いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

夏休み始まる

2008-07-28 14:02:58 | うえだんな
世間の学校は、夏休みに入りました。
ということで、わたしたちねおすのキャンプシーズンも始まりです!
長期村、CONEモデルキャンプ、中頓別での2泊3日、
東川での5泊6日、
もちろんイエティくらぶまるやま校、
いろんなところで、いろんなスタイルの活動が同時に動き始めています。

苫小牧の幼稚園も、今日はお泊り会ですし、
白老のすくすく3・9も、近々バス遠足で鉱山に行くし、
かわあそびキャンプもあるし、
はっちゃけキャラバンもあるし、
大沼のキャンプもあります。
8月下旬に予定のかざぐるまのバス遠足も、第1回の打ち合わせが終わりました。

そして、7月31日より、
大樹町にて1週間のキャンプが始まります。

北海道の自然は勿論、農業や食品加工、馬、という
北海道が生み出した農山漁業文化を体験できるような活動を計画しております。

ぼく自身も、こういうスタイルのキャンプは初めてなので
とても緊張しています。
しかも、今までのように慣れ親しんだ自分のフィールドではない
ほぼ初めて足を踏み入れるようなところでの活動が続くので
もうドキドキが止まりません。
ちょっと前は、ここまでナーバスにならなかったんだけどな…。

そのプレッシャーを、良い緊張感へとつなげつつ、
一方、燃え尽きることなく
うまく緊張の糸をつむいで、この夏を楽しく、安全に過ごしたいと思います。




エネルギー2

2008-07-25 22:43:06 | うえだんな
最近、いろいろな方にお会いして
お食事や宴席をご一緒させていただくことが多いです。

その際、なんかわかったことがあります。
今社会においてバリバリとエネルギッシュに活躍されている方は、
間違いなく、こちらが心配になるほどに
よく食べ、よく飲みます。
ホント、「豪快」そのものです。

それでいて、体のどこかにその蓄積が偏ってつもり積もっているかというと
そんなことはなく、ものすごくスリムで健康的です。

黒松内のセミナーに呼ばれて来道されたあの方も、
緑色の服を着た外人さんを連れてきたあの方も、
おぉ、九州あたりからやって来たあの方もそうだったな。

そうやってエネルギーをため、
そして次の日はそれをからからになるまで出して、
また吸収してるんですね。

かつて、私も自他ともに認める「おおめしぐらい」でありました。
「あんたとごはん食べると、私も食がすすむわ」と
奥さんにかつては言われていました。
あの、明後日から始まる黒松内の長期村においても
「うえだんなは、らーめんどんぶりをお茶碗代わりにしている」
「うえだんなのご飯は、ドラえもんの漫画に出てくるどんぶり飯みたい」
と、数々の伝説を作っておりました。
そんな「鉄の胃袋」誇っていた私は…。
現在、下痢に見舞われたぐらいにして、何とも情けない限りであります。

いかん。

はやく治さないと。体調を元に戻さないと。
よし、まずはバランスよく食べることから始めよう。
と、時計を見れば、もう22時30分過ぎてるじゃないですか。
こういう夜更けのご飯が、よくないんだろうなあ。

いかん。

この不摂生が、よろしくないですね。

エネルギー

2008-07-24 09:00:42 | うえだんな
実は、この一週間、かなりひどい風邪に襲われておりました。
市販の薬では復活できず、
人生で何度目かの点滴を打つはめになり、
あちこちに出会う人に悟られないようにと思いながらも
ふらふらしている様子を目撃され、
「大丈夫ですか」と言われちゃったりして、
本当に申し訳なかったです。

昨年度は、こういった病に襲われることがなかったので
「オレもけっこうイケルじゃん」と思っていたのですが、
もっとも踏ん張らなければならないときにこのアリサマ。
情けない限りです。すみません…。

ですが、自身、あまり風邪はひかない方だと思っていたので、
今回の我が身に降りかかった状態は参考になりました。
こんなに熱が出た時は、こういう感じになっちゃうんだなあ、とか
こういうことができなくなるんだ、これはまだ大丈夫なんだ、と
人の心配をよそに、冷静に自己分析なんかしてました。

体調が崩れると、
やはり意識は自分を守ろうとするんですね。
自分の体へ意識を向けるあまり、
他人への気遣いとか、気配りとか、そういうところに
神経が行き届かなくなります。
つまり、風邪はウィルスの感染、というだけではないご迷惑を
周りの方にかけてしまうのだなあ、と思いました。

