うちの小さなキャンプ場には大きな樹が何本かあります。
入口のドライブウエーの前にブランコが下がっている大木はエノキです。
この木は人にも鳥にも虫にも、その他のさまざまな生き物に
とってなくてはならない木です。
夏には素晴らしい木陰を作ってくれます。
秋には金貨のように輝く葉を降らし、黄金の絨緞を敷いてくれます。
晩秋になると小さなオレンジ色の実が落ち、鳥たちのごちそうになります。
エノキの葉を食するモノがいろいろいます。
タマムシ、ゴマダラチョウ、オオムラサキなどです。
先日、お隣のご主人からラインで写真が送られてきました。
物置の片付けをしていたら、大きなきれいな蝶がいたとのこと。
それはなんとオオムラサキでした!!
去年の冬、エノキの根元にオオムラサキとゴマダラチョウの越冬幼虫がいないか
調べている人が来ました。 ゴマダラチョウの幼虫は見つかりましたが、
オオムラサキは見つけられませんでした。
でも、やっぱりいたのです!!
ところで、オオムラサキは日本の国蝶です。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
この間の連休に息子が来て、バンガローAの樋を掃除してくれました。
細枝や葉が詰まって縦樋の上の部分に草が生えていたのです。
脚立を使って、見てみると何と鳥の巣が出来ていました。
雨が降ったら、巣が水浸しになるでしょうに。なんでそんなところに!?
バンガローの屋根に覆いかぶさるエノキの枝が巣を守ってくれると思ったのでしょうか?
バードカービングの先生に巣を見せたら、メジロの巣でした。