昨日の書き込み 「2017 クリスマスの贈り物」 を開いてくださった方々の中には
「又、虫ネタ! 何がクリスマスの贈り物よ!」と、あきれた人がいたと思います。
特に、先日、本物のクリスマスの贈り物 「シュトーレン」 を送ってくださった Y さん が
見なかったことを願っています。 彼女は大の虫嫌いなんです。
この書き込み、その2 も彼女が開きませんように。
クリスマスデーの25日に、元水府で 柿の果樹園をご夫婦で営んでいる友達が
商品の「あんぽ柿」と 試作品の「柿チップ」と ホームメードの干し芋を持ってきてくださいました。
シュトーレンは都会からの贈り物でしたが、
あんぽ柿などは茨城の里山のクリスマスプレゼントでした ♪♪
彼女は、帰りがけに、エノキの下を見に行きました。
ブログを見てくれていたのです。
そして、早速、2匹のゴマダラチョウの越冬幼虫を見つけました !!
何と、2匹が1枚の葉に並んで休んでいました!!
しばらく眺めていると、その1匹が目を覚まし、
角を立てて、懸命に這い出しました。
お日様の熱を受けてか、不透明な落ち葉色だった体が透明感のある薄茶色になってきました。
こんな小さな虫が、賢く、懸命に、生きていることに、感動でした。
木の根元に落ち葉を積み、越冬している幼虫たちがこの冬を無事乗り越えられるようにします。
春に再び木を登り、緑の葉の上で蛹になって、羽化できることを祈りながら。
よいクリスマスでした。
今年の冬はいつもより寒いと思うのは私の齢のせい!?
晴れた昼間は風さえなければ、ポカポカ暖かいけど、3時を過ぎると 「寒ムム~~!」
そんな日の翌朝は0℃を下回り、バンガローの屋根は霜で真っ白。
落葉もお砂糖でフロストしたようです。
今日は年賀状作成で昼が過ぎても、家の中にこもっていました。
そこに、ピンポ~ン。
常陸大宮市史編さん専門部会員 自然部会 専門調査員を名乗る人でした。
うちのエノキの巨木に目を止めて、来られたのです。
木の根元の落葉の中に、オオムラサキの幼虫がいないか見てもいいかとのこと。
もう久しくオオムラサキを見ていません。 以前、メスが一匹休憩所のところに飛んできたのを見ました。
エノキの下でオスの綺麗な羽をみつけたこともありました。
エノキにはゴマダラチョウもやってきます。
これも最近は少なくなってきています。
調査員の方はトレーに採った落ち葉を1枚1枚丁寧に見ておられました。
一匹見つかりました。
オオムラサキではなく、ゴマダラチョウの幼虫でした。
幼虫はまだ葉が緑の間は樹上で葉っぱを食べ、枯葉になると木を降りて来て
根元の落葉の中で越冬するのです。
奥のエノキの木の根元でもう2匹見つかりました。 やっぱりゴマダラチョウの幼虫でした。
寒いからって外に出ることもあまりしなくなっているこの頃でしたが、
今日の訪問者のおかげで、オオムラサキの越冬幼虫を探すという楽しみを得ました。
2017年のクリスマスの素敵な贈り物でした。
好奇心旺盛なジョウビタキが、「落ち葉がえし」をしている私を見て、「何だ何だ?」
とやってきて、幼虫を見つけ食べてしまわないように、神様小さい命をお守りください。
奥久慈でも、1年を通じて営業しているキャンプ場はありますが、
私たちのキャンピングガーデン家和楽は12月1日から4月半ばまで冬季休業に入ります。
この地は大子ほど雪は降りませんが、凍結しますので、
毎日使わないトイレ、水場、シャワーの水道は止めて水抜きをしておかないと大変なことになります。
それゆえ冬季は営業していません。
12月1日、早速、施設内の水道栓を止めて、水抜き作業をしました。
毎年、完全に水抜きしたと思っても、どこか抜き忘れがあります。
その結果、シャワーのボイラーなどを傷めて、落ち込むのです。
今年こそは完璧に出来たんじゃないかと思っています。
場内の木はすっかり冬木となりました。
ついこの間まで、銀杏が黄金色に輝いていましたのに、
今や敷地中、落ち葉の絨緞です。
11月18日
11月19日
11月19日
11月24日
12月3日
12月3日
今朝、そろそろ本腰を入れて、落葉掻き集め袋詰めしなければならないと思いながら、
庭を歩いていました。
すると、何と、昨夜あるいは今朝、イノシシがサイトを歩きまわして、
あっちを掘り堀り、こっちを掘り堀りした様子!!
早く、落ち葉を片付けなければ、サイト中、穴だらけになりそうです。