いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

2011-11-29 11:49:33 | うえだんな
1時間勝負で積みこんだ薪を、
1時間勝負でおろし、軒下に積み上げました。



けっこう頑張るのですが、
意外と積めないものです。
もっとうまいやり方があるのだろうけどね。

真冬、1か月分ぐらいかなあ。
確かに灯油代はかかりませんが、
労力はかかります。
「薪は、木の脂が燃えるんじゃない 人の汗っていう脂が燃えるんだ」
って、どこかで読んだことがありますが、
まさにその通りですね。

最近、家の軒先に薪がうずたかく積まれている家をみると、
大変だったろうなあ、とか、これだけあればさぞや心豊かであろうなあ、
と思ったりしてます。


穂別地区での打ち合わせ

2011-11-29 02:00:52 | うえだんな
今日は穂別でのミーティングでした。
多くの案件を一つ一つ確認し、共有を図っていきます。
それにしても、穂別の皆さんは本当に刺激的で、おもしろいです。
みんな前向きに仕事を進めていく人たちなので、
どんどんとアイデアが生まれてくるんですね。
なので、アイデアがアイデアを生み、
「それ、いいねえ!」「今度、いや明日、やろう!」
と即断即決即行動でモノが動いていくのです。
こういう仕事、本当に面白い!

スケーティングファシリテーター

2011-11-24 11:28:35 | うえだんな
自然学校の本業とはちょっと外れるかもしれないのですが、
いぶり自然学校は苫小牧市にあります。
ニセコや大雪山のように、
雄大な山裾にゆったりとしたシュプールを描くような
スキー場はないのですが、
スケートリンクは5つもあります。
そんなスケートも苫小牧という町を作り出している
ひとつの重要な要素だと常々感じていました。

そこで、ちょっとしたお声かけを頂きましたので
行ってきました、白鳥アリーナ。
幼児の皆さんとスケートをたのしみました。
そして、窓越しに見ただけなのですが、
「カジュアルホッケー」の活況なこと!

かねてより「あんなのがあったらいいなあ」という
仕組みを、体育協会の皆さんが見事に形にされていました。
いやあ、すごいことです。

ちびっことスケートをしながら考えていました。
スケートのコーチはいるんだけど、
スケート遊びを展開できる人は、いないなあ。
あ、いや、昔一人いた!
その人…じゃないそのお方はものすごい偉人であるので
ぼくらのようなものは足元にも及ばないのだけれど、
彼らが培ったノウハウや「魂」の部分を
今の時代にうまく合わせていったら
ちょっとおもしろいかもしれないなあ。
「スケーティングファシリテーター」。
うっ、ちょっとカッコつけすぎ。
でも、言いたいことはそんなこと。

ずいぶん前ですが、王子製紙の名選手であった方が
「苫小牧において、スケート・ホッケーは伝統芸能だ」と
言っているのを聞いて、大層納得したことがあります。
競技スポーツとしての視点はもちろんですが、
スケートとかホッケーとかに別の角度から光を当てると
すごいことになるんではないか、
と思ったらちょっと興奮してきました。

ぼくなんかが語るなんてとんでもない、
苫小牧のスケート文化。
諸先輩方の培ってきた偉大な軌跡に敬意を表しつつ、
何か面白いことできたらいいなあ、だなんて
勝手に思いをめぐらせた一日でした。




おそであそぼ・ちょこすく11月

2011-11-22 15:41:31 | やまちゃん
白老町で子育て活動を展開している
NPO法人お助けネットさんの活動へ行ってきました。
お天気が危ぶまれることが多く、今週末も雨の予報でした。
しかし、当日は青空が見えているではないですか!
このお天気パワーはすごいとしかいいようがありません。

今回は、乳幼児と小学生合同のおそとあそび。
そして、すくすくの森でおまつりです。
日曜ということもあって、お父さん率も高いですね。


森のおまつりなので、屋台が並んでいます。
「ハンモックやさん」
「まるたギコギコやさん」
「ポニーやさん」
「たきびやさん」
「一輪車ぷーるやさん」

でも、お店で遊ぶためには森のお金が必要なんです。
金額もはっぱ3種類・かわいた枝・おおきなはっぱ。。。と
それぞれ違います。

森へお金を探しに出かけてから好きな屋台へ遊びに行ってみよう!
遊ぶとシールがもらえて、集めるとさらにいいことがあるみたい。


ハンモックやさん、大人気です。かなりの常連さんがいました。


まるたギコギコやさん、行列ができております。
のこぎりでギコギコ。木メダルをゲットです。


ポニーやさんも行列ができています。
親子で楽しんでいます。ぱくぱく畑のにんじんごはんには、
お馬さんも大喜びだったようです。


たき火やさんは、お母さんたちに人気が高かったですね~。



一輪車ぷーるやさんは、女の子がせっせと落ち葉を集めて
います。水のかけあいっこではなく、落ち葉のかけあいっこ
で大盛り上がり!

すると。。。落ち葉でニンジンや大根が見えなくなくなってきたので、
これはマズイということで
ニンジン、大根探しが始まりました。


どこだ!どこだ!!と探していろんな形のニンジンを発見!


来年もおいしい野菜ができますようにと、ふか~い穴を掘って
プールの落ち葉を埋めようか。

みんなお気に入りの屋台を見つけて、常連さんとなって遊んでいます。
シールは集まったかな?


