いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

基礎知識③

2007-11-30 20:15:18 | うえだんな
みすたーです。

今日ね、とある助成金の申請をしました。

「自然ガイドや自然体験活動を仕事にしている方達に向けた、基礎知識テキストを作ろう」

というプロジェクトです。
前にたかぎぃがこのブログで話題にしてたやつですね。

このブログを読んでいるみなさんはね、
「こんな仕事をしている人が、世の中にいるのねえ」
って知ってらっしゃると思うんですが、
「ほんっと、珍しいわよねえ」
って思ってらっしゃるんじゃあないでしょうか。

いやいや、結構いるんですよ、僕らのお仲間って。
20年くらい前、つまりたかぎぃが活動し始めたころには、それこそすごく珍しい人種だったようですが、近頃はね、どんどん増えているみたいですよ、全国的に。
「じゃあ何人いるんだ!?」
って言われるとよく分からないんですけども。

でね、そういう人たちは
「きっと小さい頃から野生児で、昆虫少年で、中学は理科部かワンゲルで、大学では生物専攻してたか、授業さぼって山ばっか行ってたんだろう。」
って思われてるかも知れませんね。
実際そういう方も少なからずいるんですけど(たかぎぃは・・・どうなんでしょ?)、そうでない方も大変多くなっている。

全く違う分野から「こういう仕事をしたい!」ってやってくる人が増えているんですね。

そういう方はもちろん研鑽が必要で、現場で鍛えられたり、講習会や専門書などですごく努力してると思うんですけど、いかんせんそういう出自なので、実は
「中高の理科が良く分かってないかも・・・」
なんて風に、すごく基礎的な科学的知識が抜けてたりするんではないかと。

そんな人たちのために、基礎知識が学べるテキストを作ろう!
それそ使って講習会も開いちゃおう!
全国の人たちにも使ってもらおう!

っていうのが、このプロジェクトです。


で、実を言うと、僕も全然違う分野の出身でして。

つまりですね、
「テキストの対象者=テキストの作り手」
ということですね。大変理にかなっております。


ほんと、結構基礎知識の怪しいところあるんだよなあ、
・・・ねえ、高木さん?


というわけで、また。

来年の事

2007-11-29 00:26:28 | うえだんな
来年・・・

2泊3日と4泊5日のキャンプを黒松内で長期村と並行しながら、たくさんやろうかしら。
他のサイトでなかなかできないから・・・

来年・・・
うん、なんとしても 石窯を作ろう・・。

来年・・・
たぶん 道南、黒松内よりもっと南にも自然学校を生み出そうともがくだろう・・・

来年・・
軽トラックが欲しいという まむに 応えたいものだ・・

来年・・
自然体験活動の義務教育への導入のモデル事業をどこかでやりたいものだ・・

来年・・

デザイン

2007-11-27 22:48:05 | うえだんな
今、テレビでいろんなデザイナーが出て、あれこれしゃべっています。
NHK、ですね。「プロフェッショナル-仕事の流儀-」です。
あ、これ2回目だ。

「デザイン」なんて、今まで全然勉強したことはないのですが、
最近自分の周りに「デザイン」という言葉がたくさん飛び交っています。
何も知らない頃は、
デザインって、上手なイラストが描けることだとか、
キラキラした衣服を作れる人、としか思っていなかったな。

でも、
実はどうやら、
ぼくなんかがおよびもつかないほど深いもの、らしいですね。

こういう番組を見ていると、
実は、世の中の全てのもは「デザイン」という名のもと、
誰かに巧妙に仕組まれているんじゃないかと思えてきてしまいます。
で、人に仕組まれていないものが「自然」なのか?
でも、「自然」だって、生き抜くためにいろいろと仕込むよな?
・・・とか、
なんだか深みにはまっていくわけであります。

これから、ぼくはぼくをどうデザインしていけばいいんだ?



