いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

変幻自在

2007-05-31 10:46:57 | うえだんな
身近にいる子どもたちを見ていると 最近つくづく思います。

子ども同士でいる時
学校で先生とともにいる時
親御さんととともいる時
私の連れ合いのMRKさんといる時、
私と一緒にいる時・・・

みんな違う・・・。

そして 本人はわかってやってるとは思えない節も、わかってやっている節もあるのですが・・・、その振舞い方の違いが そばにいると とてもわかりやすく見えてしまうんですね・・・。

たぶん  大人になってくると、上手に使い分けて振舞うんでしょう。 

子どもか保護者か という書き込みがありましたが、子どもは みんなで育てている、という気持ちを 親御さんにもって頂くことが 大切かなと思います。

すると、やはり、私は 保護者にサービスを傾注しても・・・仕方ないかなと・・とも思っております。 私たちが向き合うのは、やはり第一に「子ども」じゃあないかな・・。  子どもが満足してくれたら、親も喜ぶんじゃあないかな。

しかし、私たちは、学校教育、社会教育の公務員ではないですからね・・・。

参加者負担のお金を頂いてプログラムを実施することもおおいですので・・・
財布の紐は・・・・ですからねえ・・・。

不便は、人を成長させる!

2007-05-31 00:06:05 | うえだんな
今日、明日と室蘭の中学校の宿泊学習プログラムをお手伝いしています。
今日は子どもたちの変化する場面が見れて、うれしかったです。川での自由遊び時間のときに、いろいろあって「石で橋をつくればいい」ということになり、、その一言で、子どもたちは一気に一丸となって、ずぶぬれになりながらでも、石で向こう岸まで渡れる橋を50分がかりでつくっていました。

こんなシンプルな活動ですが、みんなは、たくさんコミュニケーションをとって、混沌として、一つの目標にむかって生き生きしてました。

中学生のエネルギーが爆発していて、そのエネルギーが大きな自然の厳しさに向いていて、なんだか、見ていて、きもちのよい風景でした。

昔は、こんな不便がたくさんあって、いつのまにか、豊かな人間関係が気づかれていたんだろな、と、たまに思います。 

いよいよ

2007-05-30 09:10:45 | うえだんな
いよいよ、上半期のハイシーズンが始まった感じです。
ふぉれすと鉱山のスタッフの皆さんも
朝早くからパタパタと忙しく動き回っております。
私も、あちこちへと動き回って、
数々の現場をこなしつつ、
諸々のデスクワークをこなさないといけません。
いよいよ始まる、イエティくらぶ登別校の
準備もはじまります。

予定表も、びっしりと埋まってきました・・・。

うまく回せるよう、いつも頭を使って身体を使って、
頑張りたいと思います!

今日は、みんなは中学校の宿泊学習、
わたしは苫小牧の幼稚園です。

ミーティング

2007-05-27 23:46:02 | うえだんな
月に一度のスタッフミーティングが、
夕方に行われました。

ふぉれすと鉱山は、本当に
話し合いやミーティングが多いです。
そして、そのすべては
かなり重要です。
議題に沿って話し合う、ということに限らず
いろいろな情報を得るよい機会となります。

でも、案外、
ふぉれすと鉱山のスタッフだけで
話し合う、という機会はあまり取れないので、
ここぞとばかり話が盛り上がります。

常にいろいろな案件が山積みですので、
精力的に話を進めていかないと
時間ばかりがたってしまうのですが・・・、
なんせみんなで話し合う機会が少ないだけに、
けっこうあっちこっちへと話が飛んでいきます。

でも、結構いろんなアイデアが浮かんだり、
頭の中が整理できたりして
とてもスッキリします。
なので、月に一度のミーティングのあとは
とてもやる気が高まってきます。

今の時代、効率化という名目で
やたらとメールのやり取りが多くなっちゃって、
挙句の果ては「メール会議」だなんていうものも
あったりするのですが、

やはり、顔をつき合わせて
話し合いをするのが一番スッキリしますね。
何よりも、誤解がなくていい。

できるだけ、
「会って話をする」機会を作り続けていたい、と思った
今日のミーティングでした。


子どもか、保護者か

2007-05-27 01:15:06 | うえだんな
今日は、
「森のようちえん」と「ながぐつレンジャー」が
行われました。
突然降り注ぐ雨のすきまを縫って、
今年度初めての活動です。
たぶん、100人以上の
子どもと保護者の方が
出入りしたんじゃないかな、と
思います。

