いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

草刈り

2008-04-29 20:20:13 | うえだんな
マイ草刈りを持っています。
RYOBIの、けっこうハイパワーなヤツです。

3年前にエイヤッと買ったのですが、
その時は、そんなものを自分お金を出してまで
買う必要ないんじゃないか、と思っていました。
まさか、自分の人生において
「草刈り機」を買う人生が待っているとは思ってもおらず、
買わなくてもよかったかな、とそのときはちょっぴり後悔したりしていました。

でも、これが結構使うんですね。
白老、という田舎に住んでいますと
どうしても自分の家の周りは、
手では草刈りできないというのもあるのですが、
今お手伝いさせていただいている、あっちこっちの施設で
「ここをもう少し子どもが遊びやすくしたい」
「この広場をもう少し広くしたい」
と放置されているくさっぱらをプレーパーク的なものへするべく
スペースを広くしたり、
小さな子が歩きやすい林道を作ったりする仕事が案外あるんですね。

業者さんに任せるとか、そういうのもいいのですが、
自分のイメージどおりに作りたいとなると、
やはり自分で刈ったほうが上手くいくわけで・・・。

ということで、
本日も、苫小牧の幼稚園の一部を草刈りしました。

今までずっと放置されていた場所。
しかも、針金やコンクリートなどが飛び出ていて、
かなり難易度が高いのですが
無事に終えることができました。

これで、明日からの子どもたちのあそびも
すこし促進されるかな。






ふゆみずたんぼ

2008-04-28 22:57:39 | うえだんな
皆さん、なんだか分かります?

最初、その言葉を聞いたときは、一体なんなのかが分からないまま
でも分かるような素振りをして
「ふんふん、ふゆみずたんぼ、いいね、それで」
と軽く流していました。
でも、あとから、なんだかよく分からないなあ、
でももう知ったかぶりしちゃったから、
聞きなおすのは恥ずかしいなあ、なんていっている間に
時間が過ぎてしまい、「聞かぬは一生の恥」となりそうでした。

田んぼに水があるのはある意味当たり前ですが、
ふゆ?みず?なんだそりゃ?
分かりそうで分からないこの言葉。

正式には「冬期湛水水田」というそうです。
まだちゃんと勉強したわけではないので
分からないことが多いのですが・・・。

冬の間に、敢えて田んぼに水を入れておくと、
ガンなどがねぐらにしたり、
イトミミズやいろんな生き物が増えて土が肥え、
とろとろになった土は雑草の種をもぐりこませてしまって
発芽させなくしてしまったり、
春になったときにカエルやクモがたくさん来て、
そいつらが稲の害虫を食べてくれたり、
またそこにカルガモなんかが来て雑草を食べてくれたり、と
田んぼにとっても、生き物にとってもよい循環が
生まれるんだそうです。

そんな、古くは江戸時代の会津で書かれた農法が、
今再び脚光を浴びるようになり、それが
「ふゆみずたんぼ」というそうです。

そんな農法を採用した田んぼが美唄にあり、
今年、ねおすはその一部を使わせてもらうことになりました!

今日は、その田んぼを使ったプログラムを考えていました。
何せ、見たこともない「ふゆみずたんぼ」。
どんなことができるのか検討もつきませんが、
でも、いろいろと話を聞いているととっても楽しそうです。
楽しみです。

ということで、
今年の札幌開催のイエティくらぶでは、
その「ふゆみずたんぼ」に行くことを予定しています。
詳しいことが決まりましたら、またご連絡いたしますね!
お楽しみに!


洞爺湖

2008-04-27 21:59:01 | うえだんな
洞爺湖の自然環境や、くらし、産業をブラッシュアップ(磨きなおし)して
新しい自然体験のツアーやプログラムが作れないものか、と
いろいろと考えることとなりまして、
終日洞爺湖周辺のあちこちをうろついていました。

この私、いぶりに腰を落ち着けようと思った割に、
案外、いや実はほとんど洞爺湖とか西胆振周辺を
歩いたことがない、という非常に情けない状態です。

なので、洞爺湖周辺を歩いても
感覚はほとんど観光客と変わらず、
目下「おおー、すげー」と歓声を上げているだけです。
そうならないよう、もうちょっと勉強しなければ。

が、それにしてもすごいです。
そして、この辺りをちゃんと見ていなかったことを
心から後悔しています。
この前有珠山が噴火した時、
確かまだ苫小牧に住んでいたかと思いますが、
同じ胆振管内にいたのに、
どこか遠くで起きていることのようにTVを見ていました。
あぁ、火山灰が苫小牧でも降ったな。
とにかく、そんなぐらいです。
ちゃんと見ておくべきだった!

