いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

リゾートしらかみ

2010-05-30 16:04:40 | うえだんな
秋田からの帰りは、電車となりました。
(行きは、白老ウヨロ環境トラストの河野さんとフェリーで)

同行した、東川のカツオくんが手配してくれた通りに
切符を用意しました。
それは、「リゾートしらかみ」という列車です。
言われるがまま切符を用意したのですが、それを知った講師宮本氏が
「おまえら、ぜいたくだ」「俺と変われ」となんかわめいています。
そう、
この列車は、普通の列車と違うんですね。

窓が足元まで大きくできていて、景色が見やすかったり、
ものすごい深いリクライニングシートだったり、
景勝地では電車がゆっくり走ったり、止まったり、
そしてついには、電車の中で三味線の演奏が。



乗った瞬間から、サービスが始まっているんですね。
三味線の音を聞いて、水田の奥にそびえる岩木山を望み、
うつらうつらとしているのは、なんとも心地よいものです。

今、川辺駅という駅でトランジット。
これから青森へ向かいます!

秋田弁と森づくり

2010-05-29 15:54:38 | うえだんな
28~30日と、秋田県は白神山地のふもとに来ています。
森づくりコーディネータ養成講習というものに参加させていただけました。
森づくりをテーマにした講習会は初めてだったので、
一体どんな人が集まるのかなあとドキドキしていました。
そしたら、なんと私は若手。
ほとんどが60~70代の元気な中高年の方でした。
なるほどぉ。森づくりっていうのは、今はそういう位置にあるんだ。
実際、みなさん、各団体の問題が「高齢化」「世代交代」なんです。
そこに、僕たちのようなキャラクターは、
いろいろと可能性があるんではないかと実感したところでした。

それにしても、秋田県はまるで異国の地のようでした。

天然杉と、ブナの混交がクライマックスなんですってね。
森の中には、ぶっといブナがにょきにょき生えています。
そして、そこらじゅうにクマの爪痕。

さらに、参加されているみなさんのしゃべっている言葉が、
半分ぐらいしか聞き取れない!
「おらぁ、まつがれがくになったぁくになったぁさぁ」
→「俺は、松枯れが気になって気になってさ」
70代、80代の方もいらっしゃいまして、
そこはもうニュアンスで感じるしかなかったなあ。


森でちょこっと すくすく

2010-05-24 22:35:47 | たしゆ
 白老町で活動しているNPO法人お助けネット との協働事業。
子どもゆめ基金の助成を受けての活動です。

 月に2回 平日の放課後を利用したアフタースクールです。
そのうち、1回はお外遊び「森でちょこっとすくすく」

 今日は「山菜を取って食べよう!」
ミツバを採りに裏の雑木林に探検~っ



ミツバ採りながら、子どもが「きれいなのがいいね~」って
そうだっ!食べるから、おいしそうなのを採ろう!

 ミツバは一つ発見すると、近くにもたくさん発見!

今にも雨が降りそうな天気で、寒かったので
採ってきたミツバを味噌汁にして食べました~!



「おいしい!おいしい!」とお代わりする子達も
料理を手伝ってた子たちは、おいしい!と食べてました。

 「食べて、後からが苦いんだよね…」なんて意見も。
慣れないと、山の味って独特の苦さ見たいのはあるかもね。。。
それが、おいしい!と思えてくる日がくるといいなぁ


 裏の雑木林にカラスが巣を作って子育て中の模様。
近づくと、2羽のカラスが低空飛行したり、かなりイライラな模様。
みんなで、巣を確認してる時も、近くを低空飛行のカラス。
おぉ!とびっくりしつつも、近寄らないほうがいいかも…
と実感できたっぽい。
 
 まぁ自分たちだけの雑木林じゃないからなぁ…と思いつつ、
みんなが、近寄らず、遊んでくれたことに感謝。
話して、納得してもらうと解ってくれるんだよね。。

改めて、思ったことです。

来月は6月8日(火)
「アイヌの人たちの食べ物をつくろう」
オオバユリが生えているので、それを使って、食べよう計画中。

 先月は、フキノトウ、 今日は ミツバ 来月は オオバユリ
同じ場所でも、季節によって色々採って食べれるものがありますよ~

幼稚園児と電気ドリル

2010-05-23 22:38:04 | うえだんな


昨日、和みの森で月に一度の森づくりイベントがありました。
そこで、キノコのほだ木づくりをしたのですが、
幼稚園児が電気ドリルを巧みに操り、
木づちでコマを打ち込んでいました。

出来栄えは、大人のものと、まったく変わりません。
作業効率は、大人と幼児は同じになります。
そりゃそうだ。
でも、これって、すごいことですね。
幼児が、大人と同じ分量の仕事ができるってことです。

つまり、これって、バリアフリーってこと。
ドリルは危ないから使っちゃダメ、じゃなくて、
使えるように、周りの人がちょっと気を遣えば、それでOKなんだよね。

無酸素運動

2010-05-17 10:15:11 | うえだんな
昨日のイエティで、調子に乗ってラグビーまがいのあそびを
本気でやってしまった…。

多分、今日の午後から大筋肉痛大会でしょう。
今も、なんかどこかぼんやりしてます…。

この絶望的な運動不足を、どう解消するかが
今年度のひそかなテーマなのですが、
いまだ行動に移せないまま…。

昨日一緒に遊んだ、他のみんなはどうなんでしょう?