お陰様で、高熱にうなされることはなくなりました。
若干、下痢は続いているのですが、気合いで直します。



住宅街でカヌー

2008-07-20 22:13:28 | うえだんな
苫小牧の町中にある「ふちなし沼」。
ひかりの国幼稚園の活動や、イエティーズで何度も訪れています。
そこに、ついにカヌーを浮かべてみました。
念願かなって…という感じです。
とても浅い沼なので、途中で引っかかってしまうところもあるのですが、
でも、小さな子たちと楽しむには十分、そして安全です。

あの、すーっと進む感覚、久しぶりだな…。
また、いつもと違う視点も新鮮です。
一方、不法投棄の多さにも閉口です。

いろいろと刺激的なカヌー体験でした。

学校と自然体験

2008-07-18 00:43:29 | うえだんな
たかぎぃのブログにもありましたが、
今度改訂される学習指導要領には
あちこちに「体験」「自然体験」という言葉がちりばめられています。
なんでも、80か所以上もあるとか、ないとか…。

どの子にも、なるべく同じ学力を
できるだけ効率的に伝授する学校、という機能、
つまりコンテンツ型の教育の場に
「まずやってみる」「やった後に考える」
「感じること・気付くことは人それぞれ」という
どちらかというと非効率的な、
体験的な活動…プロセス重視型の教育手法を
をどうマッチさせたらいいのでしょうか。
どちらも重要。でも、一挙両得を狙うのか?

野山で遊んでいたら、掛け算の九九が覚えられる、
そういうプログラムを考えろ、ということなのか?

この問題、ふぉれすと鉱山ができた最初のころから
何度も考えては解決に至らなかった難問です。
で、いよいよそれを本当に考えるときが来たのか…?
でも、本当にそうなのかなあ。


この、たかぎぃの言うところの「ソーダイなムジュン」を考えるべく、
明日から大樹町に行ってきます。

エネルギー残量

2008-07-15 19:42:55 | うえだんな
怒涛のように現場が続き、
さらに打ち合わせや会議が重なりました。
極めつけは、草刈です。
刈り払い機、3回ガソリン入れました。
かなり、タフでした…。

北海道の「田舎」と呼ばれる所に住む人にとって、
草刈というのはかなり大切な業務なんだろうなあ。

あちこちをぐるぐる回っていたので、
携帯のバッテリーも残量がなくなってきました。
ぼくのエネルギー残量も…。

今日は、早く寝るとしましょう。
その前に、愛しのアヨロ温泉に行くことにしましょう。


新しいフィールド

2008-07-13 21:23:25 | うえだんな
イエティくらぶ苫小牧校が開催されました。
今回は、何と白老川で川遊びをしました。
かなりのマニアックポイントであります。

かつて、何度も釣りに行っていたことがあり、
おおよそのロケーションは把握していました。
「ここで遊んだら楽しそうだな」と思っていたところに
念願かなって来ることができました。

それにしても、
初めてのフィールドで、しかもかわあそびというハイリスクな活動は
かなり緊張します。
子どもの前でニコニコしながらも、
口の端っこは引きつっていたかもしれません。
素早く、的確に川の状況を見定め、
安全かどうかを確認してからのGOとなりました。
目利きの通り、危なげなく
楽しく過ごすことができました。
やはり、川はうそをつきません。
水の力学は、どこまでも従順に大地を形成しています。
(と、そこまで物理を勉強したわけもなく…むしろ苦手で…)

こんな感じで、
新しいフィールドにいくと
今までの自分の経験をフルに使うので
とても刺激的です。

そんな風に、新しいフィールドで適度に自分を鍛えていかねば、
と思った一日となりました。

グリーンサンタ、白老にあらわる

2008-07-12 20:17:16 | うえだんな


なんと、グリーンサンタさん
あの白老の「すくすく3・9」にやってきましたよ。
すごくびっくりです。
普段は、とても大きなイベントや学校を訪れ、
多くの子どもたちを相手にすることが多いらしいのですが、
白老という小さな町の、ちいさな施設に来てくれたのは
とても稀であり、そしてとても嬉しいことです。

写真でもわかるとおり、
すくすく3・9は古い和風な施設なので、
なんかおもしろい…。

最初は、子どもたちがあまりにもちびっこなので
やばいかなあ、泣いちゃうかなあ、ああ、グリーンサンタの方も
そんなこと言ってたなあ…なんて思っていたのですが、
どっこい、もうかぶりつきで見てましたよ、ちびっこたちは!!
ハイハイしてサンタさんに寄っていくぐらいでしたね…。

