いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

はたらくようちえん&森づくりキャンプ。

2012-09-24 09:56:41 | うえちゃん
この週末、和みの森は大賑わい。
毎月の日帰りプログラム【月に一度は森づくり】と合わせて、今回はもうひとつ小学生を対象とした1泊2日の【和みの森・森づくりキャンプ】を同時開催。
ちびっ子からおじいちゃん・おばあちゃん世代まで約70名近くの人が集まりました。


月に一度は森づくり・ちびっ子チームはもりのようちえんへ。
今回のようちえんは『はたらくようちえん』と、いうことで薪運びやドングリ植えなど、たくさん働いてくれましたよ。

初めて和みの森に来たというお友だちも多かったので、まずは森探検に行くことに。


可愛い形の葉っぱ、トゲトゲの木、どんぐりいっぱい。
みんな森の友だちを見つけるのがとても上手です。
ほら、カエルともこんなに仲良し。




キノコのこ~のこ可愛い子。




探検が終わったら焚き木運びのお仕事です。
秘密兵器☆リヤカー登場!
みんなを乗せて、焚き木も乗せて。

(このあと、全員がリヤカーに乗り込みせっせとスタッフがリヤカーを引っ張ることに。乗ってる方の顔には笑顔。引っ張る方の額には汗。ふぅ。大人もはたらくようちえんです。でも、とっても楽しそうな笑い声が響いていて、なんだか幸せな気持ちになりました)

その後ものこぎりを使って薪作りをしたり、


敵を倒したり、


ヘルメットを何個かぶれるか、世界記録に挑戦したり、


疲れたらちょっと休憩して、


拾ってきたドングリをドングリ畑に植えに行ったりしました。


みんな本当に良くはたらいた一日でしたね。
帰りの車の中はきっと夢の中だったことでしょう。気持ちの良い汗をかきました。



さて、同時開催の森づくりキャンパーたち。
今回のキャンプは“秘密基地を作ろう!”というなんともアソビゴコロくすぐられるテーマ。
グループに分かれて自分たちのアイディアを形にするべく作業を開始しました。

どこに基地を作ろうかな~。この木なんてどうかな~。


基地に必要な材料も森の中から自分たちで調達します。






お昼ご飯を食べてパワーチャージ。




作業をすすめるにつれて、だんだんと形が見えてきました。




こちらもたくさんはたらいたので、夜ごはんのナスと豆とひき肉のカレーは売れ行き好調。
もりもり食べていました。






陽が落ちると急にひんやりとしてきます。
火のそばってあったかい。


せっかくのキャンプですから、夜も遊びに出かけます。
夜の森探検に出発です。




探検から帰ったら、なんとそこにはファイヤーピットが。
キャンプファイヤーをかこんで唄ったりお話を聞いたり賑やかな夜。


そして、いよいよ寝る時間。
秘密基地で寝る子、荷物置き兼セカンドハウスとして建てたテントの中で寝る子。
自分の体調や外の気温などを考えて、それぞれどこで寝るかは子どもたちが自分で決めました。

朝もすっかり季節は秋。冷え込んでいたのでさっそく火をおこします。


「寒くなかった?ぐっすり寝れた?」と聞くと「うん!」という元気な返事が返ってきたのでほっと一安心。
最初は基地で寝てたけど、寒くなったのでテントに入った子もいれば、朝まで目が覚めることもなく基地で爆睡だった子も。これもひとつの経験です。

起きたら荷物の片づけをします。
蛇腹型テントマットアコーディオン(ソプラノらしいです)


セカンドハウスもみんなで運んで天日干し。


朝ご飯はオープンサンド。レタス・キュウリ・トマト・ハム・スクランブルエッグ・モヤシのナムルなど具材もたくさん。



朝ご飯が終わったら、みんなで各グループが作った基地の観賞会。
「木の葉っぱで周りを囲むのが大変だった」
「スタッフが作ってくれたブランコが楽しかった」
「敵がきたときの罠を作った」
「真ん中の木を柱にしたところがポイント」
など頑張ったところや苦労したところなどの発表をしてもらいました。








そのあとはかくれんぼをしたり、作った基地で遊んだり、ちょっと自由時間。
「ここ、オレのベッドだから」


ブランコも大盛況。



楽しかったキャンプもそろそろおしまい。
最後は楽しく過ごさせてもらった和みの森に、また次に来る人が自分たちのように楽しく過ごせるようにと、基地の材料として使った木を運びだしたり、のこぎりを使って薪にしたりという作業をしました。








