苫東・和みの森に、札幌市立真栄中学校2年生の皆さんが
森林整備体験に来てくれました。
生徒総勢181名。先生方やスタッフの方も入れると、200名オーバー。
毎年来てくれるのですが、いつもその人数の多さに圧倒されます。
大きくは6つのグループ、と言いますか6つの「体験屋台」を作り、
好きな活動を自由に選んでもらいます。
全員に同じ活動を提供することはできないのですが、
その分好きな活動をずっとやることもできるし、
飽きたら他の活動に移動できるので、集中力が途切れない、という利点もあります。
生徒の皆さん、最初は「きゃー、鹿のウンチきもい!」「ダニ怖い」「花粉怖い」
と、ほぼ全員マスクを装着し、爪先立ちで広場に入ってきました。
しかし、活動が終わって帰る頃にはみんなマスクを外し、ドカドカと森の中を闊歩して
実に美味しそうに「クマザサ茶」を飲んでおりましたよ。
来る前 → 活動を提供 → 帰る頃 がこんなに違う、ということは
要するにy=axの「a」、つまり提供した活動が
たぶん良い方向に作用したのでしょう。
企画を作成・提案した立場としては、ホッとしております。
それにしても、真栄中学校の皆さんの雰囲気の良さといったら。
上田個人としては、
実は中学校の頃はとってもスサんでいましたので、
いい思い出なんて一つもないだけに、いつも驚いています。
言葉は陳腐なのですが・・・、
あんなに素敵な笑顔で、気持ちの良い表情でその場を楽しめている皆さん、
そして何より、
自分の学校の校歌をあんなに美しく、気持ちを込めて歌うことができる皆さん、
たぶん、そんな「文化」を作り出した先輩方、
さらには、そんな気持ちを込めて歌う生徒の皆さんの気持ちをファシリテートできる
先生方の力量・・・。
(普通、中学校の校歌で二部合唱はないっすよ その様子はコチラ)
すごいなあ。
驚きと、強い感動を感じずにはいられません。
もちろん、学校現場には悲喜こもごもいろいろとあると思います。
そんな中、雨天リスクも飲み込んで、
毎年和みの森を選んでくださる真栄中学校の皆さんに
深く敬意を表します。
最後に、そんな活動を下支えしてくださる
和みの森スタッフの皆さん。
この写真は、私たちの「学級写真」です。
中学校の学級写真に来ていたカメラマンの方が撮影してくれました。
スタッフの皆さんにも、それぞれのお立場や関係性がある中、複雑な調整をして
「子ども」「和み森」のためにお時間と体を空けてお越しくださいました。
怪我なく良い活動が提供できたのは、この方々のお陰に他なりません。
本当に、本当にありがとうございました。
今回ばかりは、最後の最後まで「雨」に心を悩ませていたのですが、
みなさんが集まる頃にはぴったり、ホントぴったりに雨が上がりました。
これもまた、みなさんのおかげなんですよ。きっと。
なんとか、今年度最初の大きな活動を乗り越えられました。
やっと今年度が動き出したような気がしています。
これからが本番です。
なんとか無事故で進めていきたいものです。