いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

細かく、細かく

2008-11-29 19:45:27 | うえだんな
なぜか、今週末は様々な活動が錯綜しております。
どれも顔を出したいし、どれも楽しそう。そしてどれも重要。
でも、体は一つであります。
なので、いろいろと手分けをしてお願いしたり、されたりと
細かく細かく調整を進めるのですが、
細かいところまで伝えたり、理解したりするのが
できたり、できなかったり…。

脳みそをフル回転させて、
配慮、配慮、を進めたいですね。
でも、車の運転中にそういうことを考え始めると
よくないんだよな…。
気をつけないといけません。

そんなことを考えつつ、本業の話です。
イエティ苫小牧、本日も、実にラヴな感じでした!
これからも、うまくやっていきたいものです。
http://blog.goo.ne.jp/yeti-club/d/20081129


ゆきやまキャンプ

2008-11-25 20:38:25 | うえだんな


本日、室蘭と登別の小学校に、
ゆきやまキャンプのチラシを配布しました。
明日は、苫小牧の小学校に届くように配布する予定です。

このキャンプ、室蘭にある白鳥ヒュッテ、というところに
泊らせていただく予定です。
ヒュッテには、一瞬コワモテ、でも底抜けに優しい
管理人さんもいて、とても安心です。
テツの街・室蘭らしく、薪ストーブではなく
コークスストーブが、みんなをあっためてくれます。

そして、今年は、条件がそろえば…。
なんとか、冬の室蘭岳の頂上に立ちたい!と
ひとり勝手に息巻いております。

室蘭岳の頂上から、そりで滑ってこれるかなあ。
無理かなあ。でも、やってみたいなあ。
山いっぽん、そりで降りてくるなんて、できたらいいなあ。
無理かなあ。でも、やってみたいなあ。

また、妄想が勝手に…。

ということで、
こんな活動にご興味のある方は、ぜひお申し込みください!

ちなみに、昨年度の活動は、こちら。


小屋に行こう 

2008-11-24 13:12:52 | うえだんな
無類の小屋好きです。

ふぉれすと鉱山にいたころ、一回小屋作りのまねごとをして以来、
何かにつけて「小屋、作りましょうよ」といろんな人に言ったり、
あちこちの小屋を訪れては「あそこはいい、ここはすごい」と
興奮しております。

確か、小学校3年生の頃の文集に、将来の夢は「大工」と書いた覚えがあります。
それが、巡り巡って…、大工にはなれていないけど、
その手前(おじさんたちに、ダイハチ、ダイナナと言われた)で
楽しんでいるのは、幸せであります。

なので、イエティの活動でも、自然と小屋に足が向いてしまいます。
11月のイエティ登別では、森トンハウスと白鳥ヒュッテ。
12月は、あの噂のカムイヒュッテに行きます。
そして、今週末のイエティ苫小牧は…。
白老にある、「NPO法人ウヨロ環境トラスト」の皆さんがおつくりになった
「トラストの森~ウヨロ小屋」へお邪魔します。

さっそく、今日下見に行ってきました。
トラストの森。今、白老にある、いろんなところから注目を浴びている森です。

ウヨロ小屋は、
美しく立派に育ったカラマツ林なかに、つつましく建ってます。

カラマツ林、というと、窮屈そうに植えられて、
足元には草がぼうぼうに生えている、遊びにくいというイメージでした。

でも、ここは違います。
適正に間伐され、とても居心地のよい林です。
林の下には、オレンジ色でふかふかの松のはっぱが敷き詰められ、
とても明るくてきれいです。
そして、コツコツと整理された薪が積み上げられ、
小屋の煙突からは煙がゆるやかにたなびいています。
カラマツの林も、ここまで心地よい空間にできるんだなあ、
と、とても勉強になります。

さらに、ウヨロ小屋にたどり着くためには、
フットパスという、いわば散歩道を歩いていかないといけません。
でも、その道は、とてもうまくできていて、
牧場の馬や牛、そしてサケの遡上までもを見ることのできる
なんとも楽しい道なのです。

馬~牛~サケ~そして、ウヨロ小屋、薪ストーブ、お弁当、たき火。
あぁ、なんて楽しそうなんでしょう!