さて、そろそろ帰る時間。
キャンプの感想を発表して、


最後は一本締め。
みなさま、お手を拝借。よぉぉぉぉおおお、パンっっっ!!とみんなの手を打つ音が森の中に響きました。



天気にも恵まれ、大きなケガや具合の悪くなる子もおらず、基地づくりにとことん取り組んだ森づくりキャンプ。
参加してくれた子どもたち、送り出してくださった保護者のみなさま、関わっていただいたスタッフのお力添えがあって気持ちの良い森づくりの活動となりました。
子どもも大人も終始、心和む時間を作れたことを嬉しく思います。
ありがとうございました。

和みの森では月に一度は森づくりをはじめ、様々なプログラムを実施しておりますので、また是非、和みの森でお会いしましょう!




Plant Peace Day.

2012-09-21 15:48:08 | うえちゃん
みなさんご存知でしょうか。
今日、9月21日は国連の定める国際平和の日。
この日にちなんで緑で世界を平和にと願いを込めて、国際的な植樹イベントが世界各地で実施されているそうです。

本日、和みの森でも苫小牧市内の小学1年生が校外学習にやってきたので、植樹の活動を実施しました。


まずは、自分たちはどんなところにやってきたんだろう?どんな生き物がいるかな?どんな植物があるかな?
と、和みの森探検に出発!
和みの森のイロンナコトを教えてくれる森の賢者☆もんきー・うえだんな・カツオという愉快なメガネーズと共に。


トンボやコオロギをたくさんつかまえました。
お!大きなトノサマバッタにご対面。とても嬉しそうなお顔ですね。


その後、学校やおうちのまわりにはない不思議なもの・おもしろいものを集めに行きました。
毒キノコに色がついた葉っぱ、木にくっついてる謎の植物。
子どもたちの目はとても良いセンサーがあり、いろんなものを発見してきます。

今日、一番たくさん目にしたもの。そう、ドングリ。
今年は豊作のようですね。道を歩けばドングリにあたります。

そうだ!今日の植樹はこのドングリを植えよう!
と、いうことでみんなでたくさんドングリを集めました。
集めたドングリはうえだんな特性・ドングリ数えマシーンに装填。いくつ拾ったかせっせと数えます。


な~んと今日はみんなで800個ものドングリを拾いました!すごい!!
でも、このドングリたち、植えたとしても全部が全部芽が出て大きな木にならないらしい。
じゃあ、どんなドングリが良いのかな?
なになに?水に入れてみると元気なドングリとそうじゃないドングリがわかるみたい。
水をはったバケツに入れてみると、浮かぶドングリと沈むドングリがありました。


樹のことに詳しいカツオが教えてくれました。
栄養がたっぷりある元気なドングリは重たくて沈み、虫や動物に食べられたり割れてしまったドングリは栄養が少なくてプカプカ浮いちゃうらしい。
じゃあ、植えるのはバケツの下の方にある沈んだドングリだ。



今日の植樹は世界規模のスペシャルなイベント。
でも、今日の和みの森の植樹はさらにスペシャル☆
この植樹の活動を動かしているFEE(国際環境教育基金、環境教育プログラムを通じて持続可能な発展を目指す世界最大規模の国際団体。HP:http://www.feejapan.org/top.htm)の会長さんJanさんがいらっしゃってるんですもの。
みんなJanさんの英語のスピーチを真剣に聞いていました。



みんながひろったドングリを畑に植えます。
リスになったような気持ちで穴を掘り、植えたら土をかぶせてポンポン。


3年前にみんなと同じように植樹に来てくれたお友だちが植えたドングリの木の子どもの植え替えも手伝ってもらいました。


Janさんと一緒に植えます。


その様子に取材殺到。
カメラに囲まれるその様子はアイドルさながら。


こうして無事に森遊びと植樹の活動が終わりました。
みんなが植えたドングリたち、大きな木になりますよーに!


