この1カ月間に数冊読んだなかでも特に印象深い作品の一冊がこの「ミサゴのくる谷」だ。
ミサゴは日本にも生息する猛禽類の一種で、日本では留鳥として扱われているが、本書に登場するミサゴは、渡りをする鳥として描かれている。
舞台はスコットランドの牧場。この牧場にある大きくて古い一本のオークの木に巣を作っているミサゴ。
農場主の息子カラムと友達はこのミサゴをアイリスと名づけてそっと見守る。
アイリスはスコットアンドから西アフリカのガンビアまでいって冬を越し、厳しい渡りを生き抜いて再びスコットランドまで帰ってくることができるのだろうか?
書名 『ミサゴのくる谷』
著者 ジル・ルイス 訳者 さくまゆみこ
出版社 評論社 2013年6月初版 \1600∔税
グレード 小学校高学年~
本書の特徴として、児童書では今まで登場することのなかったインターネットの機能(グーグルアースやメール)を使いこなすことで、ミサゴの渡りを見守る大切なツールとなっていることだ。
著者はイギリスの女性獣医師で、さすがにミサゴの生態を実に詳しく書かれていて驚く。
大人の方も是非お読みいただきたい一冊です。
ミサゴは日本にも生息する猛禽類の一種で、日本では留鳥として扱われているが、本書に登場するミサゴは、渡りをする鳥として描かれている。
舞台はスコットランドの牧場。この牧場にある大きくて古い一本のオークの木に巣を作っているミサゴ。
農場主の息子カラムと友達はこのミサゴをアイリスと名づけてそっと見守る。
アイリスはスコットアンドから西アフリカのガンビアまでいって冬を越し、厳しい渡りを生き抜いて再びスコットランドまで帰ってくることができるのだろうか?
書名 『ミサゴのくる谷』
著者 ジル・ルイス 訳者 さくまゆみこ
出版社 評論社 2013年6月初版 \1600∔税
グレード 小学校高学年~
本書の特徴として、児童書では今まで登場することのなかったインターネットの機能(グーグルアースやメール)を使いこなすことで、ミサゴの渡りを見守る大切なツールとなっていることだ。
著者はイギリスの女性獣医師で、さすがにミサゴの生態を実に詳しく書かれていて驚く。
大人の方も是非お読みいただきたい一冊です。