いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

野生動物と子ども

2014-01-14 09:30:41 | うえだんな

 

1泊2日で「けものキャンプ」という活動を展開しました。

 

野山のウサギやシカのあしあとを追いかけたり、

エゾシカの角で工作を作ったり、

エゾシカの料理を作ったり、

猟師の方のお話を聴いたり、

要するに、「本物のけもの」には出会えなかったのですが、

いろいろなパーツを見ながら本物をイメージするキャンプでした。

 

そりゃあ本物に出会えたら、それに越したことはないのですが、

でも、あんまり簡単に野生動物に出会えてしまうのも、ちょっと良くないなあと思っています。

 

よくよく野生動物のことを勉強して、

十分にイメージをふくらませて、じっと目を凝らして、

寒い中ずっと待ち続けて、やっと2秒ぐらい動物がちょろっと姿を見せてくれる、ぐらいが

ちょうどいいんじゃあないかなあ、人間と野生動物の距離って。

 

ということで、スタッフのみんなには

「いかに見えないものをイメージさせるか」というスタンスを取るように指示をしてみたものの、

これ、結構難しいですよね。

果たしてうまくいくのかなあ、と若干心配でしたが・・・。

 

子どもたちは、角やお肉、毛皮、猟師さん、わな、写真、というパーツから

グングンとイメージを膨らませ、十分に野生動物の世界を楽しむことができたようです。

上の写真の子は、角でアクセサリーを作ったのですが、

なんだかテンションが上がってしまい、頭に角をつけて「シカだ」「いやオニだ」と

イメージをひとしきり楽しんでました。そんなのが、いいですね。

 

でも、やっぱり本物を見たいよね。

だから、今度は、ちゃんとホンモノを見せてあげるよ。


今年も始動し始めました。

2014-01-10 17:49:52 | うえだんな

皆様

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。

今年の暦の影響もあって、少し長めのお正月を頂いておりましたが、

今は明日からのキャンプに向かって動き始めております。

 

私も、新年早々よりあちこちへ動き回って

この年度末の締めくくり、あるいは来年度に向けての作戦作りを

各地域の皆様とさせていただきました。

 

そして、今日は子どもたちの冬休みの工作作りの手伝い、的な意味も込めて

グリーンウッドワークの削り馬を3台、子ども達と作成しました。

 

子ども達とホームセンターに行って材料や足りない道具を買うところから始め、

かなり高レベルな電気工具も使いながら、なんとか時間内に作ることができました。

 

力のいるところは僕も手伝いましたが、

あとはちょとしたコツと安全に使う方法を伝えたあとは

ほぼ子どもたちが作業をし、大人が仕上げるものと同じ出来栄えのものを

作ることができ、大きな達成感を得ることができたように思います。

 

そんな感じで、幸先の良い年初めを迎えることができました!

今年もよろしくお願いいたします!