ウグイスが鳴いています。
隣のアジサイの木に巣をかけたあのウグイスかしら。
卵をくわえて引っ越しするってことあるのかしら?
やっぱり蛇に襲われたのじゃないかな~。
きっと別の場所に巣を作り、
卵を産むのでしょうね。生き物はひたすら前向きなもの。
淡々と命をつなぐことに励むのです。
草が日々伸びてきます。
洪水で流れてきた土砂の上に生えた草たちは抜きやすいので
ぼつぼつ抜きつつ、庭を歩いていると、イチョウの木の下に
点々と落ちているものがありました。
よく見ると小さな茎の先に2つなにやらついています。
こんなの今まで気が付きませんでした。
今年は砕石を敷いたばかりの上で目立ったのです。
上を見ると何と!まだ小さいながら銀杏の実がなっていました。
銀杏は2つづつなるのです。
無数に近い数の実が自然摘果で落とされているのです。
よい種を残すために。
去年落ちた銀杏の中で洪水で流されなくてこの地に留まったものが
発芽して小さな苗木になっています。
生き物は何があっても生き物、生き続けるのですね。
いよいよ5月になってしまいました。
全国緊急事態宣言が延長になりそうです。
人々の間にはすっかり外出自粛が浸透したのか、
田舎でも人も車も少なくなりました。
私はほとんど買い物にも出ないので、
一日一度は家の周囲を歩きます。
道端の雑草は育ち放題です。
遊歩道のもみじの若葉が目に染みるようです。
その木の中に鶯が盛んに鳴いています。
もう巣作りが始まっているのかも。
そんなに鳴けばホトトギスが托卵にやって来るよ。
もしかしたら鶯にとってホトトギスが来ることには
何かメリットもあるのかも!?
木の下に落ちた種から発芽した小さなモミジが出ていました。
少し前まで、黄色いタンポポ畑だったところは
草刈り機が入ってしまっていましたが、
他ではタンポポはまだ飛ぶ前の綿毛のぼんぼりです。
思わず手に取って、息を吹きかけて飛ばしてみたくなります。
ステイホームのお達しが功をなしているのか、
29日は118号線も他府県ナンバーの車がほとんど走っていませんでした。
道の駅川プラザも土日は休みで、平日も直売所以外のところはクローズされています。
常陸大宮の公園や川辺も進入禁止になっています。
コロナ拡大防止のため、皆、外出を自粛しています。
みんなでコロナを抑え込みたいものです。
きっとその先には希望の日があるはずです。
明日はもう5月です。山の緑は日に日に濃くなってきました。
遠目には見えませんが、山藤の蕾も少しづつ伸びてきていることでしょう。
孟宗の竹藪ではタケノコが出ています。
ワラビももうシダになろうとしています。
例年、GWは田植えの日。
都会に出ている息子や娘が家族で、おじいちゃん、おばあちゃんを手伝いに来るのですが、
今年は帰省自粛ですので、手がなくて大変です。
ご近所で支えあうのも高齢者ばかりの限界集落では難しいです。
孫子が来てくれるのは楽しいけど、何かと疲れますから、
それぞれの家で骨休めの時と思ってほしいです。
早くから、厳しく規制していた国は感染拡大のピークも過ぎたとして、
そろそろ、規制を緩めているようです。
日本もそうなりますように、祈っています。
ついに常陸大宮市も緊急非常事態宣言が出ました。
出来る限り外出自粛しています。
昨日は大雨、大風、洪水注意報が出るほどの大荒れの天候。
ある意味、これは皆、家で静かにしていなさいというどこからかの声。
久慈川の水位を気にしながら、LineとPCとFMを相手に引きこもりの
一日でした。
幸い洪水にもならず今朝を迎えました。
午前中はまだ風が強かったけど、
午後はおさまったので、家和楽を一周してきました。
河原に下りた車が砂利にはまって立ち往生していました。
横浜ナンバーでした。近所のご主人がマスクをしてシャベルを貸して
引き上げるのを手助けしていました。
他府県の車が増えてきていると、地方では懸念しています。
じっと家に閉じこもっているのも早、限界?
3密避けて、空気のいい、自然の中に行きたくなるのはわかります。
でも、いましばらく出歩かない方がいいのでは。
車移動だからいいのじゃないかと言っても、
途中、食べ物を買ったり、トイレ休憩などもあるでしょうから。
一人一人が注意して、COVID19の拡大を防ぐべく心掛けましょう。
春はまたまた進んでいました。
梅の実がもう出来ていました。
イチゴの花です。
ドウダンツツジ も サツキ も咲いていました。
写真を撮ったのですが、ここに挙げると、
どうしても横向きになってしまいますので、
載せないことにしました。
山の雑木がそれぞれの色の若芽を吹き出しています。
コロナがおさまって、家和楽の自然をみんなで楽しむ日が
早く来ますように祈っています。
先日ミズバショウを見に行ったので、
今日は舟生(家和楽の隣の集落で久慈川の向こう)に
カタクリの花を見に行ってみました。
舟生沢に沿って少し上ったところの崖に毎年2,3輪咲くのです。
元々自生していたのではなくその近くの方が移植されたとのこと。
今年も、2株咲いていました。よく見るとその周囲に葉だけの株が
いくつもあったので、来年はもっと沢山咲くかもと期待しています。
途中、二輪草が群生しているのも見つけましたが、沢沿いで写真が撮れませんでした。
舟生沢のせせらぎと野鳥の声を耳に澄んだ空気を胸いっぱい吸って
5000歩程歩いて来ました。コロナで家に閉じこもり、気が重い日々ですが、
自然そのままの道を歩くことが出来る田舎暮らしをしていてよかったです。