いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

アソビゴコロ。

2012-08-27 10:25:52 | うえちゃん
頬をなでるは秋の風……になっても良い季節のはずなのですが、気温・湿度共に高い週末でした。
ふぅ、暑い暑い。
そんな中でも子どもたちは元気ですね。


月に一度は森づくり(今回は苫小牧市の体育協会さんが主催するアウトドア女子の活動も同時開催)。
いつものように“どれをやっても良い・どれもやらなくても良い・どこに行っても良い・どこかに行くときは一声かけて”を合言葉に活動を行いました。

森のようちえんの活動は【野イチゴようちえん】です。
まずは、森の探検に出かけて生き物探し。トンボやカエル、バッタにクワガタなどいろんなオトモダチに会いました。
とことこトットとお散歩したら、本日、一番で会いたかった森のオトモダチ・野イチゴさんとご対面。


キラキラ光る野イチゴさんたちがたっくさん!
和みの森さんから野イチゴをおすそわけいただいて今日はジャムを作ります。
美味しいジャムができるかな?
と、その前にやっぱり味見係が必要でしょ?
もぐもぐ、モグモグ。やめられない止まらない。摘んだ野イチゴを入れるための袋にはまったく入らず、お腹の中に野イチゴが収まっていきます。
「だって、甘くて美味しいんだもん!」


ボウル持参でやる気満々。たくさんとれました♪


キラキラ野イチゴ、美味しい野イチゴジャムにへ~んしん!!


お昼ごはんのあとは薪割りや、木道の材料になる木の皮むき、木陰でお昼寝など思い思いにまったりのんびり過ごしました。

薪を割ったら虫めがねが出てきた!
これでのぞくとどんな小さなものでもよ~~~く見えるようになるんだって。
うえだんなが言ってたもん。これは世界に一つのフシギムシメガネだ!!


あっちでフフフ。こっちでアハハ。あぁ、楽しい。
子どもも大人もアソビゴコロあふれる一日となりました。


アソビゴコロ番外編。
帰り来て、この日、いぶり事務所に宿泊したアソビゴコロを忘れない大きな少年たちお二人。
空き缶アルコールランプをお試し中。
スルメをあぶって食べてました。

悲しいお話

2012-08-16 12:19:56 | うえだんな
北海道に来て以来、親しくさせていただいた先輩、というか友人が、急逝しました。
心不全のようです。
彼の存在は、ぼくが苫小牧にこだわる理由の一つでした。

このブログの数少ない読者で、いつも職場で見てくれてたようです。
何回か書き込んでくれたり、ご本人も登場したことがあります。
とにかく、表に裏に、僕たちの活動を支えてくれた方です。

それだけに、かなり身にこたえている、というか、まだ受け止めきれないところがあります。

そのお知らせは、携帯とPCに届いた短いメールでした。
最初は、また変なスパムメールが届いたか?と思っていました。
が、確認をすると、どうもそうではない、ということが分かり、
心がざわめいてきました。
まだ、「悪い冗談だろ」としか思えません。

昨晩、一瞬だけ現場を任せて、お通夜に参列させていただきました。
式場には、入りきれない多くの人々が集まり、ロビーに溢れていました。
そのひとりひとりに、彼は何かしらの声をかけ、影響を与えていたのでしょう。
それを思うと、なんだか、こう、なんとも言いようのない感情が湧いてきます。

当の本人が、一番無念だったろうな。

親族の方から、彼の部屋の整理を、僕らの仲間に託されました。
それだけ、信頼されていたのだということを、こんなことで気づかされるとも思わなかったよ。

心より、心より、ご冥福をお祈り申し上げます。
合掌

夏休みはキャンプへ行こう。

2012-08-11 21:56:33 | うえちゃん
「あ、世の中お盆休みなんだ」と気づく夏の朝。
主催の夏キャンプの引率対応で札幌駅にいきましたら大きな荷物を持った人がたくさんいました。
観光できた人、帰省した人、帰省する人。
夏休みも後半戦ですね。

チームいぶり自然学校も夏の子どもキャンプが大詰めです。
7/23にうえだんながふくしまキッズ受け入れのために大沼へいざ出陣。
7/26-28のネイチャーキッズのプログラムに始まり、
7/28-29の虫博士キャンプ

(昼・夜・朝と虫を探し続けた1泊2日。いろんな虫を探して、マイ虫図鑑を作りました)

白老川遊びデイキャンプ

(やっぱり楽しい白老川。フローティングやボート遊びを満喫しました)

8/1・2・3厚真放課後子ども教室デイキャンプ

(地元産の米粉を使って棒巻米粉パンを作りました。とても美味しかったです)


(むかわ町穂別で川下り。天気にも恵まれ、最高の川遊び日和♪)


(浜厚真の海岸でビーチコーミングオブジェづくりやサーフィン体験をしてきました)

8/5さぽーとさっぽろリバーアドベンチャー、8/6苫小牧市環境保全課さんとの森づくり体験事業

(前日は大雨。天気が心配でしたが、みなさんの日ごろの行いが良かったのでしょう。当日は気持ちの良い森での活動となりました)

8/8-10れきふね川遊びキャンプ


と怒涛のキャンプ生活。
オリンピックに負けないくらい熱い夏を過ごしております。

やまちゃんはれきふね川遊びキャンプから引き続き大樹町でふくしまキッズプログラムに参戦。
私は月曜日からうえだんなのいる大沼へ参ります。
夏キャンプの現場も残すところあと10日。
参加してくれた子どもたちにとって、また関わってくれたスタッフにとって良い夏の思い出ができるよう頑張ります!

子どもと同じぐらいの・・・

2012-08-02 21:38:05 | うえだんな
今、大沼にずっと張り付いて、毎日毎日なんやかんやとやっております。
今回、よくわかったのは、
ボランティアコーディネートの奥深さ、ですね。

子どもは、大人数やってきたとしても、
みんな・・まあ目的はだいたい同じ。
「北海道であそびたい」というのは共通してますし、
同じ時間に来るし、同じ時間に帰ります。

でも、それを支えるボランティアは、
「子どもの活動を手伝う」と一言で言っても、
その裏には実にたくさんの思いやねらいを持ってやってきます。

本当に心から子どもの活動を手伝いたい、と思う人。
とにかく何かをしなければ、と思う人。
これをきっかけに、何かを学びたい、と思う人。
これをきっかけに、誰かと出会いたい、と思う人。

ホント、ひとりひとり違う思いでやってくるので、
活動現場に必要なヘルプと、ボランティアさんの「やりたい」を
マッチさせるのは本当に難しい。

しかも、そこにさらに人によって集合解散方法が違うし、
そのほか、ここではかけませんが、
まあまったくいろいろと配慮しなければならいのが
ホント難しい。

おそらく、子どもに対するディレクションと同じか、
もしくはそれ以上の能力とコストが必要なのではないか、
と思うぐらいです。

ボランティアコーディネート、実に奥深いですね。