キャンプ屋さんで里山暮らし 20年

茨城県北部の小さなファミリーキャンプ場からの便りです。自然豊かな里山暮らしの日々の気づきを綴ります。

4月27日 満月です。 

2021-04-27 18:22:34 | キャンプ場だより

2月の27日に朧月をアップしました。
梅が散り始めてました。菜の花も桜もまだで、カエルの声も聞こえていませんでした。

昨日、満月の前の日でしたが、明るい真ん丸のお月様が出ていました。
何時頃だったか? やはり朧月でした。
3月の満月は見逃しましたが、
あの”菜の花畑に入日薄れ♪♪”の童謡はいつを歌った歌なのかしら?
3月?4月?
今年の家和楽では、もう八重桜も菜の花もそろそろ終わりです。

今月の満月はピンクムーンと言うそうです。
ピンクの花が咲くころのフルムーンだからだそうです。
アメリカインディアンがつけた名前ですって。

  2月27日の満月

  4月26日の満月

25日は昼間天気が崩れ、激しい雨と雷、おまけに雹まで降りました。
1時間半ほどで晴れてきましたが、
デイキャンプに来ておられたお客さんはワンちゃんが怖がるのでと言って、
気の毒なことに早々引き揚げられました。
その夜、今年初めてのアオバズクの声を聴きました。
青葉の頃、やって来る渡り鳥です。

近所のお蕎麦屋さんのこいのぼりが上がりました。
去年は桃が咲くころから上がっていました。
風の向くままにのびのびと泳いでいる立派な鯉の家族
はこの地ならではだと思います。

 

 
 上は今年のこいのぼり  下は去年のこいのぼりの写真

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田んぼに水が入る。

2021-04-20 17:39:13 | キャンプ場だより

二、三日前から田んぼの土が黒くなってきて、
シュレーゲルアオガエルの声を聴くようになっていました。
アマガエルは木の上や草地で体に似合わない大きな声で鳴きかわしています。
久慈川では、カジカガエルが朝と言わず夜と言わず、美声で歌い続けています。

さっき、家和楽を歩いて来ましたら、田んぼが水鏡になっていました。
浮草もあるではありませんか! 
アメンボが水面を滑っていて、その下にはオタマジャクシもいました。
針のように細いのも、ぷっくらお玉もいました。

23年前の5月にこの地に越してきたのですが、
この地の夜のカエルの大合唱に都会っ子だったそのころの愛犬、クマは
すっかり怯えて、夜、おしっこ散歩に行かなくなったことを思い出します。

             

コロナは衰えを見せません。
不要不急の外出を自粛するようにと茨城県知事も言っています。
新緑の季節は出かけたくなるでしょうが、家の近くにも緑の季節が
認められるはず。小さな、あるいは新しい発見を楽しんでください。
早く感染拡大が収まるように祈っています。





上の写真は同じ山並みの春と秋の姿です。少し前は雑木の芽吹きが
色とりどりで、眠っていた木々が伸びをして起きてきたようでしたが、
今はすっかり新緑となり、杉の深い緑と対比しています。
秋はまさに山装う。でも、この雲が紅葉の山もすぐ葉を落とし、
再び眠りに着くのを暗示しているようにみえます。

 

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カヤネズミ

2021-04-13 18:00:34 | キャンプ場だより

私と主人がこの地に移住してきたのは1998年の5月。
この5月で丸23年!!
過疎化が進んでいた県北の地に来た私は早速
Iターン移住者として、里山ブログを書くように頼まれました。
その時のハンドルネームがカヤネズミ。

ここに移ってすぐの頃、草刈りをしておられたお隣の方が
まん丸の野球ボールのような草の塊を見せに来て下さいました。
中に小指よりも小さな赤ちゃんが 5,6匹入っていました。
カヤネズミの巣だったのです!
それが私のカヤネズミとの出会いです。
親ネズミとはまだ出会ったことがないのですが、本やネットで見ました。
体長5~7cm。草の実や昆虫を食べるとか、でも大きな昆虫に逆に食べられそう。

バードカービング教室に来る方で北君田(高萩市)に住んでいる方から
空になった巣とその写真をいただきました。

  

  
    (左上がカヤネズミの巣。下はウグイスの巣。)

私が作った木彫りのカヤネズミです。

  

ちなみに、私は鳥の巣も大好きです。
キャンプ場の受付の棚にウグイス、メジロ、ヒヨドリ、ホオジロの巣を
カヤネズミの巣と共に飾っています。

  

 

 

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キャンプ場のバードカービング教室

2021-04-09 17:08:27 | キャンプ場だより

主人が、水戸の野鳥の会の方に野鳥彫刻を教えてもらいに行ったのは、もう15年も前の事です。 
その先生にうちで教室を開いてもらいたいと申し上げたら、もう歳でそんな遠いところには行けないとおっしゃって、常陸大宮に住んでいらっしゃる若い先生を紹介してくださいました。 
ここで教室を開いて、もう10年以上経っています。
川の鳥、山の鳥、里の鳥の姿が見られ、声も聴けるここの自然の中の教室を
気に入ってくださって、今、5人の生徒さんがいらっしゃいます。(うち一人は私ですが) 

寒い時期は、管理棟内で作業しますが、先日から外で行っています。
興味のある方は見に来てください。 
原則的に教室は第1、第3土曜日の10時~12時です。


カワセミ  




オシドリ♀


オオヨシキリ




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芽吹き・・・新緑へ

2021-04-09 16:16:23 | キャンプ場だより

桜が終わり、桃、杏、海棠、その下には山吹、雪柳が咲いていますが、それももうすぐ終わりで、辺りはひたすら緑に向かっています。
山並みの雑木の新芽は色とりどりで、日に日にもこもこ膨れ上がってきます。 
まさに山笑う。




うちの自慢のエノキの大木は細かい地味な花盛りで、その花が地面を覆い始めました。 
すぐに芽吹き時のパステル調は終わり、新緑は深緑となることでしょう。

昨今、世の中は目まぐるしく変化して、私なんかついてゆけない!と思いますが、自然もこんなに目まぐるしく日々変化して行くのは昔からだったかしら?
要は私がスローになっているってこと? 加齢?



草も大急ぎで伸びてきています。連休前に草刈りを頼みます。
来てくださる方が先日下見に来て、タラの芽を持って来て下さいました。
ワラビ、ぜんまい、etc. 春の山菜摘みは地元の人々の春の喜びです。
ここは熊はでないけど、山菜採りには気を付けて! 
年も忘れて夢中になって、事故ることないよう祈っています。

 

 

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