イエティのあと

2010-05-16 19:02:50 | うえだんな
2週続けてのイエティくらぶが終わりました。

イエティクラブが終わって、いつも感じること。
子どもも、大なり小なりのストレスみたいなものが
あるんだろうなあ、ということ。

車で移動するのですが、
イエティへの出発時は、いつも車の中は大変です。
突然狭いところに閉じ込められるわけですから、
つっつきあったり、帽子を取りあったり、はては殴りあったりと、
その都度車を停めなければならないこともしばしば。

しかし、帰りの車は、そんなことはないんですね。
いや、全員爆睡、ということは実はあんまりなくって、
おしゃべりをしたり、外の景色を眺めたり、
ぼぉっとしたりしたり、お迎えのお母さんを思い描いたりと
実に穏やかな空気が流れます。

つまり、行きの時は、それまでの生活の中で色々たまった
ストレスみたいなものも一緒に車に乗せるんでしょうね。
で、さんざん遊んで、すっきりして、帰りの車に乗っているような
そんな感じがしてなりません。

ストレスがあることがいいとか悪いとか、そういうではなくって、
イエティくらぶって、
とにかく子どもが「スッキリ」する活動なんだなあと
帰りの車を運転するたびに感じています。

黒松内にてお灸をすえられる

2010-05-16 07:26:25 | うえだんな
イエティくらぶいぶり校と黒松内校が合体しました。
月に一度、黒松内ぶなの森自然学校へ出かけます。
今回は、その1回目です。
スカーンと晴れ渡った絶好の外遊び日和に、山菜採りですって。
できすぎです。

年長さん、1年生といったちびっこから、
中学生、高校生、果ては50代まで、総勢30名がこの週末を過ごします。
子どもと同様に、大人もたくさんいるので、
ちびっこがちょっと困っちゃっても、
だれかかれか、お兄ちゃんやお姉ちゃん、大人が助けてくれます。
まさに大家族。
「まだ宿泊は早いかなあ」「泊まらせてみたいんだけど、不安で…」
とお考えの方、大丈夫ですよ!ぜひお問い合わせください!

と、その一方、
私はきつーいお灸を据えられました…。



本気の「お灸」です。
ヨモギの枯れ葉をもんで、作ります。
子どもたちも挑戦したりして。
これ、今度首とか肩とか、腰に一回やってみたいなあ。

活動の様子は、こちら。
イエティくらぶ活動報告ブログ
高木晴光の日々こうかい日記

十勝おそるべし

2010-05-14 19:55:04 | うえだんな
月に一度の大樹訪問に、行って参りました。
わけあって、今回は電車で帯広に行き
そこから車に乗せていただきまして、いろいろと協議させていただきました。
この夏のキャンプの晩御飯はどうする?という小さな話から、
3年後、どういう姿を作り上げる?という大きな話まで
短い間にぐぐっと進めてきたところです。
この活動が始まって3年。それでも地道に積み上げてきた実績が、
少しずつ認知され始めた感じがあります。
この動きを大切にして、うまく展開していければと思います。

そんな十勝訪問だったのですが、
道の駅中札内で、すさまじいものを発見しました。

ギョウジャニンニクドリンク「葱」



ネギですよ、葱!
成分表に、しっかり「ギョウジャニンニクエキス」って書いてあります。
どうやって、エキスを抽出するんだろ。
ぎゅーって絞るのかなあ?いろんな妄想が膨らみます。
とにかく、
モモンガはかせによる「エゾエース」発見以来のモーレツインパクトです。

ものすごい発見をしたんじゃないかと、早速役場に持っていったら
「これ、昔っからあるんだよね~」ですって。
浦幌で結構昔からあるんだそうです。

十勝、おそるべし。

午後から会議だったので、気合い入れて飲んでみました。



体中にものすごい刺激が響き渡るか?と思いきや、
以外にもスウィーティな感じ。
成分表には「パパイヤエキス」とも書かれています。
うむ、この味かぁ。ほっとしたような、ちょっとがっかりというような。

しかし、5分後には確かに胃のあたりがカッカと熱くなる感じがしました。さすがです。

この先、これがどうなっていくのか…?
大ブレークするのか?それとも、南十勝でひっそりと存在し続けるのか?
ちょっと、楽しみであります。


今日も小幌は麗しく

2010-05-10 17:26:05 | うえだんな


今年度最初のイエティくらぶが始まりました。
今年からは、イエティくらぶいぶり校と名前を変え、
もっとあちこちに出かけるようなスタイルにしました。

ということで、一回目は小幌駅。
今回もなんとか天気に恵まれ、美しい海に抱かれる一日となりました。

が、足元には、空き缶やたき火の跡がちらほら。
あちこちの雑誌なんかで紹介されたからでしょうか、
そんな人の気配を感じ、ちょっとがっかり。
この美しい景観を、いつまでも保ちたいものです。
そんな気持ちもあって、イエティくらぶという子どもの活動に
こだわっています。

それにしても、おもしろかったな。
子どもたちは勝手に遊ぶので、大人たちも勝手に楽しんでいました。
フィールドが、遊んでくれるという感覚ですね。
これもまた、イエティの魅力です。
動と静。メリハリ。構成・非構成。わらわらとぎしぎし。
いろんな表現がありますが、
そんなわらわら遊びのチャンスを、少しでもたくさん
作るのが、僕たちの仕事です。

ニッポンの子どもたちに、もっとわらわら遊びを!