しかし、今、この立場になって改めて噴火の跡を訪れると、
こんな無知なぼくでも
身震いするほどの衝撃、というか、地球のすごさ、を
感じずにはいられません。

特に、とうやこ幼稚園の壁に、火山弾がささっていたのは、
ちょっとショックでした。



最近、幼稚園とお付き合いがあるだけに・・・。
さぞ、大変だったんだろうなあ、と本気で思いました。

洞爺湖、登別温泉、白老、苫東・・・。
この1ヶ月の間、胆振の西から東へと飛び回っています。
ますます、この地域の面白さに心を奪われております。


改名!?襲名!?

2008-04-25 17:19:41 | うえだんな
たかぎぃ、
いろいろありがとうございます。

「だんな」「うえだんな」なんて、
大学2年生の頃から呼ばれております。
「ウエダってさあ、だんなっぽいよね」と
20歳の頃から既にオッサン顔だった私を、周りの者が
そう評し、自分も妙に納得してしまって
それ以来、こう呼ばれております。

この名前は、呼ばれるよりも
呼ぶほうがかなりコッパズカシイので
賛否両論あるようで・・・。

となると、そろそろ改名をしなければいけないなあ、と
思うのですが、そうはいっても10年以上慣れ親しんだ
この名前を変えるのは、けっこう度胸がいりますね。
で、変えたとしても、よいものじゃないと
なかなか新しい名前で呼んでくれなかったりして。

歌舞伎役者とか、落語家みたいに
代々語りづいた名前を襲名する、みたいなのはないのかなあ。

「二代目もんきぃ を襲名いたしました」

なんか、恐れ多くて・・・。


2008-04-25 00:50:33 | うえだんな
私は いつの頃から・・子ども達に 私のことを「たかぎぃ」と呼んでもらうようにしました。

私達の世界・業界では 仲間同士では ニックネーム、時にはキャンプネームと言われる名前で呼び合うことが多いですね。私達の仲間になった人にもいろいろな呼び名がありましたね。

直接的に名前とつながらない
よこづな、だんぼ、とびぃ、ばんび、ガッチャ、もんきぃ、みすたあ、ごんじぃ、あもん、兄、じょい、だんな、はっち? ぼーぼ、ビルマ、すいべぇ、だんな、かまじぃ、こばぁば、ちゅんたろう、おーさか

名前をもじった
とばじぃ、たかぎぃ、よっしぃ、とんちゃん、たけぽん、たーぼ、よっしぃ、きむち、うえだんな、はぎぃ、かおりん(ご)、なかじぃ、

名前を短縮した
えんます、えんめぐ、やまちゃん、しゅんちゃん、にし、てるさん、まむ、かとちゃん、かず、なっちゃん

名前となる
かめつさん、たかはしさん、ひぐちさん、かおりさん、あつし、ひやまくん、ちえさん、こだまさん、ふみちゃん

たまに学校の教室で授業する時に、私の名前を紹介するときも 私は、たかぎぃと言ってます。 山村留学の子も「たかぎぃ」と呼びます。 さすが、スタッフでは私のことを面と向かって「たかぎぃ」という人はいませんが、子ども達をはさんだ会話では、「たかぎぃ」となってます。

ねおすを始めた頃は、子ども達にも「たかぎさん」と呼ばせてましたが、そのうちニックネームを変形型で決めました。なんか、子どもとの距離感が出てしまうようで・・・。 今は、伝説のキャンパー 「たかぎぃ」が目標であります。

***
うえだんな という 名前が ちょっと 学校向け、幼児教育向けプログラムに合わんのかな??? 上田先生というのも 確かに役割に合わないかもね。 この際、何か 幼児向けの 新しい名前をつけてみたらどうだろう?

ビアッジィ、とうりょう、登別はかせ、トール、イエッティ、うえさん、チーフ、うえださん でもいいかも・・・

ぼく・おれ・わたし・うえだんな

2008-04-24 11:18:26 | うえだんな


幼稚園での活動が始まっています。
小さな小さな教室に入り、小さな小さなイスに座った
小さな小さな子ども達と、とっても幸せな数時間を過ごします。

ぼくがガリガリと進めるのではなく、
常に幼稚園の先生と打合せや相談を繰り返し、
プログラムシートを作ったりしながら、
お互いの役割や得意技を生かして進めていきます。