森のようちえんは、幼児向けの自然体験プログラム、
ながぐつレンジャーは、小学生向けの
お仕事体験プログラムです。
「少年たちよ、大いに働け」なんていいながら、
ふぉれすと鉱山のいろんな仕事をやってもらいます。
仕事は仕事でも、かなり土木作業的な
仕事が多く、けっこうハードです。
そんなハードワークプログラムなのですが、
けっこう人気があります。
今回も、みんな楽しく活動を展開できたようです。

森のようちえんは、保護者同伴、
ながぐつレンジャーは、子どもだけ、
というなんとなくのルールがあります。
森のようちえんはまあ当然ですが、
最近は、ながぐつレンジャーの保護者の皆さんも
子どもと一緒に活動したりしています。

そんな、保護者と一緒の活動が
最近、とても人気があったりするわけですが・・・、
よく言われるのは
「子どもだけじゃなく、保護者の方の満足度も高めなさい」
という言葉です。

たしかに、その通り。
こどもの満足度を高めるのは、基本です。
でも、
子どもたちばかりに気を使って、
お迎えに来た保護者の方に冷たく当たったり、
なぜか小さい子としか上手に話せないスタッフが
いたりします。
実際、鉱山にまで子どもを連れて来てくれるのは
保護者の方なわけですからね・・・。

で、もし、ここで
「じゃあ、子どもか保護者の満足度、どっちを優先する?」
なんて言われたとしたら・・・。

結構、難しいですね。
まあ、どっちかを優先するなんて、
もともとナンセンスなんでしょうが。

そんなこと、みんなはどう考えているんだろう?


雨プログラム

2007-05-25 23:50:29 | うえだんな
昼から、ものすごい雨、嵐になりました。
しかし、まんぷくキッズは開催。
ここまで割り切って降ってくれると、
かえって気持ちのよいものです。

子ども達は、
ものずごい楽しそうに雨の中で
遊んでおりました。
まんぷくキッズは、いつも幸せな時間が流れます。
あっという間に帰りの時間になりました・・・。



こういう仕事をしておりますと、
常に
「雨降ったらどうすんの」
というセリフが飛び交います。

いつも、悩むところですね・・・。
雨だからといって、晴れのときとまったく関係がないような
その場しのぎのプログラムをするのは、
実はあまりスキではなかったりします。

だから、雨でも外に出て、
ほんのちょっとでも晴れのときと同じプログラムをやるほうが
かえって子ども達は納得するんじゃないか、
と思うんです。

でも、万人にそれが受け入れられるわけではありませんから、
難しいところですよね。

他のみんなは、いわゆる「雨プロ」について
どう考えているのかなあ?




スクール・セクハラだって

2007-05-24 23:10:29 | うえだんな
「スクール・セクハラ」という言葉があるそうです。
中学校や高校、大学の職員室で先生が・・
というのではなくって、

例えば小学生、あるいは幼稚園児に対して
「いい子だね」だなんていって頭をなでてあげたとき、
その子にとって、たまたまその先生をあまりスキではなかった場合、
その子はおうちに帰って、お母さんに
「キライな先生に頭を触られた!」というわけです。
それで、そのお母さんは「うちの子に何てことするの」
と学校に怒鳴り込み、先生は鬱になって先生を辞めてしまう・・・。

だなんていうことが実際にあったりするそうで、
そういうのを「スクール・セクハラ」というんだって。

詳しいいきさつはよくわかんないから、なんとも言えないけれど、
そんなの、どうしたらいいんでしょうね。

とくにぼく達のような立場の者が
スキンシップを取り上げた活動をするときは
ものすごく神経を使います。
だから、スキンシップって
とっても繊細なものだということは
よく知っているつもりですが、

それにしても、
すごい世の中になっちまったなあ。

最近、小さい子達と遊ぶことが多くて、
子どもの方から手をつないだりしてくるのですが、
今の時代、そういうのを
「やめてくださいっ」て、
お母さん達に言われちゃう可能性があるって事か??

