いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

鱈腹な皆様

2008-01-29 23:22:46 | うえだんな
お正月明けからずーっと動きっぱなしだったので、
さすがに今日の午前中、少しだけ休みました。
そして、昼から活動を開始し、夕方に会議がひとつ。

その会議の名は「鱈腹ミーティング」といいます。

「こーざん・まんぷくキッズ」という活動をやっていますが、
その活動の企画運営をしているお母さんチームの名前を
なんと「鱈腹倶楽部」といいまして、
その月1の会議を鱈腹ミーティングといっております。

毎回、来月の予定確認といったルーチンから
子どもの事、幼稚園のこと、学校の事、
いろんなことを語り合い、情報交換をします。
ぼくは、そんなたくさんの情報の中から
次の活動のヒントや、子どもへの言葉かけとか、
まあいろんなことを
いろんなことを学んでいます。

今回も、いろんな話をしました。
今までのこと、今月の事、先週の雪のこと、
今週の事、来週の事、来月の事、そして来年の事。
そして、子どもの様子、親の考え、私の思い。

もう、時間がどれだけあっても足りないぐらいです。
ぼくはもともとネクラなので
普段はどうしてもネガティブにものを考えがちです。
でも、鱈腹倶楽部の皆さんと話していると
そんなぼくにもエネルギーがわいてきます。元気が出ます。
ぐうっと溜め込んでいた思いが
一気に解き放たれる感じがするのです。

「子ども達の身も心もまんぷくにしたい」
という思いで始まったまんぷくキッズであり、
そんな子どもを見守る大人もまんぷくになりたいと思って
作られた「鱈腹倶楽部」。
なので、鱈腹な皆さんとのミーティングのあとは、
ぼくの身も心も、
あたかもスケソのおなかのごとく、タラフクになっております。



千里十里の夜は更けて

2008-01-28 00:44:12 | うえだんな
洞爺湖で、ねおすが企画した講習会が開催されました。
ぼくは鉱山で留守番だったのですが、
その講習会に、講師としてお招きした
グリーンサンタ基金の伊藤さん、
熊本の野外教育研究所IOE・NPO法人コミュネット協会の山口さんが
講習会の後に
ふぉれすと鉱山にお越しになりまして、
夕食をご一緒させていただきました。

会場は、そう、「千里十里」です。
そういえば、
エネルギーとパワーとアイデアが尽きそうになると
いつもここに来てカラアゲと鍋を食べてるな・・・。


お二人とも、エネルギーの塊のような方です。
そのパワーに圧倒されそうになりながらも、
いろいろな哲学や思いを交換することができ、
とても有意義な時間を過ごすことができたように思います。

いろいろな教えを賜ったのですが、
特に印象的だったのは

「うえだくん、この仕事はさあ、絶対に間違っていないんだから、今まで以上に
 市民権を獲得するべきだと思うんだよ。頑張ろうよ」
「スジとエンとオンを大切にしないと」
「面白くて、分かりやすくて、ためになって、元気になる企画じゃないと」

どの言葉も、ずしんと心に響きます。
そう、せっかく出遭ったこの仕事です。
どこまでできるかは別としても、
できる限り頑張りたい、と改めて心に誓った晩でした。

やりたいこと、やるべきことは山ほどあります。
でも、一日は24時間しかないし、
1年は365日しかなく、
人生は一度きりしかありません。

やっぱ、自分の向かうべき方向をビシッと決めて、
まずは、分かりやすくて揺るがない「ものさし」を作るところから、だな。





黒松内 森のようちえん

2008-01-26 17:26:04 | うえだんな
たーぼです

今日は黒松内では森のようちえんを開催しました。3組の親子がご参加くださいました。
雪山も大活躍!雪山登山に始まり、そりすべり、そりの立ち乗りと校庭での子ども達のあそびの幅を広げてくれました。感謝。
子ども達に人気のあのキャラクターの雪だるまも登場し、とても楽しい雰囲気でした。




今日のテーマは「かまくら作り」。おかあさん方は大奮闘、子ども達もところどころお手伝い。1時間もかからずに立派なかまくらができました。
完成したかまくらには子ども達が真っ先に入り、この笑顔。



かまくらの中は暖かくってあずましいと言うことを感じてくれたようで「ご飯もここで食べるー!」との声も。今回も楽しい活動となりました。


一方私は、昨日の穴掘りの乳酸により「腕」「胸」「背筋」「親指の付け根」が筋肉痛となっております。トンネルは本日おーさかが再挑戦したのですが、まだ開通のめどが立っておりません。