子ども達も、大人が二人あっちこっちから声を出すので
なんか新しい刺激を受けているようですね。

ところで、今考え、勉強しなければいけないなあと思っているのは
自分のことを、自分でどう表現したらいいのか、というところです。

「ぼくは、こう思うよ」
「わたしは、こう思うよ」
「おれは、こう思うよ」
「うえだんなは、こう思うよ」

私は、先生でもなく、かといって近所のおじさんでもなく、
友達でもなく・・・。
でも、イエティくらぶではなく、「幼稚園」なので、
子ども達はぼくのことを「先生」というポジションで認識しているわけです。

幼稚園の先生たちと、いろいろと話し合って
「うえだんなはね、先生たちの仲間です」と紹介はしてもらいました。
が、その辺も年長さんにはちょっと難しいですね。

まあ、これから回を重ねていけば、そういう立場の理解みたいなものは
どんどんと薄れていくので、心配はしていないのですが
自分のことを何といえばいいのか、考えないといけないなあと思います。


そういえば、
かつて、大学生の頃
大学の先生とそんな議論になりました。


自分が教員になったとき、自分のことを自分で「センセイ」と呼ぶか。
自分のことを「先生」という先生を信用できるか、どうか。
そんな風に自分のことをいうのは、日本だけなのか。


モノを知らない一大学生の議論ですから、結論はともかくとしまして
いろいろ考えた経験があります。

小さな赤ちゃんに、お母さんが「お母さんがだっこしたげる」と言うのと
小学6年生に「先生がだっこしたげる」と言うのと一緒か?
自分のことを「立場」で表現するのか、
それとも、「私」は「ワタシ」なのか、
とか、何かそんなことを話したような・・・。

一方、いいトシした成人が
普通の大人同士の会話の中で、自分のことを自分の名前で表現する方が
いらっしゃったりして、それはどうなんだ!と
オジサン的見解もあったりして、悩みは尽きません。

細かい話で恐縮です・・・。
皆さん、
何かその辺りに自論はありませんか?









チラシ

2008-04-22 22:42:57 | うえだんな
昨日今日かけて、
イエティくらぶ(特に胆振圏)のチラシを作成し、
発送しました。

一つ一つ印刷をし、数えて、
各市町村の教育委員会にお願いをして
学校に配布してもらいます。

その際、教育委員会に「名義後援」を頂くのですが、
この作業がとても緊張します。
私たちがやっている活動をまとめて提出し、
ある意味「審査」をしてもらって
「いいんじゃない」と言われて初めて後援を頂くのです。

冷静に考えれば、そんなにびびる必要もないのですが、
でもどうしても小心者ゆえにドキドキしています。

そんな時、教育委員会の担当の方から、
何かしら気の効いた言葉なんかかけてもらうと
すごく嬉しいわけで・・・。

そんな、皆様の応援の中
イエティくらぶは進んでいきます。


武者修行

2008-04-21 18:15:36 | うえだんな
たーぼです

私は今、丸3年と3ヶ月すごした黒松内ぶなの森自然学校を離れて、登別市の鉱山町にある、登別市ネイチャーセンターふぉれすと鉱山で活動をしています。

といっても黒松内校のイエティくらぶや森のようちえん、長期村は引き続き私が担当させていただくので、子どもたちが来るときはいつも通りに黒松内にいるので、あまりみんなは変化を感じないかなぁ。

ふぉれすと鉱山に来たのには色々と理由があるのですが、その1つは『修行』です。
何のための修行かというともっとイエティくらぶ黒松内校をパワーアップさせるための修行です。

どんな修行をしているかというと、滝に打たれたり、壁に向かってひたすら「かめはめ波」をくり出す練習をしているわけではございません。

ここ、ふぉれすと鉱山では休日はもちろん、平日も小学校の宿泊研修などのプログラムを行っています。そんな中で、たくさんのプログラムを作成したり、たくさんのプログラムを実施する、今までのイエティくらぶ黒松内校みたいな(かなり違うと思いますが)活動を毎日のように行う修行です。簡単に言うと多くの現場に立つ修行です。