あっちこっち

2007-11-25 14:59:59 | うえだんな
うえだんなです。
すみません、投稿がしばらく滞ってしまいました。

15日の清里ミーティングにむけてフェリーに乗ってから
ず~っと、道内各地をぐるぐる動き回っておりまして・・・。
多くの場所を訪れ、多くの方と会ってきました。

そして今、やっと机の前に座っております。
この数日間に出会った人の思いや考えと
自分の中にある思いや考えを
どうすり合わせるか、とかなんとか、
未だにあれこれ頭の中をグルグルしています。

う~ん、自分の勉強不足、経験不足なんでしょうか、
それとも出会った人たちがすごすぎるのでしょうか、
この数日間は、すごく頭を使った気がします。

まだまだ修行が足りませんね。
世の中には、実に様々な「見方」があるのだな、
様々な「見方」をする人がいるのだな、と
改めて思いました。

しかし、目下の目標は諸々の資料整理と精算作業を
ちゃんと終わらせること。
あぁ、すごく時間がかかってしまった・・・。

あ、そうです!
来週はイエティ登別です!!

細かい計画を立てないといけません。
細かい食事計画を立てないといけません。
細かい連絡を取り合わないといけません!!

ボランティアをご希望の方、
ぜひお声かけ下さいね!


森ノコソダテ茶話会

2007-11-21 22:04:23 | うえだんな
今日は、ふぉれすと鉱山の利用者懇談会~セクション①子育て部門
を実施しました。

午前の部、午後の部あわせて、
35人くらいの主に地域のお母さんたちが来てくれて、
沢山のご意見、ご要望などをいただきました。

それを振り返ってみると、
他のスタッフとも
驚いていたのですが、

意外と、子どもと一緒になって、
ゆったりと親同士が集まれる場所がない・・・ということ。

やっと出てきた場所も、某デパートの某ファーストフードの喫茶スペースだとか・・。

確かに、そういわれてみると、そんな場所ってないんだな・・・。

だから、今のふぉれすと鉱山は、お母さんたちにとっても、
そんな場所として、認識されつつあって、心地よくつかっている??

もっと使い易いように、もっとどうしたらいいのか?ということを、
今日は沢山ヒントをもらえた日でした。

とにかく、今日みたいな、お茶でものみながら、
会話するという機会が、ちょくちょくあることが大切なんだなあ。
普段から意識することも大事。

今一度、生の声の大切さを感じました。

もうひとつの野外教育系

2007-11-21 16:48:40 | うえだんな
ついに・・、手に入れた!!
「ノルウェーにおけるアウトドア・ライフの思想」
「自然と社会という文脈でのアウトドア・アクティビィティ」(オーストラリアを例にとって)という論文を。

地域に根ざした自然体験活動を組み立てる・・・ そんなコンセプトが野外教育のもうひとつの流れの中で研究されている。 北海道教育大学のアウトドア・ライフ専攻の前田先生からでした。

この冬は「勉強」だな・・・。


海外へ

2007-11-20 20:22:58 | うえだんな
日曜日の夜は みすたーを大雪山から一緒に帰ってきました。 二人で1升飲んでいろいろ談義。 

さて、忙しかった10月までと違い、11月は閑散期です。それを利用して黒松内スタッフはアジアの旅が続いています。まむは、インドネシアを先週より旅をしています。たーぼは明後日よりタイへでかけます。若い頃の旅の経験はいいことです。異国のたくさんの人に出会い、いつもと違う風土の中での一人旅。歳を取るとエネルギーがいることがわかりますが、若さはそのエネルギーをものともしないのだなあ。 その経験を子ども達との活動にもいかしてくださいな。 

今晩は、たーぼと ちょっと地味な大人の壮行会中。 

 いってらっしゃい! 見てらっしゃい!!

