いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

べっこうあめ

2009-11-30 12:55:28 | うえだんな
昨日まで参加していた森のようちえん全国フォーラムで
愛知県のプレーパークで
たき火におたまをかざして「べっこうあめ」を作っている場面をみました。

そうか、そういえばべっこうアメって作ったなあ。
なぜか、大学の授業でも、やったなあ。
鍋とガス台でやった事はあったけど、
おたまでやったことはなかったなあ、なんて思い、
事務所のストーブでやってみました。

スプーン2杯ぐらいの上白糖と、スプーン1杯ぐらいのお水。



10分ぐらいしたら、あめ色になってきました。



火からおろして、
泡がなくなるぐらいになったら、
うすーくサラダ油を敷いたアルミホイルに落とします。



5分ぐらいしたら、きっちり固まりました。
こうやってみるときれいですね。



うん、いいかもしれない。屋外で薪ストーブでもいけるかもね。
幼稚園児にもできるかなあ。今度試してみよう。
あぁ、今日は森っこアフターだから、そこでもいいな。

小学生は、カルメ焼きだな。
これは難易度が高そうだ。
重層から二酸化炭素が出てくる、という部分が
なんかいろんなメッセージを含められそうだ。
地学とか、有珠山の噴火とか、そういうのにもいけそう。

森→幼児 と 幼児→森

2009-11-28 23:58:57 | うえだんな
森のようちえん全国フォーラム、始まりました。
参加者は300人オーバー、参加申し込みは一瞬400人まで
行ったそうです。
で、今回のスタッフは何と90人。



黎明期のフォーラムを思い出すと、
何かすごいことになってきました。

この大きな動きを、次はどの方向へ向かわせていくのか…みたいなことを
考えないといけないのかなあ、なんて、
かつて運営の末席に座らせていただいた立場として
なんかグルグル考えてしました。

そう、森は、幼児にいろんな恩恵を施してくれますが、
幼児は、森になにを施してくれるんだろうか…とかね。
大きなフォーラムの中にいながら、そんな大きなことを考えて
大いに語り合った晩でありました。
そう、なんと林業従事者が参加したりしてたので、
なんか次のつながり先を見つけたような気分です。



森のだんごむし

2009-11-27 22:40:54 | うえだんな
明日から愛知県岡崎市で開催される
森のようちえん全国交流フォーラムに参加すべく、一足先に岐阜の実家に立ち寄っております。

たんに立ち寄るだけというのももったいないので、
岐阜県立森林文化アカデミーという、県立の大学をおじゃましました。

なんでかっていうと、この森林系のキャンパスで
なんと森のようちえんが展開されているのです。
その名は「森のだんごむし」
誰が取り仕切っているかというと、
われわれの業界では有名な、あの「ナバ(萩原裕作さん)」なんですね。
そりゃあもう、行くしかないですよ。

で、行きました。

森林文化アカデミーの充実したキャンパス内が、フィールドです。
一つ一つの施設がものすごく充実しており、
はんぱない充実さです。



ナバのゆる~い仕切りのもと、ゆるゆる~と始まります。
しかし、さすが本州の里山、登りはかなり急峻です。
が、子どもたちは確かな足取りで登っていきます。



途中でノイチゴがなっているのにはびっくりした!
もう12月だというのにね。



登りつくと、なんと囲炉裏付きの庵に到着しました。
いかにも本州風情あふれる森のようちえんです。

 

で、そこでなにをするかって、特に決まっていません。
それぞれが思うことをやって遊びます。
で、お弁当を食べて、僕がお土産で持っていったサケのトバを焼いて、
歩いて戻って、絵本を読んで、あいさつをして終了です。

いやはや、実によい時間を過ごさせていただきました。
ぼくの妹、そしてその娘(年中さん)までさんかさせてもらっちゃったりして。
まだまだ書きたいことがあるのですが、またの機会に。

ともかく、ナバ、そしてご一緒させていただいた皆様、
本当によい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。

今回の現場だけではなく、
そこまでにたどりつくために力をつくしたナバやIP研の皆様の
努力は、すさまじいものがあったのでしょう。
そんなお話も伺うことができ、実に刺激的でした。
ぼくたちも頑張らないといけませんね!!