まだ、本格的な現場は始まっていないのですが、その下準備として、ふぉれすと鉱山の周りにある色々な活動場所を見て回ったり、活動に使う道具の整理や整頓をしながら、どこに何があるのかを覚えたり、ふぉれすと鉱山にはどんな人がきて、どんな思いでここに集まってきてくれているのか、ということを知ったりと、基本的なことを感じ、考える日々です。

本格的な修行が始まる前に、しっかりと準備を終わらせなくてはと感じる今日この頃です。


ここで得た知識や経験を生かして、イエティくらぶでも、もっと楽しく、より多くの学びを子どもたちや活動に参加してくれているボランティアの方々に提供できればと考えています。

鈴木剛充 (たーぼ)

プログラムシート

2008-04-20 23:30:34 | うえだんな
今日は暖かい日曜日でしたが、
ずっと部屋にこもって足湯ツアーのプログラムシートを作成していました。
昨日のアイデアをまとめる仕事です。
普段、Pシートはなるべく1枚に収めることを心がけているのですが、
かなり細かく、多岐に渡る情報を盛り込んだので、
1時間のプログラムがなんと4枚にもなりました。

それだけ、みんなが出してくれた情報が満載の、よいものになったのでは
と今のところ思っています。

こういうプログラムシート作り、実はとてもよいトレーニングになると
思っています。

当日の事、参加者のこと、その後ろにいる人のこと、
天気の事、もういろんなことを頭に思い浮かべて作っていくのは、
当日人の前にたって何かをやる以上に
エネルギーが要ります。
だから、Pシートを作ると
身体は動いていないのに、もう身体を動かして何かをやり終えたような
感覚になります。

つまり、実際には何もやっていなくて、でも頭はほてっていて、
何か錯覚を起こしたような感じなんですね。
だから「このプログラムは絶対面白い!最高!」なんて
今は思っているけど、
2~3日たつと、案外しょぼPだったりして、
がっかりすることがあります。
そうやって、熱したり覚ましたり、寝かせたりしながら
Pを作っている気がします。あぁ、料理みたい。

でも、山際純司か誰かが書いていた本で、
かの池田高校の蔦監督は、
甲子園での試合前、早朝の布団の中で
当日のラインナップを考えるときが至福の時であった、なんて
書いてあったのを思い出しました。

そう、先を思い描いている時間が
実は一番楽しいんだと思います。
遠足の前の日が、一番楽しいんでしょうね。

そう考えると、事前広報とか、重要だな。
あ、やばい、チラシを作らなきゃ。

ということで、明日はチラシ作成に動きます。

早朝足湯ガイド

2008-04-19 23:24:39 | うえだんな
大きな旅行会社から頼まれて、
今年から、登別温泉にある「足湯ポイント」にて
早朝に1時間程度のガイディングをすることになりました。
しかも、それはご当地登別の誇るガイド集団「KoNG」が
中心メンバーとして関わってくれることとなったのです。

今日は、そのガイド活動に向けて研修会が開催されました。
ゲストは、これまたねおすの誇るネイチャーガイド、かず であります。
午前中は、フィールドワークとかずのガイディングデモ。
そして、午後からは概要説明から
みんなでプログラム作成をし、実際に練習をしました。

昨年度から、少しずつ準備してきたこの取り組み。
いよいよこのゴールデンウィークから動き出すのですが、
お集まり頂いた皆さんの気合いと、
新しいことを一緒に作り上げていく、という
なんともいえない高揚感、というかドキドキワクワクが
押えきれないような、とても前向きな雰囲気の中で
研修を進めることができたのが、とても嬉しかったです。

参加してくれた人が、みんなの前で言いました。


「自分の町に、よそから来た人にご案内できる自然があるって、
本当に幸せなことですよね」


まさに、それですよね。ググッと来ます。

そんな思いが、社会をよい方向に変わる原動力と
なるんだと、本気に思っています。

そんな思いを持つ人が少しでも活躍しやすくなるよう、
ぼく達は全身全霊を込めて頑張りたいと、
心の底から思いました。


ということで、
みなさん、楽しくやっていきましょう。
というか、楽しいはずです!
早くやりたいね!

かず、俺達もさぁ、いろんな仕込みをがんばろうぜ。
自分で言うのもなんだけど、登別って、やっぱ、すごいね。