いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

大樹町・食農キャンプ1日目

2009-07-30 23:41:16 | うえだんな
さあ、始まってしまいましたよ、大樹町・食農キャンプ!
空港から、バスで大樹町に移動し、いつものあのセンターハウスへ。

主に横浜から、子どもたちが来たのですが、
なぜか、外をずっと走りまわっているのです。
聞くと「涼しいから」だそうです。なるほどね。
横浜じゃ、暑くて走ったら大変だもんね。

今日は、晩のおかずを調達すべく、近所のスーパーへ
買い物に行きました。



「できるだけ、大樹の近くで採れたものを買うように」との指令が出たのですが、
みんな大樹町がどこのどんな場所にあるのか、さっぱりわかんない。
近くのスタッフや、北海道の子たちに聞きながら買うことを通して
コミュニケーションを高めていきます。
ほとんどがオール北海道、でいけたな。
でも、なぜかたまねぎだけは和歌山産でした。
そして、「横浜産」の食材は、なかったな・・・。

こんな感じで、まずは「食べ物はどこから来たのか」を意識し、
これからの諸活動へつなげたいと考えています。

それにしても、大樹町の一番街の真ん中だというのに、
全然車が走っていない、とは横浜の子たちの言葉。
確かにそうだ。牛も飼ってるしね。

そんなわけで、晩ご飯は名物「薪ストーブチャンチャン」
薪ストーブの上で、大樹漁港で上がったサケを焼いて食べます。
子どもたちと一緒に、サケをさばきました。薪割りもします。



頭やら骨やらはぶつ切りにしてアラ汁に。



あれ、2匹のはずなのに、なぜか頭が4個も。

ありがたく頂きましたよ。
夜は、森の中に入って、すこし北海道の「夏の寒さ」を体感しました。
風邪をひいてからでは遅い!少し、緊張感を高めたところです。

灰シーズン突入

2009-07-28 18:58:12 | うえだんな
世間は夏休みに突入です。
ということは、私たちもハイシーズンに突入です。
が、今年はどういうことなのでしょう。
お空は灰色の雲に覆われております。
そんな灰シーズンはノーサンキュー。
はやく、抜けるような青空を拝ませてほしいものです。

ぼくは、
明日から大樹キャンプ2週間。
こういう活動は、これからは長期のスタイルになっていきますよ!
1泊~2泊を経験した、そこのあなた!
これからは、長期、長期!
暑い、アツイ夏を過ごしましょう。

でも、子どもも大人も、燃え尽きて灰にならないよう
御用心、ゴヨウジン。

さあ、荷物も積んだ!
出発です!

ゼロからはじめる木道つくり 第2弾

2009-07-27 15:56:34 | たしゆ
和みの森で 木道つくりをしました。
雨が降ったり、やんだりの天気でしたが
ビニールハウスの中や、ブルーシートで屋根を作って
そこで活動をしました。

 まず、丸太の皮むきをする場所を確保しながら
どんどん皮をむいていきます。
ふしがある所は、引っかかったり。


むき終った丸太を角材の上に並べて
手斧で、ふしの部分などを取り除いていきます。

あんばいよくなったところで、ドリルを使ってビスどめです。
かっこいい小さな大工さんが誕生しました!!


でっぱた部分をのこぎりで切り落としていきます

止めたものを運んでひっくり返します。
木でできているので、かなりの重量感。
ひっくり返すのも、力仕事です。

 木道の完成~っ
今日は全部で5個できあがりました。
さっそく、木道を試乗。 約10mくらいです。


 本日のプログラムは無事終了しました。
苫東さんのご協力で、はすかっぷ狩りもしました。
その後、和みの森で昼食を食べたり、おのおの、のんびりすごしました。

 参加者の方がパンを焼いて来てくれました。
ご自分で小麦をひいたものらしく、とってもおいしかったです。
ありがとうございます。
とってきたはすかっぷで即席のジャムも作りました。

 今日はみなさまお疲れさまでした。そして、ありがとうございます。
これからも、和みの森でいろいろと出来る機会をつくっていきたいです。

すくすく3・9 雨の森あそびと小屋

2009-07-25 16:04:33 | うえだんな
白老・すくすく3・9での活動がありました。
始まりから、すごい雨でした。
が、雨天決行と決めているので、
雨の中でも出かけていきます。
ブルーシートを駆使して、屋根を作ったり、
そして、そう、今回完成した小屋も早速フル稼働です。