下見をしながら、自分が一番楽しんでしまいました。

ということで、
11月29日、イエティくらぶ苫小牧校は、
フットパスを楽しんで「ウヨロ小屋」に行きます!
参加希望の方、ぜひお申し込みください!












登別の賢者たち

2008-11-21 10:19:02 | うえだんな
週に一度、
「自然ガイド養成講習」という講座をお手伝いしています。
北海道アウトドアガイド協会が編集した「自然ガイド」のテキストと
履修カリキュラムに準拠した講座を、半年で28回もやります。
毎週木曜日、18時から21時、場合によっては週末も使って
みっちりと座学と実習を進めていきます。

こんな、かなりの詰め込み感が出てしまった講習に
はたして参加してくれるのか…、みんな通ってくれるのか…、
かなり不安だったのですが、
始まってみると、まったくその反対で、
みなさんビシッと参加してくださっています。

まったく、嬉しいことです。

しかも、講習内容もかなり込み入ったもので、
ものすごい情報がシャワーのように降りてきます。
昨日の講習テーマは、リスクマネージメントだったのですが、
複雑な法律用語がバンバン出てくるわけです。
ぼくだったら、もうおなかいっぱい…という感じなのですが、
皆さんは前のめりになって、必死にメモを取っているわけですね。

まったく、素晴らしいことです。

そんな賢者たちが、登別にはいるんですね。
ぼくも、頑張らないといけません。



週末木こり

2008-11-15 21:27:16 | うえだんな
昨日は室蘭にある常盤小学校、
そして今日はイエティーズとまこまい、でした。

どちらも、施設の敷地内に、森を持っています。
そこから、森のものを頂いて活動をしました。

森から立ち枯れている木や、電線に引っ掛かりそうだという理由で
切り倒された木を引っ張り出して、
ティピィの柱にしたり、アスレチックの橋にしたり、
そしてご飯を作るための薪にしたりします。



イエティーズとまこまいはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/yeti-club/

このような、林床や風倒木・立ち枯れた木を整理して、
森の安全と機能を回復させるような
「子どもやその保護者による森づくり活動」に、
最近大変興味を持っています。

実は…。
木を引っ張り出したり、チェーンソーで木を切ったり、
たき火を起こしているのを楽しんでいるのは、
まちがいなく、子ども以上にそこにいる「大人」だということが
分かったんですね。

ティピィを立てるときも、いつの間にか子どもたち以上に
材料をたくさん集めてきたり、
チェーンソーの機能の高さに、俄然興味をもち始めたり。

こんな森づくりと自分の楽しみにつながるような活動、
週末…たとえば月に一度でも、
子どもも大人も集まって、ワイワイとできたらいいなあ。
「週末木こり」、いいんじゃなかろうか。

森も、子どもも、大人も楽しく、適正に木を除伐する。
除伐するだけでなく、出した木は、有効に楽しく使う。
子どもは、そこで遊ぶ。大人は、それを見守りつつ
自分も遊ぶ。

楽しそうだなあ。
常盤小の森、あるいはひかりの国幼稚園の森で、やれないかなあ。
そこで身につけた技能が、
苫東とか、そういう大きなところで生かせると
さらにいいね。

足湯ガイド

2008-11-14 22:01:27 | うえだんな
亀田公園にて、
今年度の早朝足湯ガイドに関わってくれたガイドさんの
反省会とお疲れさん会が催されました。

いやあ、みんなとてもよい顔です。
充実した顔で、
「あんなことがあった」「こんなことがあった」
と、いつ尽きるともなく話し込んでいます。

そんな心地よい雰囲気の中にいるのが、
とても幸せです。


微調整

2008-11-12 21:38:03 | うえだんな
5~6月の仕込みシリーズから始まり、
8月~9月の現場シリーズがひと段落し、
10月~11月の研修・セミナーシリーズを過ごしています。

