いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

お祭り

2009-04-30 20:32:35 | うえだんな
亀田公園では、
明日から「グリンフェスタ2008」と称して
お祭りが開催されます。

園芸市といって、花木を販売するのが1~11日、
そのうち8~10日が、さくら祭りといって
いろんな屋台が出ます。

そして、そのひとつに、いぶり自然学校も
「すてないプレーパーク」という名前の
子どもたちがしぜん遊びをすることができる場を
提供することとなりました。

「EARTHDAY EZO 2009 ~ヒトツノピース~」という
活動があるのですが、その一環として行います。

ちょっとした「森のようちえん」っぽいことをするつもりです。
小さなお子様でも楽しめるような活動にしたいと思っています。

そうだな、ロープと木を使ってブランコを作ろうか。
小川に、橋を作ってみようか。
ヨモギを取ってきて、お団子でも作れたら、面白いだろうな。

そんなことを考えています。
興味のある方、ぜひお越しください!

森のかくれんぼ

2009-04-28 19:28:29 | うえだんな
森っこクラブ、今日は体験会ということで
多くの初参加のお子様、そしてお父様・お母様がいらっしゃいました。
天気も良かったので、実に健やかに、楽しい時間を過ごせました。
大人数を少ないスタッフで動かすことはとてもリスキーではありますが、
でも、一緒にいてくださる大人、そして何よりも子どもを信じて
十分楽しく、かつどこかで緊張をして全体に目を配りながら
遊びきることができると、少し充実感があります。

昨年度から参加してくださっている保護者の方は
そのあたりのぼくのあっぷあっぷしているところを
良く知っているので、
さりげなく手伝ってくれたりして、
本当にありがたいです。

そういうところに甘えてはいけないのですが、
んん、うまく言えないけれど、
「一緒に作っていこう」という雰囲気が
とても嬉しいです。

森の中で、かくれんぼをしました。
結構走りました。フトモモが張っています…。
でも、今の時期、見晴らしがいいので
小さい子はあんまり怖くなくて面白いようです。

ただ…不法投棄のごみがなあ…。
ちょっと悲しい現実です。

春の足湯はさらさらゆくよ

2009-04-24 19:46:12 | うえだんな
とある研修会の一環として
天然足湯ガイドを実施することとなりました。
ぼくは、車を運転したり、お茶を出したりしただけなのですが。

折からの雨も上がり、爽やかな登別原始林です。
いらっしゃった方々は、20代の方が多くて
しかも全員ネクタイ、スーツ着用です。
かたいかも、どん引きされるかも…だなんていう思いは
始まった瞬間、あっという間に吹き飛びました。

みんな、すごいハイテンションです。



びっくりしたなあ。
あんなに楽しんでもらえるとは思わなかった。

そして、こんな風にいろんな人たちの目を通して、
改めて足湯を見ると、ますますいろんな素材や
キーワードが隠れているんだなあ、と
改めて発見をした1日でした。

楽しいですね。

子どもと過ごす

2009-04-20 21:24:56 | うえだんな
今日、森っこアフターに行きました。
昨年度から参加してくれている子たちと
実に心地よい時間を過ごしました。

普通にお話をし、
普通に砂遊びをし、
普通にキツツキのつっつく音を聞いていました。

いつのまにか
自分が一番楽しんでいました。
子どもたちは、もっと過激にやりたかったのかなあ。
でも、たぶん、楽しんでくれていたと思います。

そんな風に、
自分は調律しているんだなあ、と
感じた一瞬でした。

春の妖精その2

2009-04-19 10:50:30 | うえだんな
昨日は小さな花に心を奪われていたのですが、
今日、ちょっと別のところに目をやったら、



反則です。
こんな町の中に…。ありえません。

この発見を、誰かに見られているんじゃないかと
周りをきょろきょろしてしまいました。

たぶん、移植されたものだと思うのだけれど、
それにしても、頭が一瞬カッと熱くなりました。

アリが、葉っぱから茎に登ろうと、必死です。
小さくて見えないかな。



春の妖精たちは、今日も実直に働いております。
よし、ぼくもがんばろう。



春の妖精たち

2009-04-18 10:34:45 | うえだんな
頭がパンクしそう、とか、
耳から煙が出そう、だなんて
そんなマンガで使うような言葉がぴったりくるような
そんな日々だったりするのですが、
せめて足もとの気配だけは感じておきたいなあと思って
朝、少し公園のあちこちをウロウロしてます。

