いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

ねおすフォーラム

2010-02-27 19:15:44 | うえだんな
実に100人以上の皆様がお集まりになりました。



ぼくが担当した分科会は
「子どものキャンプが地域を変える、社会を変える!」
という、実に大げさなタイトルの分科会です。
でも、実は結構本気でそんなことを考えていたりして…。

この先、そんな活動をやっていきたい、と
強く心に思った一日でした。

それにしても、よく飲んだ!!

ポロトとオリンピック

2010-02-24 17:48:35 | うえだんな
そう、記事を書きかけていました。
一流アスリートは、英才教育のみで育成されるものでしょうか?

もし、一流アスリートを作るとしたら、英才教育は必要かもしれないけれど、
それ以上に必要なのが原体験とか生活体験なんではないか、
と思ったりしています。

つるつるの路面を歩く。そこで、あそぶ。
ふかふかの雪の中を漕ぐように歩く。転ばないように、歩く。
転んでも、バランス良く転ぶ。

一歩一歩、歩くたびに様々なバランスを取ることを要求され、
その一つ一つに緊張感を求められるような自然あそびは、
平らな体育館やグランドでは得られない筋力や感覚の統合が
促進されると思うんですけど、どんなもんでしょうかねえ?

今、バンクーバーオリンピックで大ブレイク中の
クリスタルジャパン・女子カーリングの目黒さんは、
私たちのような業界人が尊敬してやまない
南富良野・どんころ野外学校の代表・目黒さんの娘さんです。

小さいころからどんころの野山で遊び、
周りの影響もあるのでしょうが、
夏はカヌーをバリバリやっていました。
確か、ぼくももえさんと(まだ小学生だったな)
一緒にラフトに乗って遊んだ記憶があります。

で、お父さんたちの趣味に付き添う形でカーリングを始めたんだろうな、
もえさんが中学生頃、南富良野のカーリング場で周りのみんなと
いそしんでいたところにご一緒したこともありました。

そう、そんな風に、いろんな要因やまわりの人たちの影響が
ああいうアスリートを、結果として創出するはずだと信じています。

お父さんたちの氷造成、水撒き、ゆきふみ。
お母さんたちの賄い。
そして、凸凹のリンク、ジャンプ台、スキーゲレンデ。

そんな地域環境と生活体験こそ、世界に通用する天才を生み出すんじゃないかな。

この前、ポロト湖のスケートリンクで、
リンクのおじさんたちが優しく子どもたちに関わってくれるのを見て
そんなことを感じた次第です。

巡業は続く…

2010-02-23 00:16:06 | うえだんな
なかなかネット環境にたどり着けず、
たどり着いても、ブログにまでたどり着けない状態でした…。
言い訳するわけではないのですが、
ずっとグルグル動き回っていました。

15日 終日札幌で会議 夜はサハリン自然学校
16日 札幌から占冠とんぼ返り 夜はくりこま自然学校 終電で苫小牧
17日 終日苫小牧の幼稚園
18日 終日大樹町
19日 終日大樹町 夜イエティ準備
20日 イエティ苫小牧@ポロトその後黒松内へ 虎杖浜ステイ
21日 大沼へアテンド そのまま大沼ステイ
22日 登別事務所でちょっとメール 午後は幼稚園 夜浜松町
23日 日比谷パティオから渋谷ガールスカウト会館 夜は新宿やんばる

で、今は苫小牧の実家。
せわしないですね…。
自分が活動する場面はもちろん、
いろんな方が活動することができる場面を作り出すことができれば、
と思って、動き回っている今日この頃です。

いぶり自然学校では、その中で自然ガイド養成講習を
たしゆ がバリバリこなしてくれています。
22日をもって、とりあえず講習の全日程終了、です。
参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
深く深く感謝申し上げます。
これから、皆様が活躍できるような場づくりも作らないと
いけませんね。

今週末は、ねおすフォーラムです。






おうまさん

2010-02-14 16:39:14 | うえだんな
今日は、すくすく3・9で、おそとあそびをしました。

かねてからアイデアとしてあげられてきた、動物プログラムが、ついに実現しました。
ご近所の方が飼っている馬、ポニーですけど、
ご登場いただきました!