と、きれいにシーズンが分かれるわけではなく、
常にいろんな準備と実施と評価と計画が折り重なっているので
いつもバタバタしているのですが、
ともかく、夏のグリーンシーズンと冬のホワイトシーズンのはざま。
一見現場数が少なく、時間に余裕がありそうですが、
どっこい、いろいろと細かい仕事をこなす日々です。

最近思うのは、
微調整、というか、メンテナンス、というか、調律、というか
そんなことをこの時期しなければいけないなあ、と思う時期でもあります。
夏の現場は、ガーっと突っ走り、
一心不乱にやっていく感じです。
それはそれでOKなのですが、一心不乱になるあまり
すぐ横にある小さなヒヤリに気がつかなかったり、
後回しにしたりしています。
そういうのが、じわじわと大きくなってきたりして、
「そんなはずじゃなかった」ということになってしまったり、
コミュニケーションがうまくいかなかったりする原因と
なったりするんですね。


なので、こんな時期だからこそ
「何か忘れてませんか」「やり残していませんか」
「優先順位をまちがっていませんか」と
自身に対して再確認や再調整をしないといけないのかなあ、
と感じています。

そして、すっきりと冬の活動、そして…
そうそう、来年度の計画を立てていきたいものです。




会議が3つ

2008-11-11 21:57:00 | うえだんな
今日は、会議のはしごでした。
白老、苫小牧、そして登別。
くるくる動き回りながら、次々と押し寄せる情報を
手際よく整理し、理解していかないといけません。

会議は、公な合意形成の場。
表面的に出ている言葉や文字だけで相手を判断するのではなく、
その言葉や文字を出している人の心の中にある思いや考えを
瞬時にかぎ分け、感じ、理解するするどい「感覚」と
平易かつ品行方正な言葉を吟味して発し、キャッチボールをする
「コミュニケーション能力」がすごく必要になってきます。

一瞬で流れていく、意見や議論、アイデア。
せまってくる、会議終了の時刻。
どこに落とし所を見出すか。
適度に盛り上げ、適度に交通整理。
シャンシャンと進めるのもいいけど、
でも、予定調和はできれば避けたい。

そんな、様々な思いを整理していく技術や技能は、
どうやったら身についていくのでしょうか。

自分の中に足りないと思われる「気くばり力」を
もっと高めないといけませんね。
空気を読むのは、本当に難しい。

つながる活動、活動のつながり

2008-11-10 18:41:52 | うえだんな
ふだんより、いろんな方々のお世話になりながら、
もろもろの活動を展開させていただいております。
22歳で苫小牧の地に降り立って以来、
立場はいろいろと変わりましたが、
はや10年以上もこの胆振の地にお世話になってきました。

そんな時間の流れを少し思い出してみると…。
その時その時はとにかく必死で、一心不乱にやっているのですが、
それが、どこか自分の知らないところでだれかの目に触れ、
いつしかそれが次の活動のきっかけとなったり、
遠くまわりまわって、10年ぐらい前に出会った人が
ここにきて「こんなことやんないかい」と声をかけてくれたりと
どこかでつながっているんですね。

今日も、そんなことを感じる出来事がいくつかありました。

そんな、つながりがつながりを産み、
それがぼくたちの存在意義を生み出してくれているのですね。

ありがたいことです。

今やっていることは、これから何につながっていくんでしょう。
楽しみです。



読書の秋、と言われますが・・・

2008-11-09 17:55:05 | うえだんな
本を読みたいと思っています。

読みたいと思っているのですが、なかなかまとまった時間が取れず、
ここのところ、一冊を読み切ることができていません…。

これではいけない!
「本は買って読め 家は借りて住め」との教えにしたがい、
一念発起して本を買いに行くのですが、
買った段階で満足してしまう、弱い自分がいたりして、
結局「ツンドク」が増えている状態です。

ということで、
昨日もわざわざ出かけて買ってきました。
「コモンズ」とは一体何なのか、が書いてありそうな本や、
森づくりのテキストブックや、林道の作り方が書いてある本、
そう、クマ牧場の前田さんが書かれた本も。

さあ、ちゃんと読み切れるかなあ。