きれいに草刈がされた森の中に、
水鉄砲を持って出かけました。

そしたら、ワラジムシが一か所にごっそりと。



水鉄砲の標的になったのは、言うまでもありません…。
雨の森のお散歩は、じつに楽しいものです。

帰り来ては、小屋のお披露目です。
キメの作業として、グリーンサンタマークを取り付けました。



これで、雨の中でも、実にあずましく、
すくすくの森を楽しむことができます。

  

すくすく3・9がオープンしている日は、
いつでも利用可能だそうです。
スタッフの方に一言お声掛け頂きたい、とのことですので、
是非お問い合わせください!

保育園の後は

2009-07-22 20:06:17 | うえだんな
保育園の活動の後は、
日曜日に開催するトライアルプログラム「木道づくり」に使う
丸太を、苫小牧市内の木材会社「株式会社ヨシダ」さんに
運ぶ作業を行いました。

ずばり、ナメてました。

見かけは、こんな感じなのです。50本。



「こんだけしかないの?楽勝!」
と思ったのが間違いでした。
2人でやったのですが、結構重い!長い!
トラックに載せたら、こんなボリュームです。



で、工場に持っていったら、「おぉ、こんだけか」だって。
糸のこの超巨大なやつで、あっという間に半割りになりました。



それにしても、木材工場は、勉強する価値があります。
今度、しっかりと見学させてもらいたいなあ。

で、また元あった場所に下ろしました。半割り丸太、100本。
あんなに大変だったんだけどなあ。



やっぱり、そんなに多くには見えないよなあ。
木と付き合うということは、大変なことなのだと
ちょっと違った視点から実感した一日でした。

和みの森トライアルプログラム

2009-07-22 19:38:35 | うえだんな
昨年度の秋にも開催させていただきましたが、
和みの森をいかに使うかを調査・研究すべく
トライアルプログラムを実施しました。



苫小牧市内の保育園にお願いし、実に60人以上の子どもたちに
来てもらい、思いっきり遊んでもらいつつも、
なんと少し働いてもらいました。
奇跡的に、何と午前中だけ天気が回復。
いろんな虫があっちこっちから一気に出てきて、
カエルもぴょんぴょん出てきて、今日も実に刺激的な和みの森です。

大人は、小さな虫食いのある葉っぱを見つけて、
白い紙に光を透かして…。
そう、皆既日食の観察にいそしんだりして。
それぞれが、実に心地よい時間を過ごします。

そして、今回の名ガイドは、苫東の田村さん。
子どもたちの相手は初めてのはずなのに、なんかすごく面白く
立ち居ふるまってくれました。
「ハスカップの周りの草を採ってくれると、おじさんはうれしいんだよぉ」



子どもたちは、小さな手で草を採ってくれました。
本当に助かった!
その草は、薪ストーブで燃やし、その灰は持ち帰って、
保育園の畑にまいて
肥料にすることになりました。

お礼に、ハスカップを少し採らせてくれました。
帰ったら、今日のおやつはなんとハスカップジャムなんだそうです。

時間にすれば、ほんの1時間30分ぐらいのお散歩。
でも、今日はとっても濃密なお散歩になったようです。
これからも、こんな感じで、バス遠足か何かで
来てくれるといいなあ、と思ったりしていました。

先生方、お手伝いに来てくれた苫小牧市役所の皆さん、田村さん、
本当にありがとうございました!



けがとの付き合い

2009-07-21 00:33:38 | うえだんな
この前のイエティで、一人、刃物で指を切ってしまいました。
切ったと言っても、深刻なほどざっくりといってしまったわけではなく
かといって、「つばでもつけとけ」というほど気楽なものではなく、
5分ほどガーゼや脱脂綿で止血をし、おさまった感じです。
本人は、最初は血を見て顔が真っ青でしたが、
血が止まり、ある程度処置を施した後は元気を取り戻し、
巻きつけたガーゼを泥やら何やらですぐ汚してしまうので、
何度か取り換え、最後は絆創膏を貼りつけて帰りました。

