれで楽しいのですが、
お母さんたちは、子どもたちのキラキラした様子を見て
嬉しい反面、やや複雑な顔をしています。

そう、そのあとは、ドロドロの洗濯ものがやってきます。
「長靴って、濡れないための靴だと思っていた」とは
あるお母さんの素直なコメントでした。

子どもたちは、服を汚して遊ぶのは、楽しい。
お母さんたちも、それはそれでいいと思う。
でも、洗濯は大変。

これを解決できるような
なんかうまい方法はないかなあ。

遊んだあとの川で、おもむろに洗濯板を取りだして
自分の靴下とかを洗うのは、ちょっと楽しいかもね。
ちゃんと落ちはしないだろうけど、
少しは洗濯の負担も減るかなあ。
でも、洗濯板なんてあるのかなあ。

長靴をうまく干すことのできる、長靴専用物干しざお、を
作るか。
確かに、作れるんだよな。でも、ちょっと大変なんだよね。

いろいろと、思いは広がります…。

よきアイデアがありましたら、お知らせください。

アゴ・・・

2009-05-17 18:07:59 | うえだんな
あれほど痛かったアゴ。
今日になって、少しだけ痛みがひいてきました。
昨日までは、本当に痛かったんですよね。

心底、ホッとしました。
もう少し、つきあうこととなりますが、
ともかく、よかった。

シップくん、ありがとう。




イエティくらぶ登別校5月「小幌駅で海岸遊び」

2009-05-16 18:43:16 | うえだんな
イエティくらぶ活動報告ブログに、またもやどうしてもログインできず…。
取り急ぎ、こっちにUPします。

***

はじまりましたよ、お出かけイエティ!
今年は、あちこちへ冒険に出かけます!

手始めに、日帰りであの小幌駅に行くことにしました。
もう、楽しみでしかたないらしく、集まった瞬間に
ぴょんぴょん跳ねまわっています。

まずは、車に乗って洞爺駅まで。
今日は大沼号のデビューの日でもあります。



はじめての子もいたし、ちょっと緊張気味。
でも、おやつを買って、トイレに行って、切符を買って、
ホームについて…。だんだん盛り上がってきたぞ!
今までにない感覚です。
切符なんて、じぶんで買ったことないし。



さあ、いよいよ乗車。
4つ目の駅が、小幌駅。
海沿いの美しい風景が、どんどん後ろに飛んでいきます。
「千と千尋の神隠し」の、あの電車みたい。



到着。トンネルとトンネルの間にある、まさに秘境の駅です。
これ、迫力ありすぎ…。



急な崖を降りていきました。
そう、とっておきのプライベートビーチへご案内です。



子どもたちの眼は、もうギラギラしています。一気に遊び始めました。
なんたって、面白そうなものばかりですから。
ぼくたちの出番なんて、ありゃしません。

  

潮がひいていたので、奥まで行けます。
潮だまりも、楽しくてしょうがない!

 

誰が言い出したのか分かりませんが、コンブ干しが始まりました。
気分は襟裳岬。

  

実際に乾き始めたコンブは、実にうまかった!

最後はみんな、服のまま海に入っておりました…。
気温が高かったから、かえって気持ちよかった。



お昼ごはんは、お弁当+ギョウジャニンニクのおひたし。
採れたては、うまかったなあ!甘いんだよね~。



海と山、いっぺんに楽しむことができました。

まあまあ、ずっと遊びっぱなし。
虫が多かったのは、ちょっとわずらわしかったけれど、
遊んでしまえば、全然気にならなくなります。
とにかく、ずっとず~っと遊んでおりました。
好きなことを、好きなだけ。

そんな子どもたちの姿を見ていると、
「本物」の自然は、
子どもたちを確実に促してくれることが実感できますね。
そして、子どもたちと、こんな素晴らしい自然の中で共に過ごすのは、
本当に幸せです。

ホントは他のところにも行きたかったのだけれど、
あまりにも遊びすぎて…。タイプアップ。
電車に乗れなかったら、さすがにまずいからね。
今日いけなかったところは、今度だな…うふふ。

看板の前で記念撮影。道のりが険しいので、ややお疲れぎみかな?



満ち足りた気分で、電車に乗ります。
この、面白かった時間を振り返る時間こそ、幸せな時間。
電車って、そういう時間を過ごしやすいステキな乗り物ですね。



ということで、日帰りの旅は無事終了しました。
あっという間のような、3日間ぐらいいたような…。

また、みんなで出かけようぜ!

ボランティア募集

2009-05-15 21:17:04 | うえだんな
いぶり自然学校では、
「イエティくらぶ」や「かめっCoくらぶ」など、
さまざまな子どものための自然体験活動を
展開しています。

その活動は、子どもたちだけでなし得るものではなく、
様々な年代や立場の方が「関わる」ことで
より意義深いものになると思っています。

つきましては、
子どもの自然体験活動に関わってくれるボランティアを
随時募集しております!
平日、あるいは土日、長期休みなど、
皆様の御都合に合わせて
参加いただけます。

子どもの自然体験活動に興味がある、という方、
将来そういう活動をしてみたいという方、
自分自身が自然ともっと触れ合いたいという方、
ぜひお声掛けください!

詳細・お問い合わせはいぶり自然学校まで 

イエティ前夜

2009-05-15 19:49:57 | うえだんな
今年度最初のイエティくらぶ登別校が、明日始まります。

今年は、少しコンセプトを変えました。
登別校、と言っていますが、登別からどんどんと
あっちこっちに出かけてしまうのです。

そんな「冒険」とか「旅」という、だれもが一度は憧れる言葉を
本気でやってみよう、と思っているのです。
そんな「おでかけイエティ」を、今年はやります。

ぼくたちも、行ったことがない場所、あるいは
連れて行ったことがない場所に行って、
ぼくたち自身が「ドキドキ」したいんですね。
そうじゃないと…、その場全体が、楽しくないような気がします。

だから、今までやったことないこと、行ったことないことを
一緒にやりませんか?
楽しいと思いますよ!

…と、イエティ前夜、一人盛り上がっているのですが…。
ちょっとしたアクシデントで、
アゴを痛めております。
耐えがたい痛みと闘っております…。
痛い。マジで。

シップくん、頼むよ。