それは、そのぐらい「本物のサンタさん」が本物であった、ということの
証しだと思います。
訪問を受け入れてくれたすくすく3・9の皆さんも、
子どもたちと同じようなキラキラした目で
サンタさんを見ていました。

サンタさんって、どんな年齢の方にとっても
「夢の象徴」なんでしょうね。

とっても楽しく、とっても嬉しい時間を過ごすことができました。
お世話になった皆様
この場を借りて深く御礼申し上げます。ありがとうございました!

グリーンサンタ、千歳にあらわる

2008-07-11 10:44:10 | うえだんな


昨日、千歳空港を訪問しているグリーンサンタ
ひかりの国幼稚園の年長さんたちと会いに行ってきました。
幼稚園の先生たちが一生懸命準備をして、
手話つきの歌を、サンタさんにプレゼントするのです。
ステージは、千歳空港の、あの真ん中の吹き抜けになっている広場。

サミット終了後で、いつもより人が多いなか
子どもたち、そして先生方は見事にその大役を果たされました。

それにしても、すごいイベントでした…。
大きな会社のエコロジカルな活動のPRを、おおきな広告会社が
千歳空港のど真ん中でどーんとやっているわけです。
その全貌を、あまり聞かされることなくとにかく子どもたちを連れてきた
私たちは、ただそのすごさに唖然としてしまうところでした。
びっくりしたなぁ…。

たしかに、そういう大きなイベントに参加することが、
幼児の保育カリキュラムだとか
幼児の発達段階とマッチするのか、と言われるとどうかわかりませんし、
地球温暖化を説明してくれるお姉さんの説明は難しく、
ジオラマは子どものおでこあたりの高さに作られているから
なんかよく見えないし、と、まあそんな場面はありました。

しかし、そんなさまざまな大人の思いとは裏腹に、
子どもたちは、実に楽しそうにサンタさんと歌い、踊っておりました。
あの、手話が、効果的だったですよ。
日本語のわからないから、歌詞がよくわからないサンタさんも、
すごくあわせやすかったみたい。見事にシンクロしてましたね。
学園祭の前でとても忙しい最中に
あの手話を教えることのできた先生方、おみごと!という感じです。

そんな風景を見て、
いろんな都合を引きずっている周りの大人も、
その場にいたみんなが、子どもたちとサンタさんのセッションに
ずいぶん心を和ませてもらいました。

人によっては、特にまじめな学校の先生たちは
子どもの教育現場に、いろんな大人の都合が入ってくることを
極端に嫌う人がいます。
「授業時間をつぶすことは、子どもたちのためにはならない!」
と言うわけです。確かに正論。
でも、そういう議論をしはじめると、「それこそ大人の都合だ」
という水掛け論になってしまい、泥沼化してしまいます。

ぼくは、両方大切だと思っていますし、
むしろそういう子どもの心と大人の都合をうまくつなげることが
今、求められているんじゃないかな。
幼児おでこの高さにジオラマを作ってしまった人だって、
子どもたちにわかりやすく伝えたいと思っているはずです。
そのジオラマに文句を言う前に、
よく見えるように、台をどこかからうまく調達すればいいんです。

みんなが良かれと思ってやっていることや、その「思い」を
うまくつなげるのは、機械やパソコンではできません。
僕たちみたいな人間がやることなんだろうなあ、
と改めて感じました。

頭の中がふわふわ

2008-07-06 18:19:05 | うえだんな
昨日、今日とイエティ登別であります。
2日間とも、冷たい川の中で遊んでいました。
しかしながら、とてもよい天気にまぐまれたので、
気持ちよかったです。

ああいうところに全身をつけて、飛び込んだりしていると
頭の中がフワフワになるような気がするんです。
スポンジのような感じ。
一瞬、すかすかになっちゃったかな、と思ったりするのですが、
次の日、とか、川遊びの後、とか
けっこういろんなものを前向きにとらえられるようになる、というか
そう、それこそスポンジのように
いろんなことを吸収できるような気持ちになります。

「頭と心をスポンジのようにするキャンプ~かわあそび・ふわふわキャンプ~」

ちょっといいかも、だなんて。
川遊びの終わった後、興奮した頭でそんなことを考えています…。