CONEリーダー研修@苫小牧

2012-09-06 14:51:27 | うえだんな
「この夏、はじめて子どものキャンプを経験した」
「なんだかよくわからないまま、現場に入った」
「面白かったし、こういうのって、なんかイイんだって思えた」
「でも、もうちょっと勉強してから行けばよかった」
「その理屈をもうちょっと知っておきたい」

今年の夏・・・、
例えばふくしまキッズ、例えばどこかの団体が主催したキャンプ、
あるいは修学旅行対応、大人向けの自然観察会、ツアー。
いろんなところに参加されて、上記のような思いになった方が
多くいらっしゃると思います。

そんな人たちの心に生まれた
「もうちょっとやりたい」「もうちょっと知りたい」
を解決し、
「これからも、自然体験に関わりたい」
という背中を押してくれるような、
自然体験活動指導者育成講習会(CONE主催 企画運営ねおす)を
苫小牧で実施します。

土日を活用した講習会で(全4日)、
参加費は無料です。
いろいろな講師やゲストにも参加していただく予定です。
(そちらも楽しみです)

子どもに限らず、自然体験活動に興味のある方の参加もOK。
様々な自然体験活動を通して、
対象者に学びや気づきを生み出すコツを学び、
そしてそれを生み出す時間を過ごします。

詳しくは以下のテキストをご覧ください。
申し込み・お問い合わせは ねおす または 上田 まで。

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     平成24 年度文部科学省スポーツ・青少年局 委託事業 
         「CONE学校支援指導者養成事業」

      主催:NPO法人 自然体験活動推進協議会(CONE)
          企画運営:NPO法人ねおす

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             <受講料無料>

小学生が学校単位で農山漁村に宿泊体験し、1次産業への理解や
社会性を養う「子ども農山漁村交流プロジェクト」が始まっています。
それにともないプログラムの立案の助言やコーディネート、
全体の指導、評価を行う指導者の養成をおこないます。
この研修を全日程修了すると「全体指導者」または「補助指導者」
として修了・登録されます。

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◆講座内容 全体指導者(全4日)
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●日程
1 日目 平成24 年10 月13 日(土)9:00 ~ 17:00
2 日目 平成24 年10 月14 日(日)9:00 ~ 17:00
3 日目 平成24 年11 月17 日(土)9:00 ~ 17:00
4 日目 平成24 年11 月18 日(日)9:00 ~ 17:00

●会場 苫小牧市 テクノセンター(苫小牧市柏原32-6 )

●対象:青少年教育関係者、学校教育・社会教育関係者、
自然体験活動に関心がある方。
    子ども農山漁村交流プロジェクトに関心がある方。

●人数:20 人

●参加費:無料

●取得できるもの:
・NPO法人 自然体験活動推進協議会
 「自然体験活動指導者(全体指導者/ 補助指導者)」修了証
・苫小牧市消防組合 普通救命講習会修了証

※当講座を修了すると、(独)国立青少年教育振興機構に「自然体験活動
 指導者(全体指導者)」として登録 されます。全体指導者は、子ども
 農山漁村交流プロジェクトにおいて、プログラム計画立案の助言や活動
 時の全体指導などの役割を、補助指導者は、活動時の補助指導を行うな
 どの役割を担うことができます。

講座の詳しい内容と申込用紙は、こちらをご参照ください。
http://www.neos.gr.jp/npo_images/cone2012.pdf

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お問い合せ・お申し込み
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NPO法人ねおす
〒064-0952 札幌市中央区宮の森2 条14 丁目1-14
TEL 011-615-3923
FAX 011-615-3914
メール npo@neos.gr.jp
URL http://www.neos.gr.jp

ちびっこサーファー、厚真の海に舞う。

2012-09-03 18:37:34 | うえちゃん
昨日、ねおすが主催いたします子どもの自然体験活動・イエティくらぶのいぶり校を実施しました。
9月の活動は【あつま・ビッグウェーブキャンプ】と題し、厚真町浜厚真海岸での海遊びです。

厚真町は道内屈指のサーフィンスポット。
昨日もたくさんのサーファーが浜厚真海岸にいらっしゃいました。


と、いう場所なのでイエティくらぶでもサーフィンに挑戦!
みんな初めての体験でしたが、教えて下さった先生の腕と子どもたちの飲み込みの速さで、スイスイと波に乗っていきます。




最後には立ち乗りに成功する子も!


厚真町・村上さん(サーフィンを教えて下さった厚真のサーフショップtacooのスタッフさん)・サーフィンは楽しい!という3点が子どもたちの頭の中にインプットされたようです。


※詳しい様子はイエティくらぶ活動報告のブログでご紹介しております。

来年は1泊2日のキャンプでやりたいな~。
個人的にサーフィンやってみたいなぁ、と思い始めた今日この頃です。