キャンプ屋さんで里山暮らし 20年

茨城県北部の小さなファミリーキャンプ場からの便りです。自然豊かな里山暮らしの日々の気づきを綴ります。

梅雨前の里山暮らし

2018-05-26 14:48:43 | 里山暮らし

うっそうと木々は茂ってきました。
この時期、山にも里にも白い花が主流です。
濃い緑に映えんとしているのでしょうか。
野苺、野ばら、ドクダミ、山法師、卯の花、マタタビ、などなど。

ドクダミは名前と臭気からあまりいいイメージは
ないかもしれませんが、可憐な十文字の白い花といい、
ハート形の葉といい、中々素敵です。
別名、十薬と言い10の薬効がある漢方の生薬でもあります。

 

 

 

私の母は夏になると十薬を煎じたお茶を飲んでいました。
ですから、あの独特の臭気も気になりません。

今年は草ぬきを兼ねて、ドクダミを採って、干しました。
母が飲んでいたように、お茶にして、或いはお茶と混ぜて飲もうと思っています。

 

 
後ろの真竹の藪は、このところ毎朝夕、筍狩りの人が次々と入り、
重そうな袋を背負って帰ります。  
ドンドン採ってください。 大歓迎です。

ただ、みんな、藪の中の方に入って行って、キャンプ場の方に
進出してきている筍はあまり採ってくれません。

仕方なく、今日、私も3本ほど採ってきて、とりあえず、ゆでました。
シンプルに筍の土佐煮にします。
先日、ざるそばを食べに行きました。、
真竹の土佐煮と野蕗の伽羅蕗が添えてありました。
筍の煮物がとっても美味しかったです。

 

山椒の実がほどよく実ってきました。
摘んできました。
毎年、茹でこぼして、冷凍にしておきます。

夏に向けての、寝具や衣類の入れ替え、ストーブをしまい、
扇風機を出す、などなど、季節の変わり目の諸々の家事の合間に
自然の恵みをいただいて、里山暮らししています。