キャンプ屋さんで里山暮らし 20年

茨城県北部の小さなファミリーキャンプ場からの便りです。自然豊かな里山暮らしの日々の気づきを綴ります。

赤星ゴマダラ について

2020-09-26 20:22:06 | キャンプ場だより

この子は何度見に行っても、羽が伸びないで
空の蛹の下にぶらさがったままです。
寒いからかもと、思って枝を切ってうちの中に持ち込みました。

明日、朝になったら、部屋を飛び回っている・・・
そんなことはないかも。
樹液も飲めないから、死んでしまうのじゃないかと思っています。

気になってウェブ検索で「赤星ゴマダラ」をあれこれ見てみました。
在来種のゴマダラと食草で競合するから外来種の悪者とレッテルを張られている
ようですが、そうでもないとの記事もありました。

赤星ゴマダラは日本ではもともと奄美大島にはいたのだそうです。
それは中国南部にいるものとも、台湾にいるものとも違うとのこと。
3種の亜種がいるわけですが、調べると関東で見つかったものは、
中国のとDNAも羽の模様も同じだそうです。
どうやら、人によって日本に持ち込まれたらしいとのこと。

では、本当に在来種の敵かと調べられた結果はまだ決めつけられないとのこと。
在来種のゴマダラやオオムラサキは高木のエノキの葉を食べるそうです。
ところが、赤ゴマは低いエノキの幼木に付くとのこと。

そういえば、私が見つけたのは、巨木のエノキのそばの、小さな低い木でした。
写真でもわかりますが、確かにエノキです。
種が落ちて出て来た幼木です。
在来種と競合しない。外来種といえどもそういう点では悪者と言い切れない。
ということでした。

セイタカアワダチソウが極悪外来種だと一時騒がれていましたが、
あまり蔓延って自家中毒的に一時勢力をなくしました。
パニックになって、駆除してしまおうというのは、差別と偏見では。

あの子はどうしてるかと、見てみると、相変わらずです。
とりあえず、枝を挿している容器の口まで水を入れておきました。
もし、飛び立てたら、水でも飲んでくれればいいと思って。

 

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赤星ゴマダラチョウ の 羽化

2020-09-26 12:46:38 | キャンプ場だより

キャンプ場のシンボルツリーともいえるエノキの大樹は
四季折々さまざまな虫たちの集まる木です。
タマムシ、ゴマダラチョウ、オオムラサキの幼虫はこの木の葉を
食べて育ちます。

今朝、木のそばでゴマダラチョウらしい蝶が空のさなぎの下にぶら下がっているのを
見つけました。 まだ羽が伸び切っていない状態でじっとしていました。
すっかり羽がのびて飛び立てるようになるまでには、まだまだ時間がかかりそうです。
その後、たびたび見に行っています。
もう3時間以上経っているのに、まだ羽はのびきっていません。
よく見ると、羽の下の方に赤い点々がありました。
赤星ゴマダラではありませんか。



外来種です。
茨城県では2011年に見つかったとか。
植物でも、虫でも、動物でも、外来種と言うと悪者扱いです。
日本の在来種を守るため、それらは駆除されるべきらしいですが、
私にはその考えがどうも釈然としません。
来てしまったのだから、仕方ないではないか。
コロナだって世界中に広まってしまったからしかたないではないかと
思います。

    ***        ***  





今年は、10月1日が中秋の名月だそうです。
お天気がいいといいですね。

  ****        ****

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連休明けの9月23日 

2020-09-23 21:14:05 | キャンプ場だより

秋分の日が秋のお彼岸の中日。
中日の前後7日がお彼岸だというから、今日はまだお彼岸。
今日、ゴミ出しのついでに家和楽をちょっぴり歩いたら、彼岸花が並んで咲いていました。
洪水で球根が流されたわけではなく、ちょっと咲き遅れただけだったのかもしれません。
まだお彼岸中。なんとか間に合ったわけです。

 

台風12号が来ています。 
上陸は免れたけど、24,25日の大雨は免れることはできなさそうです。
風も強いかも。
祈りつつ、家に籠っています。
コロナで家に籠ることには、もう慣れていますから。
一応、ガソリン満タンにし、ラジオに電池を入れました。
去年の台風19号がトラウマになっているようです。
でも、備えあれば憂いなし。

          *** ◎ *** ◎   ***

PS: 9/25  台風12号はそれ、雨も小雨程度でした。 よかった! 
   備えが効いたのか、祈りが届いたのか。

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敬老の日 

2020-09-21 12:27:43 | キャンプ場だより

いつからか敬老の日が 9月15日 でなくなりました。
主人の父は 9月15日 生まれです。
高齢者になって 敬老の日 を祝われると、いつも敬老であるべきだ。
なにが、めでたい!
敬老の日は老人を軽んじる日だ言っていました。

私も敬老を祝われる身となりました。   
義父の気持ちがわかります。
100歳になったら、素直にありがとうが言えるかな!?

       ~ ~ ~ * * * ~ ~ ~

リニューアルオープンとHPに入れましたら、早速、予約を入れてくださった
リピーターさんがありました。
いつオープンになるかと、毎日ブログを開いて下さっていたそうです。
台風19号の被災の後、コロナ禍。 
又、台風シーズンが来ました。"withコロナ"の状態はいつまで続くかわかりません。
何があるかわからないのは、今始まったことではありません。
被災1周年です。 10月15日からオープンです。
コロナ対策しつつ、皆様のご来場をお待ちしています。

      ~ ~ ~ * * * ~ ~ ~

先日、草刈りをしてもらいました。
オープン頃には又、草が伸びているでしょうが、、、。

 

 

刈った草を熊手でかき集めていると、クルミの木の下に
半分に割れた殻があちこち落ちていました。
尖った先の方にやすりで擦ったようなあとがあります。
リスです! 
木の上を見ると、南の枝は見事に虫食いで葉がほとんどありません。
クルミはブドウの房のように生ります。
いつもなら、大きな房が重そうにぶら下がっているのですが、
今年は一粒一粒の実も小さく、房も軽そうです。
もしかしたら、どこでも、不作なのかも。
だから、うちにリスが来ているのかもしれません。


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秋のお彼岸

2020-09-19 21:27:13 | キャンプ場だより

暑さ寒さも彼岸まで。
そんな気もするし、そうでもない気もする。
今日は曇っていて、時々雨がザーっと降ったけど、しのぎよい一日でした。
もう秋分なんですね。

いつも彼岸花はどうしてお彼岸を知るのかと思うほどこの時分になると
咲きますが、うちの周囲では今年はほとんど見ません。
洪水で泥を被ったからか、球根が流されたからからかと思いましたが、
洪水被害がなかったところでも、あまり見ないとの声。
気象のせいで遅れているだけなのかしら?

   一本だけ!



いつもは、この家和楽のそば畑の前に赤い彼岸花が並んでいたのです。

 お蕎麦の白い花。



空き地には今までになく菊芋の花が咲き誇っています。

        ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

そろそろキャンプ場の再開を考えています。
そのためまずHPのリニューアルが必要でした。
今日、新しいHPがアップ出来ました。
”キャンピングガーデン家和楽”で検索してみてください。

 

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