ほおの実茶

2009-11-26 11:37:55 | うーだん

これ、なんだかわかりますか?

急須にほおの実が入っています。

たしゆが、ほおの実を乾燥させて作ってくれた
ほおの実茶です。

しょうがに似たような味で
体が温まり、健康になれそうな感じがします。

この使ったほおの実はまた干して
香りが無くなるまで使えるそうです。

『火』がある幸せ

2009-11-26 11:33:30 | うーだん
火つながりの記事です。

先日いぶり自然学校にやってきたポータブル石油ストーブですが
早速ストーブの上で、
今日のかめっこくらぶのおやつのじゃがいもをゆでています。

ストーブの上でコトコトとおいもをゆでていると
なんだか幸せな気持ちになります。

火は仕事中の私たちの心まで暖かくしてくれています。

たき火な日々

2009-11-25 19:57:43 | うえだんな
ここのところ、現場が続いております。
和みの森、森っこクラブ2連発、ひかりの国保育、
すくすく3・9の小屋(ニッセの小屋という名になりました)の
薪ストーブ、
なんやかんやと火をたいております。

ついに、いつも着ている赤いフリースの袖に
穴があいてしまいました。

子どもたちには「服がやけどするとこうなるぞ みんな気をつけろよ」
なんて見せて、かっこうの教材ですよ。

たき火をすると、
服や髪の毛においがつきますね。
これ、決して嫌いなにおいではないのだけれど。
が、そんなにおいを体に付けられる人生って
今のご時世、実は結構贅沢なのかもしれない、と思っています。

木道敷設WS

2009-11-22 10:08:04 | うえだんな
やりました。
予想以上の、見事な木道が設置されました!



実に多くの人たちの、実に様々な「手形」が刻まれた、
宝のような木道です。
今年最後であろう、穏やかな小春日和にも恵まれて、
健やかなそして十分な作業をこなすことのできる1日を
過ごすことができました。

ここまで関わっていただけました多くの皆様、
この場をお借りしまして、深く深く感謝申し上げます。
ありがとうございました!

詳しい内容はのちほどたしゆからしてもらうとしまして、
取り急ぎのご報告です。



朝は、一面雪化粧。いやはや、大丈夫かなと思っていましたが、
路面が圧雪されて、かえって車いすが動かしやすかったようです。
トラックに、今年作った木道ユニットを乗せこみます。

みんなでどこに木道を敷いたら面白いかをちょっとだけ話し合い、
草刈をしていよいよ敷設開始です。



平坦な森ですから、ただ置けばいいかといえば、そう簡単にはいきません。
が、ちょっとくわで調整すると、木道の裏の凸凹とうまくかみ合って、
びしっと設置されるのですね。
これ、机の上で設計したりしたらすごい工事になっちゃうんだろうけど、
やりながら現場合わせをしていくこの気軽さが、
現場の雰囲気を高めてくれます。
誰かに指示されるのではなくて、
「あ、これでいいいよね」って、自分の判断がそのまま生かされる
嬉ししさです。



木道の下に敷く半割丸太を、追加して作ります。
なんか、もうすっかり手際が良くなってきました。
どんどん削られていきます。
木がついたら、1ユニットできてしまいました!!