保護者の方には、メールやお電話をタイミングを見てお送りし、
その経緯を説明させていただいたところです。

けがの程度がすごいとか、大したことない、とか、
そういう問題ではなく、
なぜけがに至ってしまったのか、
そこをたしゆと一緒にいろいろと振り返ったところです。

いろんな理由が重なっていると思うのです。
近くにいたスタッフの方は、その時自分のできる最大限の気遣いを
してくれていました。
ふっと、ホントにふっと一瞬、眼を放した瞬間であったようです。
しかも、そろそろ活動も終わるかな~、
みんないろいろと分かってきて、自分でもうまく使えるようになったかな~、
という頃でした。

気の緩み、と言われれば、すみません、そのとおりです。
でも…、あぁ、やはりけがをしたのだから、でも、はないですね。
でも。じゃあつきっきりでにらみを利かせていたら、それでOKだったのか。
刃物を使わなければよかったのか。
ものすごく丁寧に、細かく、1時間ぐらい事前講習をすればよいのか…。

今、私たちが愛する北海道の別のフィールドで、
とても痛ましく、そしてとても深刻な事が起きてしまいました。

決して他人ごとではありません。

人に、物事を体験してもらいながら気づきを得てもらう、ということは
ホントに、本当にリスキーで、大変なことなんだということを
改めて実感しました。

でも、でも。
リスクの裏には、「チャンス」がある、ということも
決して忘れたくはないものです。

幼稚園と保育園の違い

2009-07-15 21:03:33 | うえだんな
今日、ふとしたところで、
ちょっと納得してしまうことがありました。
幼稚園と保育園の違い。
違いを説明しろと言われれば、そりゃいろいろとあるでしょう。
その違いを、端的にあらわしている言葉があったんですね。

それは…。
今日のような、雨の中で子どもたちを遊ばせたときに
お母さんから帰ってくるリアクションが、
幼稚園と保育園で違う、かな。

どんな違いかって?
ふふふ。それはまた今度。


たしゆ

2009-07-14 01:50:19 | うえだんな
7月1日より、いぶり自然学校に一人、研修生が入りました。
田代 結香さん といいます。
「たしゆ と呼んでください」と言っているので、たしゆと呼んでいます。
主に、苫東・和みの森の運営協議会設立、そして事務局の推進を
進める役として、今諸々準備を進めてもらっています。

苫小牧で生まれ育ち、
なんと、
今私たちがお世話になっているひかりの国幼稚園の卒園生でもあります。
聞くところによりますと、
十勝でガイドや子どものキャンプの仕事をしたのち、
ポロト民族博物館でアイヌ民謡を踊ったり、
苫小牧市の博物館で働いたりしていたそうです。
そして、世界各地を旅して回っていたようで、
どうやらいろんなエピソードを持っていそうな雰囲気です。

これからは、そんな経験を有形無形関わらず形にして、
周りの人たちを巻き込んでいくような仕事になるかと思うのですが、
まずはぼくたちの現場を知ろうということで、
毎日あちこちの活動に出没し、いろんな人に会っています。

今日も、僕といっしょに森っこアフターに同行しました。
子どもが、沼の中に長靴を落としてしまったのですが、
子どもが帰った後も、「子どもが困るだろうから」と
周りが真っ暗になるまで
長靴を探し続けてくれました。
ピュアな心と、すごい根性を見せてくれたところです。
ちょっと、感動してしまった・・・。
帰り来れば、慣れないPC作業が待っているのですが、
あの根性をもってすれば、近いうちに乗り越えてくれることでしょう。

ということで、
これからいろんなところで皆様の前に現れると思います。
近いうちに、このブログにも登場してもらいましょう。
本人になり替わりまして、取り急ぎ私より紹介です。
ひとつよろしくお願いします。










チェンジ!

2009-07-11 09:40:12 | うえだんな


朝、事務所に来たら…。
なんと、部屋のレイアウトが変わっているではありませんか!

うまく使いきれていなかった床の間スペースに机が入り、
足元にはすのこが。
プリンターの台も作られています。

そう、うーだんが、お嬢さんnk(小2)とともに
こつこつと作業を進めてくれていたんですね。

大感激です。
こういうのを目の当たりにすると、
心にガツンと来ます。ぐっときます。
エネルギーがわいてきます!

さあ、これからイエティだ。がんばるぞ!