もしそうだとしたら、
ちょっと寂しいことだなあ。





グループの少化

2007-05-23 00:57:29 | うえだんな
子ども達の様子を見ていると、グループがかなり少数化しているようです。
これは、大学生もそうだと、ある大学の先生が話していました。

二人ないしは三人だけでいつも一緒にいる少数グループ(グループとは言えないな)が増えているんだそうです。大勢いるように見えても、お互いの相関関係が見えてこない集団・・・。だから、20人、30人になると物事が決められないのだそうです。

最近のイエティくらぶを見ていても、この傾向が現れているような気がします。先日の黒松内例会で・・こんな光景がありました。 全体でミニ運動会活動を始めたのですが、いつもはずれる男の子三人に さらに女の子三人組が出現していたのですが、グループ活動はその二組を自由にさせたまま展開してしまっていました。

私が、そばへ行って・・・いろいろ まじない的な説得をし全体に交わらせたのですが・・・。

これを続けると・・彼等は、イエティそのものに参加しなくなる可能性もあります・・・。  「参加しなくなるのは、それはそれでいいじゃあない・・・」という意見もあるでしょう。

子どもは、学校では学校の
家庭では、家庭の・・・
母親には母親の・・・
父親には父親の・・・
対面する人によって けっこう変幻自在に振舞います。

かと言って、異なる世界で生きている子どものそばにいる大人同士のコミュニティが失われているので・・・大人同士で、それぞれの状況を情報交換して連携することは、とてもできにくい社会になってしまっている・・・。 

学校での子どもの様子、家庭での様子、イエティくらぶでの様子、塾や習い事での様子・・・、(うちの場合は、山村留学での様子)、たぶん、同じ様子もあるでしょうが、みんな違うかもしれないのに、それを全体としてみてあげることができなくなっってしまっている 大人社会・・・が大きな問題としてあります。

ディレクター諸君・・・
 自分の目の前にいる子ども達だけを見ていると 子どもの世界の大きな変化が見れなくなっちゃうよ・・・。

 プログラムやプロジェクトを回すことばかりに精力を費やしていると、子ども、社会そのものの変化が見えなくなっちゃうよ・・・ ご用心 ご用心

たかぎはるみつ

続・子どもとは

2007-05-23 00:25:53 | うえだんな
子どもとは・・・

変幻自在 大人は・・・変幻できない人?
善悪混濁 大人が・・・善悪決め付ける人?
可塑性有 大人は・・・なかなか元に戻れない人?
子どもは 大人を子どもにしてくれる人
大人は  子どもをまもれる人

大人性と子ども性は 人に一緒に存在するもの
だから
大人性が強くなると 大人?
子ども性が強くなると 子ども?

とはいえ・・・
子どもは たくましくて強い たぶん、大人より たくましくて強い

ちょっと怒られても立ち直れるし
何にも知らずに生まれてきて 生きてゆくし・・

多少の環境の変化にも適応できる

でも、
子どもは 自分より経験知の高い人から多大な影響を受ける

毎日学校に行って・・・ずいぶんとたくさん勉強をしています。
大人には ・・・ できないよなあ・・・

と授業参観に行って思いました。

(つれづれに・・・ たかぎはるみつ)


バタバタと

2007-05-22 22:27:55 | うえだんな
うえだんなです。

イエティくらぶ登別校、というのを
今年から開催します。
フィールドは、ふぉれすと鉱山周辺です。

先日、地元の小学生向けにチラシを撒いたのですが、
今週に入って
チラリホラリと問い合わせがありました。
嬉しい限りです。

イエティくらぶのような活動、
学生の頃から
いつかはやりたいと思っていました。
やっと、それが目の前に来ました。

いよいよ始まるなあ、
と気合入れて準備したいと思っています・・・、
が、夕方になって
突然大きな仕事が降ってきました。
しかも、締切が近く、既にビッタリ入っている今週の
スケジュールにそれを入れ込むのは
かなり難易度が高いです。

上手に、効率よくやらないとまずいぞ。

さっきから、カレンダーをにらみながら
あれこれ考えています。
そう、考えているヒマがあったら、動けばいいんだよって
誰かに言われそうだ。

なので、
今週はバタバタします。
やや音信普通気味になりそうです。
ご迷惑をお掛けするかもしれませんが、
ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。