雪の山が! その2

2008-01-26 00:45:11 | うえだんな
たーぼです。

昨日お話していた雪の山にトンネルをほる件ですが、朝の9:30にバンビ、まむ、私の3人は雪山の前に集合し、まずは作戦会議をしました。

山の両側から掘った方が早いだろうと言うことで、山の西からと東からほることになり、真ん中で出会えないととても悲しいので、コンパスをくびにぶら下げ、方角がずれないように注意しながら作業を開始しました。

先日、HGTさんのよりスノーソーを使った雪の切り出し方を教わっていたので、作業を開始する前まで、私たちには結構いい勢いで掘り進める自信がありました。しかし、作業開始5分でその自信は泡と消えていきました。

なんといっても雪が硬すぎました。スノーソーやノコギリの刃がたたないのです。かなり硬いとは思っていたのですが、そこまでとは。どうしょうもないので、結局鉄でできた「けんさきスコップ」でガシガシと削りだすことになりました。


違う用事で交代交代に作業を中断していたり、硬い雪に頭を悩ませたり(チェーンソーを使おうか?と真剣に考えるほど)それでもかなり大人の本気で長時間にわたり、作業は進んでいったのですが、お昼を過ぎ、夕方を過ぎ、晩ご飯を過ぎ・・・・・気がつけば夜の8:40。
両方合わせて、10mくらい掘り進んでいるはずなのですが、なかなか開通しない。向こう側で削っているスコップの音は聞こえるのですが、どんなに大声を出しても相手には届かない。
結局、9:00まで粘ったのですが・・・開通とはなりませんでした。オマケにひじとヒザはアオタンとなり、肩、背筋は乳酸でいっぱいです。まさに完敗でした。


やっている最中は人生と穴掘りを重ね合わせたり、穴掘りの脳にあたえる効果なんかを考えながら、楽しく作業していたのですが。
第2ラウンドの様子を楽しみにしていて下さい。開通式の様子を今度はお見せできると思います。

雪の山が!

2008-01-24 22:09:23 | うえだんな
こんばんは、たーぼです

ご無沙汰いたしております。本当に久しぶりの投稿です。

今日の黒松内は荒れ狂う大雪になるかと思いきや、パラパラと雪がふった程度で終わってしまいました。週末に行なう「森のようちえん」でみんなで大きなカマクラをつくろうとしていたので「大雪」大歓迎だったのですが、ちょっと残念です。

ぶな森HPをご覧いただいている方はご存知かと思いますが、ただ今ぶなの森自然学校の校庭には3mくらいある大きな雪山が出現いたしております。


こんなのです。

一週間前につくっていただいたので、もうそれはかなりカッチンカッチンに固まっています。そんな雪山に今日、たかぎぃがそりすべり用のスロープを作ってくれました。そして明日はバンビとまむと3人で取りあえずトンネルを開通させてみよう、と言う話になりました。

かなり重たい雪なので崩落して下敷きになったらと考えると、なかなかダイナミックになれないのですが、この冬はこの雪山をもう少し上手に使ってあそべることを考えてみたいなぁと考えています。


まずは手始めに明日のトンネル。3人はスコップ一刺しも厳しいくらいに硬くなった雪山を上手にほれるのか・・。楽しみにしていてください。


鈴木剛充

大雪の一日

2008-01-24 19:52:25 | うえだんな
みすたーです。

うえだんなが下で言ってますように、北海道にバクダンテイキアツがやってきたようですね。
本日の鉱山町の積雪は40cm。
いぶりっていうのは降らないものだとばかり思ってましたのに。

朝の時点でふぉれすと鉱山にいたのは、歩いて来られる僕ともんきー。
そして40cmの未除雪の山道を、キャンピングカーでラッセルしながら駆け付けてくれた(走れるもんなんですね)FNKさんだけでした。

で、ひたすら雪ハネ雪ハネ。

午後になると他のスタッフも未だ除雪が入らない道道を強引に上って出勤(走れるもんなんですね)。
うえだんなは下で言ってる通り、2WDの軽のため断念。

とりあえずみんなでお昼を食べて。

で、ふたたび雪ハネ雪ハネ。


この大雪「雪遊びが出来ないと仕事にならない」なんていう稀有な人達にとっては恵みの雪です。
生活するには大変ですけれどもね。

でも、雪が降らない北海道よりは、やっぱり雪が降る北海道の方がいいような気がします。


北海道に来て4回目の冬。まだまだ冬の生活には慣れない僕です。
一晩で景色を変えてしまった自然の力に、素直に感嘆してしまいました。

うわっ!今ものすごい音がしました。屋根から雪が落ちたようです。
僕は「びくっ」とかしてしまったのに、もんきーは微動だにしませんよ、ええ。

まだまだ北海道人になりきっていないみすたーであります。

それではまた。

frozen frog

2008-01-24 18:08:16 | うえだんな
とあるところで、こんなものを発見しました。



冬眠中のカエルを、まさかお日様の下で拝むことができるとは。
はじめてみました。

恥ずかしながら、
最初は「うわ、こおっとる!凍死しとる!」と思いましたが、
そんなことはありませんでした。
よくよく見ていると、たまにモゾっと動いたりします。

そんなのが、あっちこっちに結構いて、驚きでした!

