いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

キャンピングカーの旅in大樹町

2018-02-18 23:51:47 | うえだんな



天気は良くなりましたが、地吹雪の舞う強風の朝。キャンピングカーが時折きしむ音がする中起床。
今日はしっかりおかわり沢山して朝ごはんを食べました。




美しい山脈や雪原を見ながらタンチョウ探しスタートです。
いつもの目撃情報を得にタンチョウポイント付近で活動していた別のチームの方々に直撃
どうやらこの強風で今日は難しいらしい…。
ついでに遊びに参加。








急斜面をそり滑り
中々の迫力です。

その後もウロウロしてタンチョウポイントを
さまよいましたが、
残念ながらタイムアウト。
そのまま帰路につきました。


カモを観察。

三石付近でハクチョウを発見



餌付けされてるらしく、なんと近づいてきました。

せっかくなので、足跡や顔の観察



雪深かった大樹町へのキャンピングカーの旅
みんな元気に楽しみました。
すぐにお互い仲良くなって、
多少の揉め事等々ありましたが
車内でも和気あいあいで過ごしてくれました。

マジメに薪の利活用を考えたいのですよ。マジで。

2016-11-22 21:57:38 | うえだんな

いろいろなご縁をいただき、あちこちの森のお手入れをさせていただいてます。

で、その場に合わせたいろんなアイデアを駆使して、

その森から出てくるいろんなもの(林産物と言いますな)を使いこなすべく、あれこれ取り組んでいるのですが、

やはり僕たちがちょこちょこ使ってるだけでは、ズバリ、森からの恵みは使いこなせないんですよ。

そう、膨大な薪が出るんです。

厳密に言うと、薪ではなく、薪にすることができる丸太、です。でも、使いこなせない。とにかく手が回らない。

これ、やっぱり今の時代、普段の暮らしの中では使いこなせないものなんでしょうかね。

ええ、我が事務所は薪ストーブですよ。

近所の銭湯にも持って行き、お風呂チケットと交換してもらってます。

でも、これ以上のネタが出てこないんだよなあ。

 

・薪を、誰が割る?

・誰が運ぶ?どこに運ぶ?そのトラック代は?

・そもそも、誰が森から木を出してくる?誰が切る?

・自分の家に、薪ストーブを導入する人はどれだけいる?

・煙の問題は?

・どこで乾かす?

 

課題はつきません。でも、それを頑張って解決したとしても、やっぱり、自分の家に薪ストーブを入れる人はいないよなあ。

灯油の方が楽だもんなあ。

 

薪を売る!

 

それができたら、いいんだけど、じゃあ誰が買う?薪に、いくらの値段をつける?

僕たちの場合、薪を割るのは子どもたちやお父さん・お母さんです。

人を雇って薪を生産するならまだしも、そういう性質のものじゃないからなあ。

値段をつけづらいんだよなあ・・・。

 

木質バイオマス、とか言ってペレット工場に売り抜く!

 

なんか二束三文で買い叩かれそうだ。

ペレットを作るために化石燃料を使うってえのも、いいと言えばいいんだろうけど、なんか腑に落ちないなあ。

 

近所のピザ屋に買ってもらう!

 

今日、恐る恐る聞いてみたんだけど、やっぱりすでに取引のある燃料店があるらしく、そう簡単に既得権を奪うことはできなさそうだったなあ・・・。残念。

 

実際、薪を割るって本当に手間がかかります。

だから、ろくに手伝いもしないで

「上田さん、薪ちょうだい。たくさんあるから、いいでしょ」などど安易に言う人、マジで腹たちます。

であるだけに、丁寧に扱いたい。でも、安易に売る、っていうのも違うような気がする。

 

いやはや、いい方法はないもんでしょうか。

 

前から言ってるんだけど、ほら、今朝みたいにまた津波がきて、避難場所に逃げ込んだ時に、必要なのは「暖房」だと思うんだけどさ、ライフラインが途切れた時に威力を発揮するのは「焚き火」だって、この震災の時にわかったじゃん。だから、学校とかの各避難場所に、鉄板の安いのでいいから薪ストーブと薪を積んどいて、いざという時にグランドで使えるようにしたらいいと思うんだよな。それこそ、校庭の庭木を手入れした時に出る木材を、産業廃棄物にするんじゃなくて、薪にして倉庫の裏にでも積んどこうよ。なんなら、5年生はいっそキャンプなんか行かないで、校庭で薪ストーブでご飯炊けばいいじゃん。それこそが、有事の際に向けた、生きた避難訓練になると思うんだけどなぁ。

 

・・・うう、やばい、愚痴になりつつあるな。

 

ホント、薪を生活レベルでうまく使いこなす方法を探したいものです。

薪ストーブコミュニティを作るしかないんだろうか。

いやマジで、どうにかしたい。

っていうか、もうちょっとでどうにかなりそうな気もするから、どうにかしたい。

 

寒くなった今、そんなことを考えております。

 

 


