いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

ふくしまキッズ、いぶり自然学校にあらわる

2015-03-28 20:13:25 | うえだんな

ふくしまキッズの活動が、各地で展開されています。

大沼の活動では、「フィールドトリップ」といって

あちこちのフィールドに電車でお出かけする活動がありますが、

今回、なんといぶり自然学校に来る事となりました。

 

今まで、フィールドトリップに送り出す事はあっても

受け入れる事はなかったので、ちょっと緊張したっていうか

「どんな風に迎えようか」と、意外と考え込んでしまいました。

 

ということで、アクティビティとしては

みんなで楽しく美々川下り。

優雅なかわくだりかと思いきや、

途中でハクチョウがキツネに襲われた跡があったり、

「さっき、死に絶えました」というような

リアルなハクチョウの死体があったりして

かなりワイルドな旅でした。

 

ということで、いぶり自然学校事務所に泊まります。

食事は全て自炊。

食材だけ、買い込んであります。

それをみて、何を作るかを決めます。

終わってみれば・・・。

かなりスルドイ出来映えとなりました。

 

そんなわけで、

明日もいろんな旅が続きます。

 


ヤチダモ

2015-03-20 14:17:34 | うえだんな

ある日、我が事務所の近所で働いているある方から

「ウエダさん、頼みがあるんだけど」

と声をかけられました。

この方には、普段から大変お世話になっているので、

用件を聞く前に「いいですよ」と答えてしまいました。

 

用件は何かというと、ある施設の敷地内にある木を切ってほしい、とのこと。

理由はいろいろあって、正直切りたくはないんだけど、

でも議論の結果「切る」ことになっちゃって、

でも、切った木を産業廃棄するのはいやだなあと思い、

ウエダさんに声をかけた、ということのようです。

 

そんな風に言われたら手伝わないわけにはいきません。

早速、いろんな方に協力をお願いして、作業をお手伝いする事としました。

フェンス際の木を倒すので、緊張します。

特殊伐採です。入念な下見とシミュレーションを繰り返します。

ということで、膨大な量のヤチダモが搬出されました。

(写真が名瀬が逆になるな)

これを、厚真の製材所で板に挽いてもらいます。

賃挽きというやつです。

手積みです。

みんなで協力して、よいこらしょと上げます。

のこった木は、薪になったり、

クラフトの材料になったり、

ウッドチップになって花壇の周りに敷き詰められる予定です。

そう、板が完成したら、この施設でも活用する予定です。

 

とても楽しかったし、とても勉強になりました。

和みの森で培った技術やネットワークが、

こんなところで生かせるとは。

 

チャンスはまだまだ広がりそうです。

 

 


未だに濃厚に・・・

2015-03-16 08:21:49 | うえだんな

もう先月になるのですが、

京都の奥にある「田歌舎」というところを訪れました。

藤原さんという、これまたすごい人が営んでいる何とも面白いところなのです。

自給自足とか、取って食うとか、

そんなのに本気に取り組み、

しかもそれを事業化しているというトンガリ加減が半端ないです。

 

で、そんな活動がなぜできたのかを掘り下げていくと、

つまりは「田歌」という地域にしっかりと根ざしている、

ということでした。

それを伺った時、ああ、やっぱり間違ってなかったんだと思うと同時に、

ぼく自身、そこまでできてるかな、と大いに反省をしました。

 

田歌、というまちと、ぼくらのいるまちとは

単純には比較できないけど、

でも、そのエッセンスは同じだと思っています。

 

もうすぐ年度末。

来年度に向けて、しっかり準備をしたいと思います。