春があわただしいのは、自然も一緒なのかもしれません。
今、今が重要。今こそ、エネルギーを放出するとき!
と言わんばかりに、いろんな生き物が動いています。

スプリング・エフェメラルだなんて呼ばれる
春の妖精たちも、ぼくたちの見えないところで
トコトコパタパタと働いているようです。



ホント、点のような小さなお花です。
ごくありふれたお花ですが、
あたりにはまだ何も咲いていません。

そう、とにかく、いの一番に花を咲かせるから、
小さくても十分に目立つわけですね。
大きな花とか、ギラギラした色をつけるような
膨大なエネルギーを使わなくても
いいんだそうで。
そう言われると、ありふれたお花が
みるみるスゴイやつに見えてくるから不思議です。


ランタン茶屋

2009-04-17 10:21:06 | うえだんな
今年から、夜の足湯散策を少しお手伝いする、
なんていうこととなりました。

闇の中にもくもくと湯けむりを立ち上らせる大湯沼。
頭上に覆いかぶさるように枝を広げる、夜の登別原始林は
まるでトンネルのよう。
そして、一夜限りで開店する「ランタン温泉」。
ランタンの明かりに照らされた天然足湯で癒される。

そんな、ほんのちょっと勇気を出して、
一歩足を踏み出した人にだけ出会える
登別温泉の知られざる姿を体験してもらえないものかと
あれこれ考えています。

この活動、いろんな可能性を感じます。

そのひとコマ。



ランタン温泉の前に、ランタン茶屋が開かれました。
まだ寒いのですが、ホッと一息。
空には満天の星。

ミズバショウ

2009-04-14 09:09:06 | うえだんな
なんとか、体を春モードに変換させようと、
朝、亀田公園内をすこし歩いてみました。

ふうむ、確かに乾いた地面から
いろんな緑色のはっぱが出てきていました。

冬の間、じぃっと我慢していた芽たちも
体があったまってきたのでしょう。

ミズバショウが咲いていました。



北海道に来た時に驚いたことの一つに、
ミズバショウがあります。
だって、こんな町中の公園に生えているんだもん。
本州出身のぼくには本当にオドロキでした。
北海道に来て10年以上たつのですが、
いまだにドキッとします。




夜の森

2009-04-13 23:04:07 | うえだんな
久しぶりに、夜の森を歩く機会に恵まれました。

かつて、毎夜毎夜森の中を歩いていた時期があります。
といっても、そんなに深くにまで入ったわけではなく
その入口をうろちょろしていただけですが、
まあ、比べるとしたら、
普通の人よりはその回数は多いかもしれません。
なので、夜の森に入る、といっても、
いたって普通の感覚でした。

が、周りにいる人たちは、
夜の森に入るなんて初めて!という人ばかり。
私よりずっと年上の皆さんが、
まるで子どものように浮足立っています。

ちょっとびっくり。

といいますか、
今の自分をむしばみつつある変な「慣れ」みたいなものを
みなおす、とてもよい出来事でした。

そう、たしかに、僕も初めてのときはそうだったよ。

初心忘れるべからず。
あの時のドキドキを、もう一度思い起こさないと、
いい仕事はできませんね。


そういえば、春でした

2009-04-12 13:09:43 | うえだんな
まだ、頭のどこかにひっかかっているんです。
冬のあんなこと、こんなこと。
いろんなところで、いろんな人に出会って
過ごしていた冬の出来事が、
鮮明に頭に残っている、というか
ようやく冬の出来事が自分の中に「落ちて」きて
納得、消化、吸収できてきたなぁ、と思っている今日この頃ですが、
周りを見渡せば、当たり前ですが、もう、春なんですね。
コンビニには、もうこいのぼりがついていました。
少しポスフールに行ったりしたら、
そこには春ものの洋服しかありません。
ぼくは、まだ分厚いフリースを着こんで、
背中を丸めてそれを眺めています。

ちょっと亀田公園を歩けば、
そこには花のつぼみ。



そして、今頭の中をぐるぐる回っているのは、
夏のキャンプのこと。

体は冬、頭は夏、周りは春。


  冬と 夏の 間に 春を 置きました
  だからは春は 少しだけ 中途半端なのです
  

オフコースは、そんな風に歌っております。
妙にしみますね。

春を見つけて、嬉しいような、切ないような。
そんな心模様です。