森のようちえん全国交流フォーラム

2016-10-09 09:22:32 | うえだんな

毎年全国各地で実施されているこのフォーラム、

今年度は北海道は大沼で実施することとなりました。

 

事もあろうに、その実行委員長なるものをやっております。

 

少しでも参加される方に有意義なものとなるよう、

力を尽くしたいと思います。

 

先日、モンベル様に協賛いただいて

作ってもらったスタッフTシャツが届きました。

こういうものが届くと

一気にぐぐっと気持ちが高まりますね。

 

 

 

 


イコロの森で、どこまでできるか。

2016-09-23 20:25:53 | うえだんな

ということで、活動拠点としてイコロの森を使わせていただいております。

 

初めて、「拠点」を持つことになりました。

 

これまではあちこちのフィールドに出かけて、

その場をお借りする形で進めていたので、まだそのポテンシャルを活かしきるだけの

イメージを作りきれていません。

 

悶々と考えていてもいけないと思い、

積極的に通うようにしています。

 

イコロの森FIKA。

スタッフを入れたら100人以上のイベントを行いました。

 

苫教研、市内の学校の先生たちの研修。

学校の授業で使ってもらえるよう

少しずつ話を進めています。

 

薪置き場。

「ものが乾きやすい」

「広い」

「何より、暖かい」

これ、実は北海道のアウトドア活動で

とっても重要なシェルター機能だと思います。

 

他にも、いろいろとあります。

どんなことができるか、

じっくりと思案したいものです。

 


新事務所の体制が整いました。

2016-09-05 20:16:12 | うえだんな

皆様

上田です。

やっとのことで、新事務所が稼働しました。
ここまでいろいろな場面でご協力いただいた皆様、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
以下、連絡先です。

①泉サイト(事務拠点)
 〒053-0047 苫小牧市泉町(いずみちょう)1丁目5番6号  
  TEL/FAX 0144-82-7860
JR苫小牧駅から車で約10分の場所にあります。いわゆる「事務所」として、固定電話の設置・郵便物の受け取りや各種書類の管理などを進めるほか、各種プロジェクトの事務局機能、あるいは打ち合わせ会場、コミュニティスペースとしての機能も充実させていく予定です。
(東胆振子どもグリーンツーリズム推進連合会、苫東・和みの森運営協議会、自然体験活動指導者ネットワークえんりっと、第12回森のようちえん全国交流フォーラムin北海道実行委員会、第4回狩猟サミット実行委員会事務局はこちらとなります)

②植苗サイト(活動拠点)
 〒059-1365 苫小牧市植苗(うえなえ)565番地1 
        イコロの森管理棟内
新千歳空港から車で15分の場所にあります。豊かな森に囲まれているおしゃれなビジターセンターの一部をお借りしました。ウトナイ湖を始めとする苫東地域 や東胆振周辺、支笏湖や千歳・恵庭などの生産地に近いのが特長です。主に週末や長期休業を活用した自然体験活動事業と、活動に必要な各種道具や備品、工具 などを保存・設置します。


ふくしまキッズ大沼Bコース&イエティくらぶ合同キャンプ4日目

2016-08-01 19:40:58 | うえだんな

やっと雨音に悩まされないで夜を越えることができました。

7時過ぎまでぐっすり寝てましたよ。

 

朝食後は、後片付けです。

お世話になったテントを掃除し、たたみます。

しかし、どうやら朝食後にケンカがあったらしく、

ややテンション下がり気味です。

 

こういう活動は、ほぼ100パーセント、

3日目後半〜4日目にケンカや言い争いといった事が起きます。

子どもたちのリズムは、そうなっているようですね。

だから、我々もそこを想定してプログラムを組んでます。

 

世の中いいことばかりじゃないし、

こういうキャンプは、大人は召使いじゃないんだから

ある程度のことは自分たちで解決してね、というスタンスですね。

 

てなこともありましたが、

元来ポジティブな子達ばかりですので

すぐさま気持ちを切り替えて、仲良く作業をこなしてくれました。

 

素早く作業が終わったので、

「自由時間ができた!何したい?」と聞くと、大沼に行きたいですって。

石切りをしたいってんで、丸くて平べったい石を拾ってから大沼に行きます。

気温も上がり、ちょうど良い水遊びとなりました。

 

ということで、濃密な4日間を過ごした子どもたちは

無事に保護者の元へたどり着きました!

 

今回の子達も、何とも面白い子達ばかりでした。

スタッフのMNMなんて、ずっと笑い続けてましたよ。

それぐらい明るいキャンプでした。

また一緒に遊びたいですね!

本当にありがとうございました!


ふくしまキッズ大沼Bコース&イエティくらぶ合同キャンプ3日目

2016-07-31 20:39:56 | うえだんな

それにしても、雨ばかり降っています。しかも、雷まで鳴り始める始末。

こういう時は、スパッと予定を切り替えて進めます。

昨日とは打って変わって、函館五稜郭に行ってお土産を買いに行きました。

最終日は時間があまりなさそうなので、今日の雨のうちに行ってしまおう、という魂胆です。

五稜郭タワーの前を行き交う観光バスなどを見ていると、やっぱりウキウキします。

あらかじめ立てた計画通りにお土産を買ったことになっています。

相変わらず雨が続いているので、そのまま牛舎にお邪魔しました。

山川牧場です。

子牛に親指を見せると、ちゅうちゅう吸います。

仕上げはジャージー牛乳を使った濃厚ソフトクリーム。

すると、雨が上がりました!

