キャンプ屋さんで里山暮らし 20年

茨城県北部の小さなファミリーキャンプ場からの便りです。自然豊かな里山暮らしの日々の気づきを綴ります。

桜・菜の花・春霞

2021-03-30 23:19:54 | キャンプ場だより

家和楽の堤防工事の一部は予定通り3月いっぱいで終わりです。
第2弾はいつからどこをどう手掛けるのか?まだ計画が住民には知らされていません。
グランドには土の山が陣取っています。
遊歩道の桜の木はなくなりましたが、グランドの周囲の一遍の桜は残されていました。
立入禁止になっていて花が咲いていないときはわからなかったのですが、
今、満開になっています。



うちの桜は1本は水で倒されてしまいましたが、もう一本は咲き誇るというほどではないものの
やさしく咲いています。山桜はもう葉のみになりました。
お隣のと後ろの山の中の桜がうちから見えます。



洪水で流された水仙の球根がお隣の敷地のあちこちに咲いています。
どこからか流されてきたからし菜も菜の花を咲かせています。
春たけなわ!



今日は先週ご来場くださったお客さんが、電車が見たくてとおっしゃって
又、来てくださっています。
2019年の洪水以来、水郡線は水戸から上小川までしか走っていませんでしたが、
先週?ぐらいから全線開通しました。

写真がピンボケなのは春霞のせい!? だと思っておいてください。



家和楽の遊歩道は?

2021-03-21 21:30:48 | キャンプ場だより

一昨年の大水で被害を受けて、家和楽でも河川工事が5年計画で進められています。
第一弾の工事はグラウンドとテニスコート前の遊歩道の部分の堤防嵩上げで、
今月中に終わる予定です。そこにつながるところの工事はまだこれからです。
キャンプ場はどのような影響を受けることになるのか!?

昨日、河原を歩いて工事を見てきました。
殺風景なこと! 今までは河原から30段の階段状の堤防の上が遊歩道になっていて、
桜やクヌギや杉、ヒノキが並木になっていました。つつじの植え込みもありました。
歩道は石畳でところどころに市の木や花、鳥の絵タイルが入っていました。

2m嵩上げされた堤防の上は歩けるようになっているのでしょうが、まだ入れないので
幅はどうなっているのかわかりません。

グラウンドは工事に使う土がいくつもの山になってます。
テニスコートも駐車場も使えるようになるのはいつのことか?

  

  

  


春は駆け足で

2021-03-16 22:22:30 | キャンプ場だより

催花雨が効いたのか、急に花々が咲き、草の緑が広がりつつあります。
洪水で運ばれてきた泥の上や、砕石がしっかり敷かれた地面から水仙やヒヤシンスなどの
球根が芽を出し、蕾や花までつけています。
いつ出て来たのかフキノトウはすっかり花が開いてました。

 
  刻んで炒めて蕗味噌にしました。

今日、16日は風もなく、暖かだったので、先日ヤマアカガエルの卵を見てきたところを
散歩してきました。カエルは山に帰って又寝ているのか、姿がありませんでした。
カエルさん、寝ている間に、春がどんどん進むよ。寝過ごさないように!

 
ミズバショウ

 キクザキイチゲ

 ツクシ


菜の花の手前の紫の花はホトケノザ


催花雨 

2021-03-13 11:49:18 | キャンプ場だより

ここは昨夜から雨、今日13日の土曜日は終日雨でしょう。
昨日から2泊のソロキャンさんがキャンセルもせず、ご来場くださっています。
さすが土曜日1泊のペアキャンさんはキャンセルなさいました。
無理なさらないのが一番です。
明日は晴れとの予報です。
ソロさん2泊でよかったのかも。 
中日はテントとタープの下での雨のアウトドア。それも又よしかな!?
明日はチェックアウトタイムを気にせず、テントを乾かしてからお帰りいただきます。

      ・・・    ・・・    ・・・   

今日の雨のことを、気象庁は「催花雨」と言っています。
春雨、菜種梅雨は聞きますが、催花雨は知らなかったです。
確かに、春の雨は草木の芽を膨らませます。
急いで通り過ぎる低気圧のもたらす雨は、春雨とも菜種梅雨とも言えないでしょう。

                 

梅が満開を過ぎた今、人々は桜の開花を心待ちにしているに違いありません。
家和楽の堤防の上の遊歩道とグランドの周囲の桜並木は洪水後の河川工事で
すっかりなくなってしまいました。堤防が嵩上げされるのです。
キャンプ場には3本桜がありましたが、1本は大水で根こそぎ倒されてしまいました。

日本人は桜をこよなく愛でます。
でも、コロナ禍が続く今年も長年見慣れたお花見風景を見ることはないでしょう。
コロナがなくても、もうあれは時代遅れかな?

    

昨日、当地の物産展で桜餅が出ていました。
私は桜餅と言うと道明寺のものと思っていましたが、いつごろからか
クレープ巻のものが出て来て、それもありとしていました。
ところが、この地で第3の桜餅に遭遇。
桜の葉で包んだピンクの柏餅です。
ちなみに、ここでは柏餅もちょっと違って、柏の葉でなく朴の葉を切ったので
巻いたものもあるのです。ところ変わればですね。


 

 


ヤマアカガエルのお目ざめ

2021-03-04 18:29:34 | キャンプ場だより

朧月夜の翌々日、家和楽の上の集落の田んぼに行って見ました。

そこの田んぼは湧水を取り入れ、農薬も除草剤も使わないカエルやイモリなどの
生き物に優しい田んぼなんです。
毎年、山からヤマアカガエルが降りて来て、そこに産卵します。。

行ってみると田んぼは干上がっていて、水たまりがほとんどありませんでした。
これじゃ無理だよな、と思って帰りかけると、
キャキャキャキャキャ~と鳥のような声が聞えました。

翌日は雨との予報でしたから、カエルも降りて来て、待機中だったのに違いありません。

予報的中!しかも午後は激しい驟雨。
きっとカエルたちは大集合して歓喜の歌を歌ったでしょう。
昨日は行けなかったけど、今日午後散歩がてら行ってみると

  (上の黒い塊2つが卵塊です。)

ありました! ヤマアカガエルの卵塊が水たまりにポコポコと。
満足して、帰ろうとしていると、又、キャキャキャキャキャ~♪♪
可愛い声で見送ってくれました。