春先から夏に入る前までは毎朝夕、オスの雉が農村公園からうちのサイトの上の堤防上を歩いて
奥の草地に入って行っていたのだが、この頃見なくなりました。 あまりケンケーンという鳴き声も耳にしません。
代わりに、メスの雉と子どもの雉4、5羽が公園の縁で何やらしきりに啄んでいるのを
見かけるようになりました。 子どもといってももう母鳥と同じくらいの大きさです。
ただ、尾がまだ短いです。
母さん雉です。
彼らは何気なくウロウロしているように見えますが、当たりの様子を伺いつつ、
道路を挟んだ向かいの背が高く伸びた草地に渡るのを朝夕の日課としているようです。
今日30日も、キャンプのお客さんたちが川遊びに出ておられる間、
うちの表のベランダから農村公園の方を見ていると、1羽の子どもが降りて来たかと思うと急いで
道路を渡って行きました。 残った子どもと母雉は何事もなかったかのようにツンツン何やら啄んでいる。
そうこうするうちに次の子が大急ぎで渡りました。 間に、車が来たり、人が歩いて来たりします。。
でも、全く慌てず、騒がず、静かにウロウロ、ツンツンしている。 そうして、ついに子どもたち全員が
渡り終えると、尾の長い母雉が悠然とボウボウに伸びた草の中に入って行きました。
この親子の雉の間に何らかのコミュニケーションがあるのかしら? 以心伝心!?
いつまで、この母子は一緒にいるのかしら? 歩く鳥と飛ぶ鳥は巣立ち方が違うのかしら?