夕方の大沼に出かけます。空気が澄んで綺麗です。

昨日のハードワークとは打って変わって、

今日はとてもゆったりとしたツアーになりました。

雨が降っても、こういうツアーができるのは、実はとても楽しいのです。

 

雨が上がったので、今日はテント前でご飯を食べました!

霧の立ち込める中での幻想的な食事であります。

暗くなるまで、鬼ごっこをしてます。

この闇夜の鬼ごっこほど面白いものはありません。

最後は焚き火を囲んで延々としりとりしてました。

これもまた、なんか良さそうな脳内麻薬が出る感じです。

 

さあ、明日はいよいよ帰る日です。

片付けと掃除ですね。

 

 

 

 


ふくしまキッズ大沼Bコース&イエティくらぶ合同キャンプ2日目

2016-07-31 06:04:17 | うえだんな

今日は山仕事の日です。

テント泊をするのですが、その下に敷き詰めるウッドチップがとても少ないので

いまいち寝心地が良くありません。

そこで、木こりの方が切り倒した木から枝をもらい、チップを作ることにしました。

 

巨大なカラマツが2本倒れてます。

これについている枝をすべてノコギリで切り出します。

なので、腹が減ります。

なので、ご飯はどんどん食べちゃいます!

昼からは、それをバリバリ粉砕します。

雨の中のハードワークですが、

カラマツの葉のいい香りが立ち込めます。

休憩。なんか雰囲気が本物の木こりのようですね。

あんなに鬱蒼としていた木の枝も、すっきりしました。

これで馬も気を出しやすくなります。

ウッドチップを敷き詰めます。

オォ、これは確かに気持ちいい!

前回の子達が敷いてくれたチップの上に載せたので、

さらにふかふかです。

今夜はここにテントを立てよう。

 


ふくしまキッズ大沼Bコース&イエティくらぶ合同キャンプ1日目

2016-07-30 07:29:23 | うえだんな

今日からは、ふくしまキッズBコースと

いぶり自然学校が展開している「イエティくらぶ」の子が一緒になって

活動することとなりました。

 

福島からくる子は、順調に北上できたようです。

一方、道内移動組はJR北海道が運休のため、

急遽スタッフ車両に乗って移動・・・。まあなんとかなりました。

 

ずっと移動だったので、まずは体を動かします。

雨が残ってましたが、施設内探検です。

馬がたくさんいる!

急に雨が降ってきたので、馬車の中で雨宿り。

お、魔法のトランポリンが!

これに乗ると初めて出会った子とも仲良くなるのと、

お通じが良くなります。

すると、牧場こども園の子達が

「やあやあ、遠くからよくきたねえ」と

まるで地元のおじさんのような雰囲気で出迎えてくれました。

天気も良くなり、気分も身体も飛び跳ねます!

汗びっしょり。

夕食後は、いつもの焚き火タイムです。

が、雨が上がったこともあって、

いろんな虫が出てきているようです。

懐中電灯を使って、必死にレアな虫を探しておりました。

ここには、スマホの中にしかいないような虫ではなくて、

本物の虫、そして本物の動物がいます。

 

明日は、テント張りの準備です。

ゴージャステントを使ったキャンプをします。

 


いぶり自然学校事務所移転について

2016-07-29 07:28:09 | うえだんな

みなさま

上田です。

前々からお伝えしております通り、

苫小牧市日吉町にありましたいぶり自然学校事務所を明け渡すこととなり、

ここまで次の拠点を模索しておりました。

 

そして、とても素敵なご縁をいただき、

苫小牧市植苗にある「イコロの森」内の管理棟の一角と

ヤードとしてビニールハウス内の一角をお借りする運びとなりました。

 

兼ねてより「少しでもフィールドに近いところに拠点が欲しい」

と思っていただけに、私どもとしてはとてもうれしい出来事です。

 

オーナーである渡辺パイプ株式会社の皆様、イコロの森の皆様、

関係者の皆様、引っ越しを手伝ってくださった皆様、スタッフの皆様。

何せ突然のことであっただけに、

ここまで来るまで、何度くじけそうになったことか。

みなさんに、心身を支えていただいた気がしてなりません。

この場をお借りして深く感謝申し上げます。

 

8月1日より正式にお借りすることとなります。

が、この時期は夏のキャンプハイシーズン真っ盛りでもあり

当面は荷物置き場にしかなりません・・・。早く片付けたい・・・。

そして、いろいろなことにチャレンジしたいものです。

 

一方、街中にも事務所というか、

コミュニティスペース機能があった方がいいとも思っています。

こちらについても、なんとか確保できるよう準備を進めています。

追ってお知らせいたします。