徐々に道が見えてきました。
さっきまで、ものすごく歩きにくく、
車いすも「コンパネキャタピラ」じゃないと入ることができなかった
林の中が、簡単に歩くことができるって、すごくよい感覚です。
森との距離が、一気に縮まります。

はたして、ジャスト3時。



実に30人以上の方が、記念撮影に収まり、
いよーーー、パン!と気持ちのよい一本締めで
無事に作業を終えることができました。

終わった後は、来年のために積み上げられた丸太を見ながら、
みんなそれぞれ夢を語ります。
「こんどはああしよう」「ここは今度こうしよう」
「来年はもっと早くできそうだ」

そう、木道づくりは、木道づくりそのものが目的ではないんですね。

もちろん、木道づくりを進めるためにみんなにお集まりいただき、
そのために作業を進めるのだけれど、

 木道を見ながらみんなでお話をしたり、
 おおよそ出会うはずのない人と出会ったり、
 自分のできる仕事を見出し、それを認められて気持ち良くなったり、
 みんなが「おいしいね」と言ってくれたり、
 寒い日はやっぱりたき火が一番だねって気がついたり、
 今年初めての雪遊びだってコーフンしたり、
 うちの子をほかの方が面倒見てくれて、ちょっと自分に戻れたり、
 久しぶりに木登りをしたり、
 普段使わない筋肉を使ったり、
 屋外のトイレづくりは実はとても難しいことがわかったり、
 
 そして
 やっぱり木と戯れるって、とっても楽しかったり。

そんな、木道づくりという活動を通して、
いろんな思いや関わり、あるいは学びや気づきを得られる楽しさが
ここにはあるのかなあと思ったりしました。

帰りがけ、手伝いに来てくれたなっちゃんが言ってました。

「みんな、森のコミュニティーセンターっていうハコモノじゃなくって、
 森のコミュニティーをほしがってるんだと思います」

うん、確かにそうかもしれない。
要するに、そのバランスなんだろうな。
どっちかだけじゃダメなんだと思う。
ソフトにしても、ハードにしても、
その両方を生み出すプロセスをどんだけ分厚くできるか、
なんだろうなということを
実感できた1日でした。








ストーブ

2009-11-20 18:09:08 | うえだんな
そりゃ、ホントは薪ストーブのほうが雰囲気がいいのでしょうが、
でも、電源につながなくてもいいし、そしてお湯も沸かせます。
電気ポットって、結構電気代かかるんだよね。



燃料屋さんに修理してもらい、復活しました。
らすた、ありがとう!

もうひとつは、ねおす本部から届く予定です。
それは、かめっこルームに置こうかと思っています。

道庁とクルミ

2009-11-19 17:44:34 | うえだんな
一日中、北海道庁の周辺をうろついていました。
で、ふっとみると、道庁のすぐ横の歩道わきに、クルミの殻が。



一体、誰でしょうかね、こんなところに落し物をしたのは?
思わず、街のど真ん中で、
はいつくばるようにして写真を撮ってしまいました。
そしてしばらく考えます。

どこからきた?誰が持ってきた?

頭の中は、いろんな想像が駆け巡ります。
こういう時間は、とても楽しいですね。
そして、なんか得したような気がします。

クルミの実は、ポッケに入れてお守りに。
少し気分のいいラッキーデーですね。

ちなみに、
道庁横のコンビニで、STVの木村洋二さんをお見かけしたのも
ラッキーなのかな?


高速移動

2009-11-15 00:04:59 | うえだんな
午前中はすくすく3・9にてお外遊びでした。
すんごい雨がふったり、いきなりカッと晴れたりなので、
さすがに参加者は少なかったな。
でも、その分とても濃密な遊びをすることができたような気がします。
グリーンサンタのおうち(ニッセの小屋という名になりました)に
初めて薪ストーブが入り、心地よい空間となりました!!

さて、昼からは白老から黒松内に移動です。
最近できたばかりの黒松内ICを使ったら、
1時間15分ぐらいで着いてしまいました!!はえぇ。
あの静狩峠をぐねぐね行かなくてもよいのは
とっても安全ですね。

明日は大樹なので早く寝たいのですが、
なぜか目が冴えちゃって。