そして、子どもたちもお父さん・お母さんたちも
たくさん集まりました。びっくりしたなあ。

子どもたちは、おうまさんを楽しみに来たのですが、
どうもおっかなびっくり、ちょっとこわいです。
まずは、おうまさんと一緒に森の中を散歩しました。
木の穴の中に何かいる?おうまさん、においをかいでみて!とかいいながら
森の中のお散歩をたのしみました。

子どももおうまさんも、だいぶ慣れてきたので、
そりを引っ張ってもらいました。
即席の馬ソリです。



結構速いですね。お母さんも一緒に乗ります。
さいごは「ありがとう イイコイイコ」と顔をなでてあげました。

一方、今日はとてもお日柄がよかったので、
みんなモリモリ遊びました。
気持ちがよくて、いいですね。



寒くなったら、ニッセの小屋に入ります。



おやつは、蒸し豆と、焼き煮干しと、焼きもちの入ったお雑煮です。



おうまさんにも、おやつのニンジンをあげます。



このおうまさんのおなかには、赤ちゃんがいるんだって。
生まれたら、また来てもらおうよ。

知らなかった苫東の魅力

2010-02-13 21:52:42 | うえだんな
ねおすフォーラムで行うエクスカーションの下見に行ってきました。
行き先は、苫東です。

初めて、草苅小屋と呼ばれる、苫東環境コモンズの草苅さんが
管理する小屋へお邪魔してきました。



ステキすぎます。
苫東に、こんなに素敵な場所があるなんて。
エクスカーションがとっても楽しみです。



青春リアル

2010-02-11 11:40:18 | うえだんな
夕べ、何だか疲れが出てしまって、
ぼおっとテレビを見ておりました。
珍しく、NHK教育テレビです。
が、なんだか釘づけになってしまいました。

「学歴は必要か否か」というテーマを、
いじめに遭って高校を辞めた子が掲げ、
それにみんながPCで書き込んでいる、
という感じのものです。

「オレをいじめたやつらを見返すために、東大入って見返してやる」
「でも、今は何も勉強していない 今年は受けない」
「今回のセンター試験は受けず、会場を見に行った」
「そんなみじめなオレに、もっと惨めな思いを焼きつけたい」

そんな18歳に、いろいろな人がいろんなことを言っていましたね。
突っ込みどころ満載、という感じで。


何と言いましょうか…。ぞっとしてしまいました。


ぼくたちは、これから「子ども農山漁村交流プロジェクト」という
大きな流れを社会に送り出すべく、いろいろと考えているのですが、
いわば、こういう感覚の子どもたち、というか
その予備軍、というか、そんな子たちを相手に
活動を進めていくのです。

もちろん、そんな子ばかりではないことはよく知っていますし、
この世に生まれたすべての子どもに、前向きな希望があると信じています。
が、あまりにもぼくたちの持っている考えとは遠くかけ離れたところにいる
子どもたちも確かに存在していて、
その子たちに、ぼくたちのメッセージは届くのか、届けられるのか、
と思うと、ちょっと不安になりました。

でも、やるしかないな。信じて、やりましょう。

そんな風に、信じるものがあって、やみくもでも不器用でもなんでも、
とにかく外に出て、社会に出て、何か行動を起こすことのできるぼくたちは、
実はとても幸せなのではないか、と感じた夜の番組でした。

そう、子どもと大人の関係

2010-02-10 18:44:11 | うえだんな
子どもは、どんどんと未来に向かって、
前に前に自分を進めていきますね。

一方、そんな子どもに接するぼくたち大人は、
この前はこうだった、
さっきはこうだった、と
その結果、といいますか、
現在を駆け抜けていった過去を記憶にとどめることしかできません。

だから、
どんどん未来に向かって進化していく子どもに対して
過去の視点ばかりあててしまうと
「ああだったのに」「こうだったのに」と
固定してしまった過去のイメージとのずればかりが気になって
未来へ進んでいる子どもたちの歩みを止めてしまいかねません。

いや、もちろん、
過去と比較することが悪いことばかりか、というとそういうわけでは
ないけれども、
子どもと大人の関係は、
そういう位置にいるということを心のどこかに
とどめておきたいものです。

未来に突き進む、子ども。
突き進んだあとを見ている、大人。
そんな、子どもと共有できる時間は、
「今」という一瞬しかないんだよな、きっと。

イエティ登別

2010-02-09 07:37:31 | うえだんな
この土日、イエティ登別で黒松内へ出かけてきました。

その様子はこちらです。
http://blog.goo.ne.jp/yeti-club/d/20100208

ものすごくおもしろかったのですが、
随所に現代っ子らしいリアクションが見られて
考えさせられました。
自分の中にある子どもイメージと、ずれているかもしれない、
と感じる一瞬もあり。
子どもの世界はどんどん変わります。
ぼくらの頭の中にある子どもの世界も、どんどん変えていかないと
いけませんね。