黒松内

2007-11-20 20:19:51 | うえだんな
みすたーです。

日曜から月曜にかけて、久々に黒松内に行ってきましたよ。
ちょうど2ヶ月ぶりでしたね。

久々に行くとね、やっぱり色んなことが変化しているものです。

 ○黒い犬が一匹増えていた
 ○高木家のトイレが水洗になっていた
 ○山村留学生のIZがおっきくなっていた(身長)
 ○羊のジュリエットがおっきくなっていた(体積)
 ○まむがいつの間にか旅立ってきた(そろそろ帰ってくるらしい)
 ○山羊小屋が頑丈になっていた(気がした)
 ○一面雪に覆われていた

などなど。

一方で、変わらないことも色々でしたね。

 ○ヤギ達の干草をもらいに行った牛舎の匂い(あの甘い匂いが僕は好きです)
 ○ジュリエットが相変わらず人懐っこく近寄ってくる
  (たーぼには頭突きするようですが)
 ○まりこさんのご飯が美味しくて食べ過ぎてしまう
 ○高木さんと話すと日本酒が進みすぎる

などなど。


今回も良い時間を過ごしてきましたよ。

ではまた。

コーディネーション coordination

2007-11-14 19:46:02 | うえだんな
実は、恥ずかしながら、
かつてアイスホッケーのコーチをしていたことがあります。

…と書くとカッコいいのですが、
自分が望んでやったわけではなく、
ましてやほっけーなんてやったことがなく、
もっぱらやらされた方なのですが。

でも、やったことがなかっただけに、とても面白かったです。
スポーツの指導、というものをいろいろと勉強するよい機会でした。

そのときに学んだのが、
「ゴールデンエイジにおけるABC」という言葉。
A:アジリティ(俊敏性)
B:バランス(平衡感覚)
C:コーディネーション(協同動作)

人間の成長過程において、この3つが一番よく身につくのが
5歳から12歳で、その年齢層をゴールデンエイジと呼ぶそうです。

だから、そのころは脚力や筋力よりも、
ホッケーでいうところのスケーティングであったり、
ボディチェック(あの、どかーんとぶつかられるやつ)から身をかわす
すばしっこさが身につくような練習をしなさい、と
教則本に書かれていました。

そのころ、そのCがよく分からなかったのですね。
で、いろいろと調べていました。
つまり、感覚統合というか、
「何かをしながら何かをする」みたいな
複雑な動き、脳と体の連携みたいなことを高められるのが
小さいころだ、というわけです。

こんなHPもあります↓
http://www.coordinationtraining.com/

でも、そのとき思ったのは、
そういうのって、平らな体育館やグランドではなくて、
山の中で遊ぶほうが効果的なのではないか、ということです。

常に同じではない野山の凸凹加減を、足の裏で
瞬時に判断するのって、実はかなり高度なのではないかと…。
決して太さや強度が均一ではない木に登って、
落ちないで枝先に行って、ブドウの実を採る、
なんていう運動から得られる効果は、
どんな高性能なトレーニングマシーンより断然いいのではではないかと…。


その思いは、そのころのほかのコーチを説得するには至らず、
私の抱えていた選手を山の中で遊ばせることはできませんでしたが、
時を経て今、やっとできているような気がしています。

今日のひかりの国幼稚園・森っ子クラブでは、
そんなことを考えていました。

「森の中で遊べば、一流のスポーツ選手になれる!かも!?」
とは、言いすぎでしょうか?


予定の調整

2007-11-12 08:58:15 | うえだんな
昨日、「超整理手帳」なるものを買いました。
おなじものを某スタッフが持っており、
刺激されました。
今、品切れ続出だそうで。
たまたま行った本屋さんに2冊だけあったので
衝動的に買ってしまったのです。

最近、私たちにとってもっとも必要な能力は
「スケジュール管理能力」だなあ、と痛切に感じています。

常にいろいろな人たちと関わりながら
お仕事をやらせて頂いている訳ですし、
その中で自分のやりたい仕事をする必要もありますし、
その予定をちゃんと家族に伝えないと、
「あんた、今なにやってるか分かんない」なんて
言われてしまうわけです。

こんなこと、当たり前と言えばあまりにも当たり前です。
と、人には言いながら、最近ちゃんとできているのか、
自分がとても不安になってきました。

そこで、そんな手帳を買い込み、早速書き込んでみました。

さすが超整理手帳。
自分の予定に余裕があるどころか
スケジュールがパッツンパッツンにつまっている事が
一目瞭然となりました。やばい。

予定を書き込んで満足していてはいけませんね。
それを整然とこなしてこそ、男というもんです。

頑張ろう。