先日は サマーキャンプ OB の Welcome back 。
今日は自然の中の Welcome back です。
ここでキャンプ場を始めたころ、テントサイト4の鬼胡桃の木に二ホンリスが来ていました。
その後ろの梅の木の枝を駆け登ったり、枝から枝へと飛び渡っているリスの姿が見られました。
胡桃の木の下には半分に割れたクルミの殻が落ちていました。
それがいつの頃からか、見られなくなりました。
キャンプのお客さんのためにサイトの落ち葉を掃き、クルミを拾い集めていたからかもしれません。
今年は、胡桃が熟し、種が硬くなって来るこの時期に雨の日が多く、お盆の後のキャンプ場は静かです。
沢山の実をつけた胡桃の枝が重たそうに垂れ下がった木の下は茶色くなった落ち葉で覆われています。
私はそれを”秋近し”の景色として目の楽しみにしていましたが、
奥のバンガローにお客様を迎える前の日、掃除するべきか否かと思いながら、その場所に行ってみました。
そして、嬉しい発見をしたのです。
リスが戻って来ているのです!!
リスが齧って割った鬼胡桃の殻があちらにもこちらにもあるではありませんか!!
(まだ固い緑の果実部分を細かく齧り砕き種を取り出した様子です。)
(左の黒く丸いものは果実部分が熟して腐ってきたところです。)
(黒くなった実から飛び出した種も落ちています。)
敏捷な動きとちょこっと座った可愛いリスの姿を、又、見た~い !!
テントサイト4は二ホンリスのサンクチュアリにして立ち入り禁止にしようかしら ?
今年のクルミの収穫は断念する !?
いいえ、胡桃は私たちにも貴重な自然の恵みです。
リスと野ネズミとカラスと私たちで分け合って収穫することにします。
これが 人と生き物が共存する ”里山暮らし” のあり方ではないでしょうか。
(胡桃って房状に実るのですよ。)
それにしても、リスが戻って来て嬉しいです。 Welcome back (^^♪ (^^♪
そういえば、今年は野ウサギも出て来たのです (^^♪ (^^♪
イノシシとハクビシンは、ウエルカムできません。
今日一日降ったり止んだりのお天気でした。
もう秋雨!?
数日前に1軒の家の田んぼにキラキラのテープが張り巡らされました。
いつも案山子を立てるお宅の田んぼには案山子はまだ立っていませんが、
鳥脅しの機械が人影と鳥影を感知するとキーキー警戒の鳴き声をあげています。
いつの間に蒔かれたのか?お蕎麦が10cmぐらいの苗になっています。
明日、主人はお不動さんのお祭りの準備に行きます。
昔は賑やかに太鼓の音が響き、お神輿も出たそうですが、
今は前日に、集落のみんなが参道の草刈と掃除をし、幟を立て、参道に明かりをつけ、お堂を開きます。
当日の夕刻、太鼓の音が聞こえると、世話人さんがお堂に来ておられる合図ですので、
お賽銭を持ってお参りに行きます。
そこでご近所の方々としばし交流し、程々で片づけてお仕舞。
集落の高齢化と少子化の結果でしょうか。 クズの花
ハギの花
ネムの種
いが栗
ウマオイ (たぶん)
ジャノメチョウ
「26年8月豪雨」の脅威に恐れ慄いているうちに、8月もいよいよ終わらんとしています。
今日26日は朝から小雨ながら雨が降ったり止んだりです。
ベランダの気温も午前11時で23度です。
お天気が生憎なのですが、昨日から3泊で高校1年生の4人グループが来場しています。
去年まで私たちが開いていました「家和楽子どもサマーキャンプ」の ”OB” である T 君が
友達を連れてバンガローのお客様となって来てくれたのです (^^♪(^^♪
T 君が始めて来た時、彼はまだ小学4年生でした。
家に帰って、「本物の木があるキャンプ場なんだよ!」と
場内のケヤキやエノキの巨木の印象をお母さんに伝えたとのことでした。
今回一緒に来たT 君と同級生の友達は、休憩所の丸太椅子に腰を掛けて曰く、
「雨の日も風情がありますね。」
ギターの弾き語りをする高校生はさすが感性豊かです。
久慈川べりのキャンピングガーデン家和楽での数日が楽しい高校1年の夏の思い出になると嬉しいです。
今年も又水戸のガールスカウトのみなさんをお迎えしました。
持参の薪と集めた落ち枝を使ってカマドで飯盒炊さん。
便利な生活に浸っている子どもたちにはよい体験です。
薪の火が当たるとお鍋も飯盒もススで真っ黒になります。
スカウトの皆さんはそれらをきれいにするのにクレンザーなどを使わず、抜いた草を使っていました。
食器も洗剤を使わないそうです。大きな羽釜をいつも持ってこられるのですが、これにお湯を沸かして、
洗った食器を煮沸消毒されるのです。
みんなで手作りした装置で流しそうめんを楽しまれました。
ガールスカウトなのにリトルボーイが混じっています!?
その日、バンガローに宿泊のお客さんのお子さんがちゃっかり仲間入りしていたのです。
お素麺と一緒にブルーベリーやスイカの小さく切ったもの、ミニトマト、キウリなども流れてくるので
彼はツユを入れるのも忘れ夢中でお箸を使っていました。
そしてちゃんとブルーベリーをゲットしていました。
スカウトの皆さんは2泊されましたが、初日、川の濁りがひどく、水量も多かったので
2日目の活動予定に入っていたカヌー体験が中止になりました。
翌日の川は思ったよりいい状態でしたが、それでも普段よりは流れが速かったと思います。
カヌーは来年の楽しみにしてもらいました。
釣り人は出ていました。 こういう時は釣れるのかしら?
庭の隅に茗荷が植わっています。
スーパーに売っている茗荷は花穂の若いものです。
花穂は背の高い葉茎の根元に出来るのですが、私はまだ花の咲いていない固い茗荷を見つけることが中々出来ません。
花が開いてからやっと気が付くのです。
東京にいたころは茗荷は薬味に使うもので、2,3本あれば十分だと思っていました。
この地ではどこの家でも籠いっぱいの茗荷が収穫でき、薬味の他、甘酢、糠味噌漬け、天ぷら、などなどにして沢山食べられます。 茗荷をたくさん食べると物忘れすると言われますが、そんなことはないようです。
丸のままの茗荷の天ぷらはとても美味しいです。
オリーブオイルで炒めてバルサミコ酢をかけて食べるのも美味です。
先日、TVの料理番組で茗荷の炊き込みご飯をやっていました。
茗荷を半分に切ったものと薄揚げの細切りを入れて、塩だけで味付けをしたご飯です。
私は昆布出汁とお酒を少し入れて作ってみました。
さっぱり夏向きで、とっても美味しいご飯が出来ました。もう2回も作りました。
寄る年波で夫婦ともにもの忘れが多くなっている昨今ですので、やはり美味しくても、そう度々、
茗荷ご飯は作らない方がいいかもと思っています。