ぱくぱく畑の野菜のおみそ汁をゲットです!
いっただきま~す。あたたまるね~。

普段の遊びにお店屋さんというスパイスを加えただけで、
そこには、いつもとは雰囲気の違う楽しい空間が。
おまつり、屋台っていう名前だけでも何だかワクワクしますもんね。
残りの秋を大満喫した森のおまつりでした。

講演会

2011-11-17 20:05:15 | うえだんな
なんと、今日は講演会の講師として呼ばれ、
1時間30分、150人の前でお話させていただく、という
身に余るほどの大役を果たす、という日でした。

苫小牧市内の幼稚園PTA連合会の研修会です。
9割9分が女性。しかも、ぼくとあんまり年齢の変わらない方々。
それだけでも緊張するじゃないですか。

そして、苫小牧市長の挨拶とか、連合会会長の挨拶とか、
「ここで、講師の略歴を紹介させていただきます」とか。
本格的な、ガチンコ講演会です。

1か月前から、この日のことを思い浮かべては
「どうしよう」「どうしよう」と考え、悩んでいまして、
悩んで考え抜いた割には、相変わらずの出来栄え…です。

でも、そんな私のヨタ話にお付き合いいただき、
耳を傾けてくださった皆様には
本当に感謝の言葉しかありません。ありがとうございました。
お越し下さった方にとって、1ミリでも、何かの役に立ってくれれば、
私は十分シヤワセであります。

めったにないのですが、それでもたまにある、
今日のような講演活動。
なかなか練習する時間がないのですが、
大勢の前でうまく立ち居ふるまえるようになりたいものです。

そう考えると、
この前の養老孟司氏の講演は、すごかったな。
そんな、ヨウロウさんと自分を比べてる段階でアウツなのですが。


そうか!このにおいか!

2011-11-14 14:04:36 | うえだんな


今週の木曜日、ちょっと人さまの前でお話をさせていただくために
ヒグマの毛皮を
ぶな森から借りてきました。

つい先週、解体されたばかりの子どものクマの毛皮です。

今、ベランダで干してますが、
そう、まだ・・・においがします。
(近所迷惑になるほどではないです)

なんていうんだろ、
ずっと屋外で飼っている
でっかいシベリアンハスキーとかのにおいっていったらいいのかなあ。

そうか、この「におい」こそ、ヒグマと人がうまくやっていくカギかもしれないな。

森に慣れている人は「ヒグマのにおいがしたら逃げろ」っていうけど、
そんな、ヒグマのにおいなんてそんなに嗅ぐことはできないからな。
ちょっと抵抗があるかもしれないけど、
このにおいを経験しておくのは、いいのかも知れない…。

興味のある方、一度見てみたいという方は
ご一報ください。

ぐっと寒くなりました

2011-11-09 21:54:42 | うえだんな
ここにきて、ぐっと冷えましたね。
いぶり自然学校の店舗スペースの薪ストーブを
ガンガン焚いてみました。
そしたら、けっこうあったかかったな。

そしたら、近所の子がやってきました。
お話迷路をやってます。



今日はひかりの国幼稚園「森っこクラブ」だったのですが、
突然、グランドに大型バスが入ってきました。



なんと、広島県の高校生たちが
修学旅行でひかりの国幼稚園の視察に来たのです!!!!

これ、かなり驚異的な衝撃的な出来事です!
インターネットで調べていたら、ひかりの国幼稚園に行きあたり、
ぜひ見てみたいとということで、実現したそうです。

おもしろいものですね…。

おはなしライブショー

2011-11-03 20:28:33 | うえだんな



すくすく3・9が主催した、
杉山亮さんのおはなしライブショーに行ってきました。
あちこちを走り回っている、売れっ子の杉山さんです。
子どもたちをひきつける話芸はさすがです…。

ぼくらも、表現者のはしくれですから、
そのスキルは本当に参考になりました。

秋田・わらび座

2011-11-02 00:39:13 | うえだんな
全国フォーラムの帰りに、もう1日にかけて
秋田のわらび座に行ってきました。

農業体験、観劇、踊り体験、修学旅行。
一見、全くつながりのなさそうなこの4つをつなげて
豪快かつ繊細に活動を展開している、という噂だけは聞いていたのですが、
その実態はいかに、ということで、
ほぼ飛び込みのような形でお邪魔してきました。

対応いただいたのは、大和田さんという女性の副支配人さん。
ぼくのような三下にはぜいたくすぎる方にご案内いただきました。



一言で、すごい!!!

40年前から、ひたすら「地域」とともに歩み、
地域に埋もれそうになっている民謡・舞踊を
役者さんたちが農家の方と一緒に作業をしながら体得し、
それをブラッシュアップしてミュージカルにしていったのだそうです。
そこらの温泉に来る人情芝居とか、そんなのとはわけが違います。
本気も本気、超一流の舞台を堪能させていただき、
そのいきさつを聞かせていただきました。

詳しくは長くなるので書きませんが、
そんな地元の方との長年の粘り強いお付き合いが信頼を生み、
今のすごい取り組みがあるんだと初めて分かりました。

すごかった。もう一度行きたい。
このすごさを、もっと広めたい。
このすごさを、ちょっとでもいいから真似したい。

そんな衝動に駆られています。



帰り。
盛岡駅で、東北関係の本をがばっと買ってしまいました。
本屋さんの一角は、津波関係のコーナーになっていました。



どの本も読みたい、読まねば、と思わないではいられませんでした。