キャンプ屋さんで里山暮らし 20年

茨城県北部の小さなファミリーキャンプ場からの便りです。自然豊かな里山暮らしの日々の気づきを綴ります。

深まる奥久慈の秋

2014-10-30 11:55:24 | 自然

刻々と移り変わる秋の風情を五感にとめておきたいと思うと外で過ごす時間が多くなります。
外に出ていることが多くなると、家の仕事に追われることになり、PCの前にのんびり座っていられなくなります。
結果、2週間以上もブログの更新が出来ませんでした。 m(__)m

もう今週末は11月です。
家和楽の木々も随分秋色になってきました。
お天気のいい日は朝夕気温がかなり下がります。
この温度差が山を色とりどりに染めるのです。

       10月25日 裏山の雑木

                10月27日 遊歩道のモミジ

                           10月27日 家和楽野球場のイチョウ
  10月26日 キャンプ場のケヤキの木

     10月27日 キャンプ場のエノキの落ち葉
               
気温が低くなると川の水が澄んできます。
今月半ばの台風で水嵩が上がった折、どっと鮭が遡上して来ました。
ここより上流に上ってゆく元気な鮭もいますが、この辺りがちょうど産卵に適した場所らしく
家和楽の浅瀬で何匹ものオスの鮭がメスを囲んで産卵バトルを繰り広げているのが見えます。
もうそのピークも済んだのか、無事、命を次の代につなぎ終え事切れた鮭の姿が日に日に増えてきました。
鮭にはご苦労さんとは思うものの、昼間暖かくなると辺りに漂う魚臭には毎年ながら閉口しています。

    
 浅瀬の川底をヒレで掘って産卵場所をつくる鮭の雄はもうヒレも身体も傷だらけです。 鮭、見えますか?

         

2日ほど前、木枯らし1号が吹いたとか。 
幸いここら辺は「北風ピープー」でもありませんでしたが、「サザンカ」は満開です。
「落ち葉」もいっぱい。
サザンカが咲くと「サザンカ、サザンカ咲いた道。焚火だ焚火だ、落ち葉焚き。♪♪♪」と鼻歌してしまいます。
落ち葉を掻き集めて、ホームカマドに入れて焼き芋を作る楽しみ、幸せの季節です。

   キャンプ場の八重咲きサザンカ

          農村公園の一重のサザンカ

               一重の白花サザンカ

   お茶の花

サザンカは山茶花と書きますが、確かにお茶の花とサザンカの花は似ています。
お茶の花は白です。白の一重のサザンカの花はお茶の花を大きくしたようなものです。
ちなみにうちのサザンカはピンクの八重ですので、お茶の花よりバラの花に似ているかも。

                     
                   こんなに花満開の茶畑ってあまり見たことなかったように思います。





 

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体育の日の連休と台風19号

2014-10-14 16:45:23 | キャンプ場だより

11日、12日は3連休のお客様の予約がかなりありましたが、台風19号を懸念してキャンセルもありました。
最近の天候はキャンプのみならず折角早々計画し楽しみにしていたお出かけを躊躇させられがちです。
川辺のキャンプは特に少しでも不安に思ったら、中止にすることをお勧めします。無理は禁物です。

11日は台風はまだまだ遠く、こちらは素晴らしい晴天に恵まれました (^^♪(^^♪
前の台風18号の増水で川も河原もすっかり清められ、澄んだ流れは程よい速さと水量で正に清流久慈川でした。

   

キャンピングカーで3匹のワンちゃんをお連れになったお客様は、やはりキャンピングカーの犬連れのリピーターのお客さんのHPに「20回も行った。」という記事があったので、どんなところかと興味を持って来たとのことでした。
お天気が良かったことが幸いして、満足してくださいました。 また、春にご来場くださるそうです。

11日はどちらかと言うと大人の個性派キャンパーが多く、小さなキャンプ場にぴったりのとても落ち着いた雰囲気でした。 男体山を登ってから来場になった大人の静かな3人組。福島に単身赴任のお父さんと千葉に住むお母さんと子どもたちとワンちゃんが当キャンプ場で合流という家族。かっこいいライダー達の6人グループ。などなど。 先のお父さんは自転車で来られました。7時間かかったそうです。 みんなスポーツの秋を楽しむ人たちでした。

   

       

            

12日のお客様は13日の天気が微妙ではあるものの、バンガローだからたぶん大丈夫だろうと、予定どおり来場、バーベキューと温泉をエンジョイして、翌早朝、男体山ハイキングに向かわれました。 お天気は快晴とは言えませんでしたが、雨に降られることもなく山歩きを楽しんで帰路に着かれたことと思います。

12日は家和楽の「歩こう会」があって、主人も参加して、磐梯朝日国立公園浄土平に行ってきました。
あちらはお天気は抜群で、素晴らしい紅葉と雲海が見られたそうです。山の上からみた五色沼の写真がとってもきれいでした。 

西日本では台風で大荒れの3連休で大変気の毒でしたが、ここ家和楽は懸念されていた13日夜半の雨もたいしたことがなく、久慈川の増水も18号の折よりも少なく済みました。 
12日、「備えあれば憂いなし。」と唱えながら、洪水になっても後片付けが楽なように、バンガローのテーブルをベランダの柵にくくりつけ、流れそうなものを物置にしまい込み、物置などの中の濡れては困るものを高いところに上げ、私は一人で大働きしました。大した筋トレの日となりました。

   

    

   上は今回の台風により増水した久慈川。 又々、河原は消えてしまいました。
  水量の多くなった川には鮭がどんどん遡上してきています。

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台風一過

2014-10-08 09:40:54 | 自然

私たちは久慈川沿いのキャンプ場ですので、大雨、台風の度に洪水を心配します。
今回の18号は私たちには幸運なことに何の支障を及ぼすことなく過ぎ去ってくれました。 
5日から降り始めた雨は翌日お昼にはピタリと止み、
午後はすっかり洗い清められた爽やかな台風一過の空気を胸いっぱい吸い込み、青空を見上げることが出来ました。

 管理棟2階ベランダから見た川。午後3時。
     
  川原は消え、堤防の階段30段中15段まで上がった水位。

                        盛金富士



刈り取った後、おだ掛けで天日に干してあった刈穂は台風の前に降ろされ脱穀も済んでいました。
刈り取りが済んで数日後には稲株から早、葉が出て来ていました。 お米の逞しい生命力!!
この大雨で刈り田は苗代のように水が溜まり、丸で田植えが済んだ後のような景色となりました。

 

       6日の月。 
      8日は満月、しかも皆既月食とのこと。雲が出ませんように。
                          

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