目に染みる青葉。
その青葉をゆらす、さやさやの薫風。
ゴールデンウイークです ♪♪
カジカガエルが歌い、雉がケンケンと鳴いています。
ウグイス、シジュウガラ、他、いろんな野鳥の声が耳に届きます。
のどかな里山の小さなキャンプ場に今年のGWもお客様を迎えることが出来、うれしいです。
風そよぐ青葉の季節。 クヌギやクルミの若葉も日に日に茂ってきます。
でも、まだ、雄花は、落花真っ盛りです。
キャンプ場入り口のドライブウエーは掃いても、掃いても、花カスだらけ。
その中に、見つけました! クヌギの若葉で作られたオトシブミです。
クヌギ製
何年か前までは、ケヤキの木の下に沢山落ちていたオトシブミですが、
ここ何年かはクヌギの木の下にも見つかるようになりました。
クヌギのオトシブミは短いずんぐりした揺籃を作ります。
ケヤキの方は細く長めのを作ります。
ケヤキ製
葉の違いによるせいか? オトシブミの種類?個性?器用さ?によるのか?
揺籃は見つけても、成虫には中々出会えません。
ここは川辺で常に湿気があるからか、 木の幹にグレーっぽいコケ?カビ? が着いています。
古木の梅の木に着いているのは絵になりますが、
太いデンとした木の幹をすっかり覆うようにして着いていると
何とかしないと終いに木が枯れるのではないかと不安になります。
週末に、GWに向けて施設の整備を手伝いに来てくれた息子が、バンガローを水洗いしていて
ベランダの柵の上に先述のコケ?カビ?が生えているのに気づきました。
生きている樹木でなくても生えるのですね!
うちの横の用水路のところのガードレールにも着いています。
気になって検索してみました。
「幹や小枝などに付く蘚苔類あるいは地衣類は、着生植物と呼ばれ、その言葉どおり、寄生しているのではなく、単に枝・幹に着生しているだけです。そのため、ツツジなどの樹木から養分を吸収することは全くなく、木に被害を与えていません。そのため木の衰弱の原因ではありません。」他、云々。
生木に寄生して養分をとって育っているわけではなく、何らかの条件がそろっていればどこにでも着生するようです。
昨日、息子はバンガローのベランダに「着生」していたこの植物をサンドペーパーで削り落としてくれました。
今日、私はそこにペンキを塗りました。
他にも着いているところがあるので、私もペーパーをかけようかと思いましたが、
電動のサンダーを使うことにしました。
雑多なモノたちが収納されている床下(高床式の家ですので、下の一部を仕切って物置にしているのです)に
久しぶりに入ったので、ちょっと片付けなどもしました。
すると、グレーの卵の形のものが2個、古いブルーシートの間にありました。
それを見て、ゴムで出来たおもちゃの卵だろうと思い、捨てようとしたところ落ちて割れました。
干からびた黄身があるではありませんか!! 本物のタマゴだったのです!!
こんなところに卵を産んだのは誰!? 鳥?蛇? 巣材は全くありません。
いろんな生き物が私たちのキャンプ場に来ているようです。
相互に害がなければ、共に生きるのは里山暮らしの豊かさなのでしょう。
卵が無事に孵かなかったのは残念だったけど。
当キャンプ場の今年度の営業は4月14日からでした。
リピーターさんが来られる予定でしたが、雨風が強いとの予報で、来場は見送りになりました。
結果、この土曜日のお客さんが今年のオープン初のお客さんとなりました。
この週末は夏のような気温になるとの予報で、熱中症に注意!と報じていました。
土曜はそれほどでもなかったけど、日曜は暑かった!!
日曜日はワンちゃん連れのデイキャンプのお客さんをお迎えしていましたので、
ワンちゃん達がバテないかと心配しました。
でも、ペットも飼い主の方々も元気で楽しいひと時を過ごされたようです。
今年の春は早く来て、花たちは目まぐるしく、次々咲き競い、あっという間に、
新緑の候となりました。
もうツツジや、藤、ハナミズキ、など5月の花々が咲いています。
次の週末はもうゴールデンウイークの始まりです。
4月29日、5月3,4日はたくさんのお客様をお迎えします。
程よいキャンプ日和となりますようにと祈っています。