胆振地方は、雪がとても少ないです。
でも、空っ風が吹いて、気温だけは低いのですね。
しかも、元々湿地帯のところが多いので、
浅い「沼」が多いのです。
なので、結氷しやすいのでしょうか。
そして、こんな風に氷の下にいる生き物がすぐに見えたりするんですね。

ぼくの人生において、「沼」とか「湖」というのは
大人になってからであったものでした。
なので、未知の世界なのです。
初めて知ることが多いです。
ましてや、真冬の凍った沼に行くことになろうとは思いもよらず、
小さい頃テレビで見ていた北国の世界が現実になった感じで
とても楽しいです。

それにしても、
ポロト湖の、あの透明な氷は超ビビリます。
今、20センチぐらいなのですが、
スケスケなんですよ。結構深いところまでしっかり見えます。
しかも、途中でヒビが入っていたり(大丈夫なんですけど)
ワカサギ釣りの穴が空いていたり(大丈夫なはずなんですけど)
そんな上で
シチリンとかで焼き鳥焼いているんですよね。

みんな平気なのかなあ。
ぼくなんか、もうお尻の辺りがフグフグして落ち着きません。

そんな、みんなにとっては普通で、でも実はとってもすごい
胆振周辺の冬の魅力、もっと知りたいと思うこのごろです。

と思っていたら、
雪の少ない胆振地方をバクダン低気圧が直撃しましたね。
今日、もんきー号で鉱山に行こうと思ったのですが、
除雪のなされていない坂道をあがることができず
やむなく断念しました・・・。

雪に弱い胆振の人々、お互い十分に気をつけましょうね。


お外で子育て イエティーズ

2008-01-22 23:22:58 | うえだんな
【札幌の冬】
子どもが外であそぶ環境がすくない。
親が子どもを外で遊ばせる方法がわからない。
(例えば、道内に引っ越した人。何していいかわからず、

こんな理由から、冬は子どもを室内だけに留めておいてしまう家庭が
結構多い。

だから、親も子どももストレスになってしまう。

いろんな問題に発展・・・。


そんな社会的背景があるなか、
イエティーズのような活動が
そのほんの微々たる一端くらいは、
何かの役に立てているのではないかと・・・。
この活動がものすごい可能性を秘めているのではないかと、
わくわくしてしまうのであります!

☆イエティーズ活動報告アップ
→http://blog.goo.ne.jp/yeti-club/



来年度のことを書く

2008-01-20 21:43:31 | うえだんな
来年度、いやこれから、
自分がどんな活動をするのかをグルグル考え、
ああでもない、こうでもないといろいろと作文をしています。

今までやってきたこと、
もうすでにできること、
これからできそうなこと、
いや、これからやるべきこと、
今の世の中に必要なこと、
ぜひチャレンジしたいこと、
やってくれと頼まれていること、
もうやろうと約束したこと、
世の中に受け入れられそうなこと、
受け入れてほしいこと。
今すぐやるべきこと、
いつかはやりたいこと・・・。

自分のこれからを好きなように描くことのできる反面、
果たして今の自分は何に向かっているのかを
はっきりさせる必要もあります。

しかも、それを
分かりやすい言葉で表現する必要があります。

考えて、相談をして、口で唱えて、読み直して、また書き直して、
何とかまとめたいと思っています。




サマースクール その後・・・

2008-01-19 22:18:45 | うえだんな
サマースクールその後・・・引き続き一部で盛り上がっています。

モデル事業を実施する・・できれば それが コアリーダーやスタッフのトレーニング機能を持つ 中間支援組織として 恒常開催地を作る・・。

夏の間 3週間の開催をし、賛同する各野外自然活動の団体が期間を分けて主管する。 各地から将来開催したい町村、団体から研修を目的としたスタッフを募る。

3泊とか4泊程度の日程をたくさん組む。 対象はビギナー向けとして 集客の仕組みは別途作る。 

サマースクールは アメリカ、カナダあたりでは、学校の補習授業なので、サマーキャンプの方が、international らしい。

現在、夕張市、下川町あたりの施設の話しが浮上しています。
今日・・石狩市も興味を持ちました。

推進協議会を作ろうか・・・