あれこれと忙しいのですが、エイヤっと事務所の模様替えをしました。
事務所は借家なのですが、前にお住まいの方がヘビースモーカーだったようで、
壁がタバコのヤニでマッキッキなのです。すごいでしょ。
なんかよからぬものが見え隠れしてる感じですな。
最近小さい子も来るようになって、こりゃあヨロシクないという思いが募り、漆喰を塗ることにしました。
いつもお世話になっているカアサン達が、いそいそとやってきました。
「壁塗り、やってみたかったの~」
自分のおうちでいきなりやって失敗したら嫌だから、まずはここで練習ですって。
とてもいいモチベーションだと思います。
カアサン達の左官屋さんは、なかなか手早くてスムーズです。
漆喰の注文から、道具の手配までやってくれました。
カアサン達は、晩御飯のしたくがあるっていうんで、夕方引き上げましたが、
そのあとを、僕が引き継ぎました。
まる一日かけて、こんな感じです。
ついでに床のワックスがけもしました。
口に入っても大丈夫な、オスモカラーというやつを塗りました。
薪ストーブを戻して、こんな感じに。
無骨な薪ストーブがなければ、普通のアパートの一室、みたいです。
でも、どこかの業者に任せたのではなく、
カアサン達をはじめとしていろんな人の手で取り掛かった、ということが重要な気がしています。
・1日で終わる。
・ちょっと非日常、ちょっと憧れな感じ 半径1メートル5センチぐらいのところにある感じ。
・でも、自分の生活に反映させられそうな感じ
・作業後、自分たちが使う
・自分たちの思いを反映させる
・言うだけではなく、実際にやる
・やるからには、最後まで責任をもってもらう
ああ、なんか、これ、まちづくりとか地域づくりのワークショップみたいだね。
カアサン達が、周りの人に
「ねえ、ウチの事務所に寄っていかない?」と言ってくれるようになったら
嬉しいですね。